トライアンフから新型TIGER SPORT 800発表のお知らせ

爽快なスポーツ性能と快適なツーリング性能

トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社のプレスリリース

トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社(本社:東京都港区海岸 代表取締役社長:大貫陽介)は、トライアンフ独特の三気筒エンジンによる特徴的なパフォーマンスを備え、エキサイティングかつダイナミックな走りを実現する新型Tiger Sport 800を発表することをお伝えします。

  • 新型の798cc三気筒エンジンが生み出す115PSの最高出力と83Nmの最大トルク

  • Showa製フルアジャスタブルサスペンションや軽量シャシー、快適なエルゴノミクスにより長距離でのライディングに最適

  • あらゆる旅をより快適にする、ライダー重視のテクノロジー(最適化コーナリングABS、トラクションコントロール、Triumphシフトアシスト、Bluetooth接続、3種類のライディングモード、クルーズコントロールなど)を採用

  • 2025年2月より正規販売店にて販売開始予定

爽快なスポーツ性能と、快適な長距離ツーリング性能の完璧なバランスを実現するために設計されたTiger Sport 800は、スリリングなエンジン性能、軽量で快適なシャシー、圧倒的な多用性、ライダー重視のテクノロジーを、ハイスペックでプレミアムな仕上げをワンパッケージにてご提供します。

この、まったく新しい高性能な798cc三気筒エンジンは10,750 rpm/115 PSの最高出力を発揮、さらに乗り味に重要な全トルクの90%を回転中域で発生させることができ、その最大トルクは8,500 rpm/84 Nmに達します。これによりライダーは、常に最適で素早いレスポンスを感じることができます。

新型798cc 三気筒エンジン

Tiger Sport 800のハンドリングは、ダイナミックで信頼感のあるシャシー、調整可能なShowa製サスペンション、ラジアルマウントブレーキキャリパー、そして重量わずか214kgというスペックにより、非常に俊敏でレスポンスに優れています。
まるで彫刻のようなエアロダイナミクスのボディワークと標準装備のウィンド ディフレクターにより、優れた防風性を確保。さらにライダーとパッセンジャーの両方にゆったりとした快適なシートや、一体型のパッセンジャー用グラブハンドルを提供し、長距離走行で優れた快適性を実現します。

彫刻のようなエアロダイナミクスのボディワーク
快適なシートとグラブハンドル

Tiger Sport 800はどのような環境でも最適なパフォーマンスが発揮できるよう、ライダーは3つのライディングモードによって状況に合わせたエンジンのレスポンスを調整でき、さらにライドバイワイヤースロットルと切り替え可能なトラクションコントロールによって、シームレスに統合されます。

長距離走行の疲れを軽減するTriumphシフトアシスト(クイックシフター)と、クルーズコントロールを搭載。さらに最適化コーナリングABSとトラクションコントロールが、あらゆる状況下でも最適なパフォーマンスとコントロール性を確保します。

Triumph シフトアシスト

よりライダーの快適性を向上させるため、オールLEDライト、Bluetooth接続によるターンバイターンナビゲーションと電話接続機能付きのTFTカラーディスプレイ搭載型LCD 多機能メーターも標準装備されています。

もちろん、ライダー一人ひとりがTiger Sport 800をそれぞれの旅の目的に合わせてカスタマイズできるように、40種類以上の専用アクセサリーもご用意しています。

アクラポヴィッチ製チタン製カバーとカーボンファイバー製エンドキャップ付きスリップオンサイレンサーから、車体にぴったりとフィットする専用設計のパニアマウントとパニアケースや、ツインヘルメットトップボックスを含む、フルセットのラゲッジまで、幅広いアクセサリーを取り揃えています。

また、このカテゴリーで最も長い16,000kmのサービス間隔、手頃な価格の純正Triumph部品により、所有コストを低く抑えることができます。

スティーブ・サージェント – トライアンフ モーターサイクル チーフ・プロダクト・オフィサー
「Tiger Sport 800の心臓部には、ライダーが求めるパワーと興奮をもたらす新しい3気筒エンジンが搭載されています。毎日の通勤で市街地を走る時も、週末にワインディングロードで楽しむ場合にも、そのパワーと興奮を体感することができます。

