【ウェブクルー、車内の熱中症対策を調査】自動車所有者の約4人に1人が、車内で熱中症のような症状を経験!一方、全体の46.0%が「車内の高温対策・熱中症対策ができていない」と回答

株式会社ウェブクルーのプレスリリース

 「ズバット」を中心とした比較サイトを展開する株式会社ウェブクルー(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:藤島 義琢)は、車を所有する男女1,040名を対象に「車内の熱中症対策に関する実態調査」を実施しましたのでお知らせいたします。

■調査実施の背景

2024年は例年以上の猛暑が続き、さまざまな場面で熱中症への注意が呼びかけられています。真夏の炎天下で高温になりやすい自動車に乗る場面においては、特に熱中症への注意が必要です。

また、気象庁が8月20日に発表した3ヵ月予報(9月~11月)によると、特に9月・10月は平均気温が平年よりも高くなると予想されています。真夏よりは涼しくなるとはいえ、熱中症になる可能性はゼロではありません。

そこで、自動車に関連するサービスを運営しているウェブクルーは、「車内の熱中症対策」に焦点を当てた調査を実施しました。車を運転しているときや同乗しているときに熱中症のような症状を経験したことがある人はどれくらいいるのか等を中心に、車を所有している人が熱中症対策についてどの程度意識しているのかを可視化することを目的としています。

■調査結果トピックス

・自動車所有者の約4人に1人が、車内で熱中症のような症状を経験したことがある

・JAFの「真夏の車内温度に関する実験結果」の認知度はほぼ半々

・車内の高温対策・熱中症対策が「できていない」割合は46.0%

・JAFの実験結果を知っている人の「車内の暑さ対策・熱中症対策ができている」割合は約7割。一方、実験結果を知らない人は約4割しか対策できていない

このほかにも、以下の項目についての調査結果をまとめました。

・車内で熱中症のような症状を感じたタイミング、天候、時期

・車内で活用している暑さ対策グッズと活用事例

※本調査結果の全容は「ズバット 車買取比較」(https://www.zba.jp/car-kaitori/cont/column-20240904)でご覧いただけます。

■調査結果詳細

  • ドライバーの約4人に1人が、車内で熱中症のような症状になった経験あり

 今回のアンケート対象者である車を所有する男女1,040名に、「あなたは、車を運転しているときや同乗しているときに熱中症のような症状を経験したことがありますか」と質問したところ、「ある(救急車で搬送された)」が4.0%、「ある(自力で病院に行った)」が6.7%、「ある(病院には行っていない)」が12.9%と、「ある」と答えた人が全体の23.6%を占めました。実に、約4人に1人が熱中症もしくはそれに近しい症状を発症した経験がある、ということになります。

あなたは、車を運転しているときや同乗しているときに熱中症のような症状を経験したことがありますかあなたは、車を運転しているときや同乗しているときに熱中症のような症状を経験したことがありますか

・ある(救急車で搬送された):4.0%

・ある(自力で病院に行った):6.7%

・ある(病院には行っていない):12.9%

・ない:76.1%

・答えられない:0.4%

  • 熱中症の具体的な症状は「頭痛」「体のだるさ」が約半数を占める

 車を運転しているときや同乗しているときに熱中症のような症状を経験したことが「ある」と回答した245名に、「具体的にどのような症状になったかを教えてください(複数回答)」と質問したところ、「頭痛」が54.7%、「体のだるさ」が49.4%、「めまい」が39.6%という回答となりました。

具体的にどのような症状になったかを教えてください(複数回答)具体的にどのような症状になったかを教えてください(複数回答)

・頭痛:54.7%

・体のだるさ:49.4%

・めまい:39.6%

・顔のほてり:35.5%

・体温の上昇:26.9%

・吐き気:24.1%

・汗のかき方がおかしい:23.3%

・筋肉痛や筋肉のけいれん:16.3%

・まっすぐ歩けない:7.3%

・皮膚の異常:6.5%

・うまく会話ができない:6.5%

・呼びかけに反応できない:3.7%

・自力で水分補給ができない:3.7%

・その他:1.6%

 ―運転していての反応の遅れ(東京都/57歳男性)

