アルテック株式会社のプレスリリース
~独自のDigital Sheet Forming (DSF)技術~
■Digital Sheet Forming (DSF)技術を使用した板金加工成型機
Figur G15は独自のDigital Sheet Forming (DSF)技術を採用した板金加工成型機です。デジタルデータを基に精密に制御されたツールヘッドを板金に直接押し付けることで、金型や従来のスタンピングプレスなしに板金成形を行います。リードタイムとコストの削減、少量試作やオンデマンド生産、従来工法では成形不可能な形状の加工を実現し、デジタル製造に革命を起こします。
Figur G15
「Figur G15」詳細: https://www.3d-printer.jp/figur/
■Digital Sheet Forming (DSF)技術
Digital Sheet Forming (DSF)とは、精密に制御されたセラミックのツールヘッドを有するガントリーを、最大2,000ポンド(約907kg)の力でシートメタルに押し当てて成形加工をするFigur社の特許出願中の技術です。成形中の力の分散を削減する独自のビルドボックス設計により、高精度成形を維持し、デジタルシートメタル成形の精度低下や力分散の予測不能性などといった課題を克服します。また、Figur G15は高品質な表面仕上げを実現するための後処理がほとんど不要です。
DSF技術
■品質と精度のためのユニークな技術
ガントリーからの力が板金全体に均等に作用するようにマシンを制御することは、デジタルアプローチの開発において最も重要です。予期せぬ変形は精度に影響を与えるからです。Figur G15では変形を制御し品質と精度を保つ独自のバッキングシステムと、表面を綺麗に仕上げる専用のツーリングシステムを組み合わせることで、従来の金型プレスに代わる最新で柔軟なオンデマンド製造方法を提供します。
ユニークな技術
■対応するシートメタル
Figur G15は各種板金に対応しており、様々なニーズに応えます。各材料に対する加工プロセスを細かく調整しており、さらにはユーザーと協力しながらあらゆるシートメタルに対応できるよう開発を行っております。
【対応材料】
アルミニウム2.5mm(10Ga)
スチール2.0mm(14Ga)
*すべてのアルミニウムは、O状態またはアニール状態であること。硬化材は使用しないこと。
シートメタル
■Figur G15 Proへのアップグレードで追加機能に対応
Figur G15は“Figur G15 Pro”へアップグレードすることでツールヘッドを自動で切り替えられる「ツールチェンジャー」の他、「ツール測定」「自動部品潤滑システム」「自動機械潤滑システム」の4つの追加機能に対応。より高度で、かつ信頼性の高いオペレーションが可能になります。
アップグレード
■「Figur G15」詳細スペック
Figur G15詳細スペック
*上記内容は予告なく変更される場合があります。
■商談のご案内
当社では、お客様へのご訪問、お客様による当社ショールームへのご来社、もしくはオンラインによる商談を実施いたしております。当社ショールームにはStratasys社製3Dプリンターをはじめとする各種3Dプリンターの実機やサンプルを展示しておりますので、併せてのご見学も可能です。ご興味がございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
アルテック株式会社 東京テクニカルセンター
〒135-0016 東京都江東区東陽7丁目5番8号 東陽町MLプラザビル1F
TEL:03-5542-6756
■会社概要(2023年11月30日現在)
会社名 :アルテック株式会社
設立 :1976年5月15日(昭和51年5月15日)
資本金 :5,527百万円
従業員数 :単体/133名 連結/466名
連結子会社/15社 持分法適用会社/2社
東証スタンダード上場:証券番号9972
2007年 Objet社の日本販売代理店として3Dプリンター事業を開始。
2012年 Objet社と旧Stratasys社の合併を機にStratasys社3Dプリンターの日本販売代理店となる。
2017年 金属3DプリンターのDesktop Metal社の日本販売代理店契約を締結
2024年 CASTOR TECHNOLOGIES社の日本販売代理店契約を締結