トライアンフのお客様は非常に目が肥えており、乗ってワクワクするようなバイクを求めていると同時に、必要な実用条件のすべてを満たすバイクを探していることを承知しています。だからこそ、スムーズなパワー伝達、俊敏性と安定性の完璧なバランス、そしてこのカテゴリーのお客様にとって不可欠な、乗りやすいシート高、快適なアップライトなライディングポジション、一体型ラゲッジオプションなどを含む、魅力的なパッケージを開発したのです。

ライダーがコーナーを曲がるたびに、常にコントロールと正確性を感じられるようにしたかったのです。そのため、ライドバイワイヤースロットル、最適化コーナリングABS、トラクションコントロールといったテクノロジーと3つのライディングモードを組み合わせることで、最適なパフォーマンスを実現しています。さらに、Triumphシフトアシストとクルーズコントロールによって、Tiger Sport 800は快適な走行に必要なすべてを備えています。」

ALL-NEW TRIPLE ENGINE

Tiger Sport 800の三気筒エンジンは、115 PSの最高出力と84 Nmの最大トルクを発揮し、スムーズでリニアなパワー伝達によって、必要時には即座にパワフルな加速を約束します。さらにステンレススチール製エキゾーストから響く重厚で独特な咆哮が、その加速感をさらに高めます。

また、標準装備されたTriumphシフトアシスト付きの6速ギアボックスは、長距離走行でもギアチェンジをスムーズに、かつ正確で疲労のないものにしてくれます。そしてスリップアシストクラッチにより低速域でのコントロール性が向上し、非常に軽くて正確に操作できるクラッチレバーが、特に混雑した市街地でライダーをアシストします。

軽快なコーナリングと俊敏な走り

Tiger Sport 800は、Showa製のフルアジャスタブル サスペンションコンポーネントを装備しており、41mm倒立式セパレートファンクションカートリッジフォークには、伸側減衰と圧側減衰の調整機能が奢られています。

Showa製 41mm倒立式 SF カートリッジフォーク
リア側のShowa製モノショック

さらにリアには、伸側減衰調整機能と余裕あるホイールトラベル量150mmを確保するShowa製モノショック、荷物や同乗者がいる場合でもライディングを簡単に最適化できるリモート油圧式プリロードアジャスターによって補完されています。

Triumphブランドのラジアルマウント式4ピストンブレーキキャリパーと310mmのフロントディスク2枚、シングルピストン・スライディングキャリパーと255mmのリアディスクにより、荷物や同乗者を乗せてフル積載の状態でも、容易なブレーキ操作と優れた制動力を実現します。
軽量の鋳造アルミホイールには、ミシュランのロード5スポーツツーリングタイヤが装着されており、あらゆる走行条件において優れたグリップ力を発揮し、ライダーに安心感をもたらします。

Triumphブランドのラジアルマウント式 4ピストンブレーキキャリパー

Tiger Sport 800はゆったりとしたライディングポジションによって、直立に近い姿勢で乗ることができます。快適なエルゴノミクスデザインのシートには、ライダーとパッセンジャーの両方をサポートする厚手のパッドが採用されています。リアシートには、同乗者の安全性を高める一体型のグラブハンドルが装備されています。

そして835mmのシート高とスリムなシート幅により、低速時の運転にも自信が持てるようになり、停止時には安心感のある足つきを得られます。
さらに高速走行時のライダーの快適性を向上させる、片手で簡単に調整できるウィンドスクリーンと一体型のウィンドディフレクターや、大型の18.6リットルの燃料タンクによって、週末のロングツーリングに最適な車両です。

ライダー中心の技術

Tiger Sport 800は、ライダーがどんな状況でもバイクを最大限に活用し、ライディングのスリルを損なうことなく安心して走れるように、さまざまなテクノロジーを搭載しています。

3つのライダーモードはボタンを押すだけで、スポーツ、ロード、レインのモードが利用できます。「ロード」設定と比較すると、「スポーツ」モードではさらにアグレッシブなスロットルレスポンスとなり、ライダーは798cc三気筒エンジンの性能をより簡単に引き出すことができます。一方、「レイン」モードでは、ウェットコンディションでの走行時にトラクションコントロールがより早く介入し、スロットルレスポンスがソフトになることで、より安全なライディングが得られます。

さらに、最適化されたコーナリング ABS とトラクションコントロールは、さまざまな状況下でも大きな安心感をライダーにもたらし、楽しみつつライディングに集中できます。この先進技術は、6軸慣性計測装置(IMU)がバイクのリーンアングルを計算し、介入レベルを自動的に調整して最適なパフォーマンスと制御を実現します。また長距離走行では、クルーズコントロールが利便性を高め、ライダーの疲労を軽減します。

