トヨタモビリティサービス株式会社のプレスリリース
トヨタモビリティサービス株式会社(本社:東京都中央区、社長:村上 秀一 以下TMS)は、増加する訪日外国人観光客(インバウンド 以下IB)のレンタカー需要に対応する為、TOPPAN株式会社製の翻訳対応透明ディスプレイ「VoiceBiz®️UCDisplay®️」カラー版(今秋発売)を、全国で初めて都内3店舗に導入いたします。
近年、IBの増加に伴い、レンタカーの需要が急増しておりますが、店頭での車両の貸渡や各種お問い合わせに対し、多言語での対応が難しいことが課題になっていました。
今回、翻訳対応透明ディスプレイを導入することにより、正確・迅速な情報伝達を可能とし、スムーズで快適な質の高いサービスの提供を目指します。
《翻訳対応透明ディスプレイ「VoiceBiz®️UCDisplay®️」カラー版について》
TOPPAN株式会社が提供する窓口応対業務用の翻訳機で13言語に対応しています。
音声またはキーボード入力された言葉を、相手の言語に自動で翻訳し透明ディスプレイに表示する事で円滑な多言語コミュニケーションが可能となります。受付側からは音声入力、お客様側は音声入力に加 え「キーボード入力による情報伝達」が可能であるため難聴者や言語障がい者とのコミュニケーションも支援できるユニバーサルコミュニケーションサービスです。
最新の翻訳アルゴリズムと言語モデルを搭載し、固有名詞・定型文登録機能の活用によりさらなる精度向上を実現します。
また翻訳機能を利用しない時はサイネージとして各種の情報を提供する予定です。
今秋発売のカラー版はこれまでの単色モデルと比べ表示する文字の視認性が各段に向上し、加えて筐体改良により機器の移動が容易になりました。
翻訳対応13言語 日本語⇔日本語(キーボー入力)、英語、韓国語、タイ語、 中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、インドネシア語、 ベトナム語、フランス語、スペイン語、 ポルトガル語、ミャンマー語、フィリピン語
《導入のポイント》
1. おもてなしの向上
○母国語での応対によるスムーズな対応で、お客様に安心してご利用いただけます。
○お客様の目線に合わせて会話ができるので、より親しみやすい接客で満足度の向上を図ります。
2. 応対時間の短縮
○正確・迅速な翻訳で車両の貸渡時間の短縮を実現します。
3. 業務負荷の軽減
○英語スキルの高いスタッフに集中しがちな業務負荷を軽減し業務の平準化が可能 となります。
4. 感染症予防
○お客様・スタッフの感染症予防対策としても有効。
○透明ディスプレイにより、非接触型のコミュニケーションツールとして安全性の向上を図ります。
※TMSでは2024年7月に、当翻訳機を羽田空港(国際線)店などにて実証実験を行い
お客様に評価いただき、上記記載の効果を得ることができました。
《導入店舗について》
今後もTMSでは、「VoiceBiz®️UCDisplay®️」導入拡大などでの多言語対応強化や、
新たなサービスの展開を通じて、さらなる顧客満足度の向上を目指してまいります。