 ―視力が変(北海道/52歳男性)

 ―立っていられない(北海道/52歳男性)

 ―手の引きつり(福岡県/62歳男性)

・わからない/覚えていない:0.4%

■選択肢以外の症状としては「暑いのに悪寒がする」「のどの激しい渇き」などの症状も

 前の設問で「わからない/覚えていない」以外を回答した244名に、「前の設問で回答した以外に、発症したものがあれば教えてください(自由回答)」と質問したところ、「暑いのに悪寒がする」「喉の激しい渇き」など、具体的な回答も得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

・呼吸が、浅く?息苦しい感じ、力が入りにくい状態でした。倦怠感がすごくて、横になりたいと強く思いました(栃木県/47歳女性)

・頭痛や吐き気はもちろん、意識も混濁&もうろうとした影響で、水分補給がまともにできなくなってしまった。幸いにも、車の窓が半分以上開いていたこともあって、救急隊員などに助けられた(山口県/47歳男性)

・暑いのに悪寒がする(岐阜県/44歳女性)

・眠気が強い(宮崎県/60歳男性)

・のどの激しい渇き(大分県/48歳男性)

・手のしびれ、こわばり(奈良県/51歳男性)

・目が回る感じ(岩手県/25歳女性)

・呼吸困難(三重県/57歳女性)

・冷や汗(静岡県/35歳女性)

・眠気。目の奥の痛み。のどの渇き(岐阜県/36歳女性)

・集中力の欠如と目の前がチカチカしました(奈良県/56歳女性)

・全身のピクつきを感じた(鹿児島県/36歳男性)

・息苦しい(埼玉県/50歳女性)

万が一、車の中で上記のような症状を感じた場合には熱中症を疑い、運転中であれば安全な場所に停車したり、同乗者に症状を訴えたりすることが重要です。最悪の場合、自身の体調悪化だけでなく、周囲を巻き込む事故を起こしてしまう可能性もあるので、体調の異変を感じたときには決して無理をしないようにしましょう。

  • JAFが発表している「真夏の車内温度に関する実験結果」の認知度はほぼ半々

 アンケート対象者1,040名に、「あなたは、JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)が発表している『外気温35℃の真夏の炎天下で窓を締め切った車では、エンジン停止後わずか30分で車内温度が約45℃に達し、3時間後には55℃を超えた』という実験結果を知っていますか」と質問したところ、「知っている」が44.9%、「知らない」が55.1%で、ほぼ半々という結果になりました。

参考:「晴天下(炎天下)のクルマの室内はどのくらい温度が高くなりますか? 夏編」/JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)

https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-trouble/subcategory-prevention/faq250

あなたは、JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)が発表している『外気温35℃の真夏の炎天下で窓を締め切った車では、エンジン停止後わずか30分で車内温度が約45℃に達し、3時間後には55℃を超えた』という実験結果を知っていますかあなたは、JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)が発表している『外気温35℃の真夏の炎天下で窓を締め切った車では、エンジン停止後わずか30分で車内温度が約45℃に達し、3時間後には55℃を超えた』という実験結果を知っていますか

・知っている:44.9%

・知らない:55.1%

 この実験結果は、エンジンを切った車内の温度上昇が予想以上に急速であることを示しています。車を使用する際には、エンジン停止後わずか30分という短時間で車内が灼熱状態になるという事実を、常に意識しておく必要があります。

 また、この情報を知らない人が半数以上いるという実態は、車内での熱中症リスクに対する一般的な認識が十分でない可能性を示唆しています。

  • 全体の約半数が、車内の高温対策・熱中症を防ぐための対策を「できていない」実態

 アンケート対象者1,040名に、「車内での熱中症を防ぐためには、駐車時の車内の温度ができるだけ上がらないようにすることや、乗車前に温度を下げる工夫が必要です。あなたは、車内が高温にならないような対策や、熱中症を防ぐための対策が十分にできていると思いますか」と質問したところ、「あまりできていない」が33.3%、「まったくできていない」が12.7%という回答で、約半数が対策できていないことがわかりました。