コンパクトでクリーンなTFTカラーディスプレイ搭載型LCD 多機能メーターは、一目で読み取りやすく、便利なスイッチキューブで簡単に操作ができます。またMy Triumph Connectivity Systemが標準装備されており、Bluetooth経由でターンバイターンナビゲーション、電話、音楽などをすべて制御できます。

TFTカラーディスプレイ搭載型LCD 多機能メーター

特徴的なデイタイムランニングライト(DRL)を備えたオールLEDライトのシステムは、優れた視認性を確保すると同時に、あらゆる道路で外部からの被視認性を高め、ユニークでアグレッシブな外観をアピールします。

DRLを備えたオールLEDライトのシステム

ON THE ROAD

グリップヒーターからアクラポヴィッチ製サイレンサーまで、Tiger Sport 800はあらゆる冒険に適応できます。バイクに合わせて開発された専用設計のパニアマウントに、シームレスに取り付け可能なさまざまな種類のラゲッジが用意されています。

専用マウント&パニアケース

クラスをリードするサービス間隔、純正Triumphアクセサリーも対象となるグローバルな2年間の無制限走行距離保証により、Tiger Sport 800は低コストでの所有を実現します。

価格とカラー

メーカー希望小売価格(税込)¥1,395,000から購入が可能。
カラーはグラファイト/サファイアブラックと、プレミアムオプションのコスミックイエロー/サファイアブラック、カスピアンブルー/サファイアブラック、サファイアブラックの4色から選択できます。

車種

カラー

メーカー希望小売価格

Tiger Sport 800

グラファイト/サファイアブラック

1,395,000円(税込)

Tiger Sport 800

コスミックイエロー/サファイアブラック

1,421,000円(税込)

Tiger Sport 800

カスピアンブルー/サファイアブラック

1,421,000円(税込)

Tiger Sport 800

サファイアブラック

1,421,000円(税込)

グラファイト/サファイアブラック
コスミックイエロー/サファイアブラック
カスピアンブルー/サファイアブラック
サファイアブラック

新型Tiger Sport 800は、2025年2月から全国のトライアンフ正規販売店にて販売開始の予定です。

スペック – Tiger Sport 800

詳しくはトライアンフ公式サイト

https://www.triumphmotorcycles.jp/

または、お近くのトライアンフ正規販売店におたずねください

https://www.triumphmotorcycles.jp/dealers/dealer-search

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トライアンフについて

• 1902年に設立されたトライアンフ モーターサイクルズは、オートバイ製造を開始して2022年で120年周年を迎えました。トライアンフ モーターサイクルズは30年以上にわたり、レスターシャー州ヒンクレーに拠点を置き、本物のデザインと個性、カリスマ性、パフォーマンスが完璧に調和したアイコニックなバイクを生産し続けています。

• トライアンフは英国最大のオートバイメーカーで、2023年度の生産台数は84,824台*以上、世界に約800店舗のディーラー網を展開しています(*自社調べ)。

• 当社のこだわり、革新性、そしてエンジニアリングにかける情熱が、魅力的なSpeed Triple 1200 RR、Tiger Sport 660、Trident 660、大陸横断用の新型Tiger 1200とTiger 900、世界をリードするRocket 3 RとGT、ハイパフォーマンスが特徴の新型Street Triple 765、象徴的なScrambler 1200、そして2021年にアップデートされた伝説的なBonnevilleファミリー(T100、T120、Speedmaster、 Bobber、Thruxton RS、Speed Twin 900、Speed Twin 1200、Scrambler 900、scrambler 1200)、そして魅力的なクロームコレクションなど 幅広いラインナップのバイクを生み出しました。

• トライアンフは現在、世界中に約3,000人の従業員を擁し、英国、北米、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、日本、スウェーデン(スカンジナビア)、ベネルクス、ブラジル、インド、中国、タイに子会社を、さらに独立系ディストリビューターのネットワークを有しています。さらにレスターシャー州ヒンクレーとタイに製造工場を構え、ブラジルとインドにもCKD工場を保有しています。

