VicOne×P3デジタルサービス「CES 2025」でAIベースの車載インフォテインメント(IVI)システムを保護する最先端セキュリティ技術のデモンストレーションを披露

~ドライバー向けのハンズフリー操作、ナビゲーションサポート、パーソナライズドアシスタンスなどの車載AIを保護~

VicOne株式会社のプレスリリース

 トレンドマイクロ株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長 (CEO) エバ・チェン)の子会社で、自動車向けサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーであるVicOne株式会社(ヴィックワン、東京都新宿区、最高経営責任者(CEO)マックス・チェン)は、車載インフォテインメント(IVI)サービスのリーディングプロバイダーであるP3デジタルサービスと共に、1月7日米国にて開催予定の「CES 2025」にて、AIベースの車載インフォテインメント(IVI)システムを保護する最先端セキュリティ技術のデモンストレーションを実施することを発表しました。

 「CES2025」ではP3グループのブースにて、P3デジタルサービスの主力製品の一つであるSPARQ AI音声パーソナル・アシスタントを保護する、VicOneの車載AIセキュリティ監視ソリューション「AI Guardian」のデモンストレーションが披露されます。

 P3デジタルサービスのSPARQ音声パーソナル・アシスタントは、ドライバーにハンズフリー操作、ナビゲーションサポート含むパーソナライズされたサポートを提供する、車載インフォテインメント(IVI)システムです。VicOne の製品「Smart Cockpit Protection」ポートフォリオの一部である「AI Guardian」は、このような AI搭載アプリケーションを、AIプロンプト・インジェクション、不適切な出力処理、サードパーティ製プラグインによるデータ漏洩から保護するソリューションです。

 P3の主力製品であるSPARQ OSインフォテインメント・プラットフォームは、200を超えるアプリや機能を搭載しています。SPARQ 音声パーソナル・アシスタントや、スマート・ナビゲーションなどの便利な機能も備えられ、数多くのサービスやエンターテイメントを楽しむことができ、この最先端のソリューションがあれば、ちょっとしたお買い物先へのドライブから大陸を横断する長い旅のドライブまで、どんな道のりでも充実したものになります。

 またCES 2025では他にも、VicOneのサイバーセキュリティ・アーキテクトであるJay Yanezaが、1月9日午前11時30分(現地時間)からAmazon Web Services(AWS)シアターにて 「生成AI:SDV時代の自動車製品セキュリティリスク管理の変革」という題名で講演を行います。本講演では、VicOneがAWSのAIサービスを活用し、リソースの制約、データ過多、UN-R155への対応の複雑性といったSDVにおける複雑なリスク管理の課題克服をどのように支援しているのか、UDトラックス社の事例を基に解説します。

■P3デジタルサービスの最高技術責任者兼マネージング・ディレクター、Marius Mailat氏のコメント

ドライバーは、当社のAI音声パーソナル・アシスタントを使って車の様々な機能をシームレスにコントロールしたり、瞬時に温度調整を行ったり、いつでも車内のBGMを変えたりすることができます。同時にVicOneの「AI Guardian」は、機密データの漏洩を防ぎ、あらゆるセキュリティリスクに対処します。VicOneが提供するこの信頼性の高いソリューションは、AI音声パーソナル・アシスタントがもたらす革新的な安全性と利便性を、ドライバーがフルに活用することを可能とし、安心をもたらします。

■VicOne最高経営責任者(CEO) マックス・チェンのコメント

「AI Guardian」は、サイバー脅威がSPARQ AI音声パーソナル・アシスタントにまで及ばないように、P3デジタルサービスのソリューションを監視・保護し、予期せぬプライバシー侵害やデータ漏洩を防ぎます。私たちは、P3デジタルサービスと共に開発したソリューションの機能とその安全性をご紹介できることを誇りに思います。この最先端のAI技術は、自動車メーカーが将来の市場において競争優位性を築く上で、非常に重要な役割を果たすでしょう。

VicOneは、自動車サイバーセキュリティ分野におけるイノベーションを牽引し、業界最先端かつ包括的なソリューションを提供しています。P3デジタルサービスなど、業界をリードする企業との連携により、各社の専門知識を結集し、自動車メーカー(OEM)や部品サプライヤーが進化するサイバー脅威に先んじ、車両、ドライバー、そして機密データを保護できるよう支援しています。

CES 2025は、1月7日(水)~1月10日(土)まで開催されます。VicOneのCES 2025(https://www.ces.tech/)における取り組みの詳細については、https://vicone.com/jp/cesをご覧ください。

P3デジタルサービスについて

自動車業界のコンサルティングとソフトウェア開発で28年の実績を持つP3デジタルサービスは、現在最も急成長しているIVIオペレーティングシステムであるアンドロイド・オートモーティブ OSをベースに、カスタマイズされた車載インフォテインメント(IVI)システムを開発しています。SPARQ OSはP3デジタルサービスの最先端のIVIソリューションであり、先進的なトップボトムカスタムHMI(Human-Machine Interface)、サービスレイヤー、VHAL(Vehicle Hardware Abstraction Layer)の統合により、自動車メーカーの差別化を後押しします。大手自動車、トラック、オートバイのメーカーはP3デジタルサービスのイノベーションを活用し、コアIVIシステムとしてSPARQ OSを導入しています。P3デジタルサービスはP3グループの一部門であり、国際的なテクノロジー・コンサルティング及びソフトウェア開発のリーディングカンパニーとして、複雑化するテクノロジー課題へのソリューションを開発・導入に取り組んでいます。詳しくはhttp://www.sparqos.comをご覧ください。

VicOneについて

VicOneは、これからの自動車を守るというビジョンを持ち、自動車産業向けに幅広いサイバーセキュリティソフトウェアやサービスを提供しています。自動車メーカーの厳しい要求に応えるために開発されたVicOneの各ソリューションは、現代の車両が必要とする高度なサイバーセキュリティの各種要件に適合し、大規模な運用にも応えるように設計されています。VicOneは、トレンドマイクロの子会社であり、トレンドマイクロが30年以上にわたって培ってきたサイバーセキュリティ技術をベースにしています。自動車サイバーセキュリティのグローバルリーダーとして、サイバーセキュリティにおける独自の深い知見を活かした先見性を提供し、お客様が安全でスマートな車両を開発できるよう支援しています。

〈会社概要〉

日本法人名        VicOne株式会社(英語名:VicOne Corporation)

グローバル代表CEO    マックス・チェン

日本法人役員       会長 マヘンドラ・ネギ、 マックス・チェン等

設立日(台湾)      2022年6月 

設立日(日本)      2023年6月(登記月)

従業員数(グローバル)  約120名 

本社所在地        東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー

事業内容         自動車向けサイバーセキュリティソリューションの開発

U R L           https://www.vicone.com/jp 

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