車内での熱中症を防ぐためには、駐車時の車内の温度ができるだけ上がらないようにすることや、乗車前に温度を下げる工夫が必要です。あなたは、車内が高温にならないような対策や、熱中症を防ぐための対策が十分にできていると思いますか車内での熱中症を防ぐためには、駐車時の車内の温度ができるだけ上がらないようにすることや、乗車前に温度を下げる工夫が必要です。あなたは、車内が高温にならないような対策や、熱中症を防ぐための対策が十分にできていると思いますか

・十分にできている:11.4%

・ややできている:40.2%

・あまりできていない:33.3%

・まったくできていない:12.7%

・わからない/答えられない:2.4%

  • JAFの実験結果を知っている人の「車内の暑さ対策・熱中症対策ができている」割合は約7割。一方、実験結果を知らない人は約4割しか対策できていない

さらに、「JAFによる真夏の車内温度に関する実験結果」を知っている人・知らない人は、それぞれ車内の暑さ対策・熱中症対策が十分にできているのかどうかを調べるためにクロス集計したところ、以下のような傾向が見られました。

実験結果を知っている人は、車内の暑さ対策・熱中症対策ができている割合が66.5%(「十分にできている」15.8%、「ややできている」50.7%の合計)

実験結果を知らない人は、車内の暑さ対策・熱中症対策ができている割合が39.5%(「十分にできている」7.9%、「ややできている」31.6%の合計)

つまり、JAFによる実験結果を知っている人のほうが車内の暑さ対策や熱中症対策を意識して行っていることがわかります。今回初めて実験結果を知ったという人は、真夏の炎天下ではほんのわずかな時間で車内が高温になってしまうということを改めて認識し、車内の暑さ対策や熱中症対策を意識して行うことをおすすめします。

<JAFの調査結果を「知っている」と答えた人の、車内の暑さ対策・熱中症対策>

・十分にできている:15.8%

・ややできている:50.7%

・あまりできていない:25.3%

・まったくできていない:7.1%

・わからない/答えられない:1.1%

<JAFの調査結果を「知らない」と答えた人、車内の暑さ対策・熱中症対策>

・十分にできている:7.9%

・ややできている:31.6%

・あまりできていない:39.8%

・まったくできていない:17.3%

・わからない/答えられない:3.5%

※本調査結果の全容は「ズバット 車買取比較」(https://www.zba.jp/car-kaitori/cont/column-20240904)でご覧いただけます。

■調査概要

調査名称:車内の熱中症対策に関する実態調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間:2024年8月20日〜同年8月22日

有効回答:車を所有する男女1,040名

男女比率:男性 523名(50.3%)、女性 517名(49.7%)

年代比率:20代 51名(4.9%)、30代 164名(15.8%)、40代 208名(20.0%)、50代 363名(34.9%)、60代 254名(24.4%)

平均年齢:49.9歳

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫

(1)情報の出典元として「ズバット 車買取比較(株式会社ウェブクルー)」の名前を明記してください。

(2)ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:https://www.zba.jp/car-kaitori/cont/column-20240904

■「ズバット 車買取比較」について

「ズバット 車買取比較」は全国的に有名な車買取業者から地域密着型の車買取業者まで、281社(2024年8月時点)の車買取業者が参加している、日本最大級の規模を誇る車買取比較サイトです。簡単な情報入力だけで最大10社の車買取業者に一括で査定を依頼することが可能です。

また、中古車オークションでの取引データをもとに中古車の査定相場を独自に算出。車種ごとに査定相場を確認することができます。

日本全国どこからでも気軽に一括査定の依頼が可能、かつ査定を依頼できる車買取業者の数が多いため、高価買取の可能性が高まります。

URL:https://www.zba.jp/car-kaitori/

■会社概要

会社名:株式会社ウェブクルー

設立 :1999年10月1日

代表者:代表取締役社長 藤島 義琢

所在地:〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋二丁目11番22号 サンタワーズセンタービル4F

URL :https://www.webcrew.co.jp/

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