• Bonnevilleは、Triumphが1956年に米国・ユタ州のボンネビル・ソルトフラッツで記録した最高速を記念して名づけられました。このバイクは、イギリス製スーパーバイクのルーツであり、その伝説的なハンドリング、スタイル、個性で往年の名バイカーたちに選ばれ、数々のレースで勝利を収めてきました。近年の新型Bonnevilleファミリーは、性能、能力、スタイルがさらに向上し、ハンドリング、個性、象徴的なルックス、そしてライダーを重視した最新テクノロジーが、真のモダンクラシックとして選ばれています。

• Triumphには輝かしいレースの歴史があり、モーターサイクルスポーツのほとんどすべてのクラスと分野でレースに参戦し、勝利を収めてきました。1908年の第2回マン島TTレースで優勝を飾り、1960年代のヨーロッパとアメリカにおけるロードとサーキットの制覇、そして近年のレースでは、2014年と2015年のトライアンフの675cc 3気筒エンジンによるスーパースポーツタイトルの獲得やワールドスーパースポーツのレース、2014年と2019年にはゲイリー・ジョンソンとピーター・ヒックマンがマン島スーパースポーツTTで優勝し、2023年にはTriumph STR765を駆ってピーター・ヒックマンが平均時速130マイルを超え、2022年にはStreet Triple 765を駆ってブランドン・パシュが伝説のデイトナ200のラストラップでスリリングな勝利を収めるなど、偉業を成し遂げてきました。

• 2019年シーズンの開幕以降、FIM Moto2™世界選手権への独占的エンジンサプライヤーとして、トライアンフのレーシング伝説は今なお続いています。トライアンフ モーターサイクルズは出場全チームにレース専用チューンを施した765cc 3気筒エンジンを供給。

Moto2™初年度の2020年シーズンでは史上初となる最高時速300km/hを記録したのを含め、11個の歴代ラップレコードを更新、15レースで7人の優勝者を輩出しました。
このような素晴らしい成功、ライダーやチームのフィードバックやパートナーシップ、そして世界中のTriumphファンからの素晴らしい反響を受けて、TriumphとDornaは2021年に提携を延長、2022年から2024年までさらに3年間のレース契約を結ぶことを決定しました。

2022~2024年、Triumphの765cc三気筒エンジンは、これまでに73回のレース記録とラップ記録を達成、21人のライダーがMoto2™レースで優勝。2023年イタリアGPの予選では、チェレスティーノ・ヴィエッティとダレン・ビンダーがMoto2™史上最高となる最高速度301.6km/hを記録しました。Triumphの765cc三気筒エンジンは、100万kmを超えるレースを走り抜き、エンジンの卓越した性能と信頼性を証明してきました。

• トライアンフのレース活動は2022年に、ファクトリーサポートのレースチームであるDynavolt Triumphが世界スーパースポーツ選手権に参戦し、ワールドスーパーバイクのパドックに復帰することでさらに強化されます。

• 2021年、Triumphはモトクロスとエンデューロの世界へ参入し、モトクロスとエンデューロの両シリーズでトップレベルのチャンピオンシップレースに参戦することを発表しました。

• 2022年、Triumphは、屈指の経験と成功を収めているチームオーナー、ティエリー・チザット-スゾーニ氏とのパートナーシップを発表しました。チザット-スゾーニ氏は、2024年のMX2クラスにTriumphの新型250cc 4ストロークMXバイク2台を投入し、2025年には450cc MXGPクラスへの参戦を追加する予定です。

また、チーム代表のボビー・ヒューイット、チームマネージャーのスティーブン・スクーバ・ウェストフォールとともに、2024年のスーパーモトクロス世界選手権には新型Triumph 250cc 4ストロークMXバイクを投入します。スーパーモトクロス世界選手権は、モンスターエナジースーパークロス世界選手権とプロモトクロス選手権から構成され、シーズン最終戦はスーパーモトクロスが3戦開催されます。2025年シーズン、Triumphはスーパーモトクロスワールドチャンピオンシップに450ccの新型バイクを追加投入する予定です。

• 2023年、Triumphは「24時間バイクで走った最長距離(個人)」のギネス世界記録™を正式に獲得しました。工場から出荷された標準仕様のTiger 1200 GT Explorerを駆り、5度のエンデューロ世界チャンピオンかつ、Triumphグローバルアンバサダーでもあるイバン・セルバンテスがイタリアのナルドテクニカルセンターにあるハイスピードリングで、24時間で4012kmを走りきり、これまでの記録3406kmに600km以上の大差をつけました。

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