シェフラージャパンのプレスリリース
シェフラーの革新的ホイール軸受TriFinity™が「パーツ&イノベーション」部門で最終候補に選出
特に電気自動車および従来型自動車向けに開発された、世界で唯一のフェイススプライン搭載3列玉軸受
摩擦低減と長寿命化で、持続可能なモビリティに貢献
電気自動車および従来型自動車向けに特別開発された、シェフラーのホール軸受TriFinity™ 写真 シェフラー
シェフラーのホイール軸受TriFinity™が、Automechanika Frankfurt 2024 イノベーション・アワードの「パーツ&イノベイティブ・テクノロジーズ」部門で最終候補に選出されました。この名誉ある賞は、業界での先駆的なイノベーションをたたえて表彰されるものです。150件を超える記録的な数の応募製品の中から、17名の国際審査員により次の選考に進む製品が決定されました。
シェフラーのホイール軸受TriFinity™は、摩擦を低減する最先端のホイール軸受で、特に電気自動車向けに開発され、持続可能なモビリティ・エコシステムの発展にも寄与する製品です。
電気自動車と従来型自動車に対する最適性能
電気自動車は、従来型の自動車に比べて重量が重く、発生するトルクが大きいという特徴があります。シェフラーのホイール軸受TriFinity™は、通常の2列ではなく3列の玉軸受を採用することで、こうした高まる需要に対応し、低摩擦化、軽量化、低騒音化を実現しつつ、より大きな軸荷重を伝達することを可能にします。従来の2列玉軸受と比較して長寿命化と摩擦低減を実現しており、電気自動車の航続距離を延長し、エンジン車のCO2排出量を削減します。
未来の重要要因としてのイノベーションとサステナビリティ
シェフラー・ビークル・ライフタイム・ソリューションズの最高経営責任者(CEO)であるイェンス・シューラーは、次のように述べています。「革新的ソリューションと技術的進歩を通じてモビリティの未来に向け積極的な貢献を行うというシェフラーの重点方針が認められ、今回最終候補に選出されました。シェフラーのホイール軸受TriFinity™は市場で唯一の3列玉軸受です。低摩擦化、軽量化、さらにより大きなトルクの伝達、航続距離の延長、長寿命化を実現し、従来のホイール軸受よりも優れた性能を発揮します。自動車業界における効率とサステナビリティを高めるためのシェフラーの取り組みを示すものです」
Automechanika 2024へお越しください
シェフラー・ビークル・ライフタイム・ソリューションズは、9月10日から14日までドイツ・フランクフルトで開催されるAutomechanika 2024に出展します。「Sustaining Motion. Pioneering Future(モーションの持続。未来の開拓)」をテーマに掲げて、シェフラーは、フォーラムレベル0、ブースA01にて、最新の開発成果および技術を紹介します。モビリティの未来を生き生きと見せる魅力的なデモとプレゼンにご期待ください。
イノベーション・アワードについて
Automechanikaのイノベーション・アワードは、自動車業界において最も権威ある賞の一つであり、製品と技術を通じて自動車業界に多大な貢献をした企業に贈られます。受賞者の発表は、2024年9月10日の授賞式にて見本市開催期間中に行われます。
シェフラーグループ – We pioneer motion
シェフラーグループは、75年以上にわたり、モーション・テクノロジーの分野で画期的な発明と開発を進めてきました。電動モビリティ、CO₂効率に優れたドライブシステム、シャシーソリューション、インダストリー4.0、デジタル化、再生可能エネルギーに関する分野で革新的な技術、製品、サービスを提供するシェフラーグループは、ライフサイクル全体にわたり、モーションをより効率的でインテリジェントかつ持続可能なものにするための信頼できるパートナーです。モーション・テクノロジー・カンパニーであるシェフラーは、パワートレインとシャシー用の高精度コンポーネントやシステムのほか、多くの産業機械用の転がり軸受や滑り軸受のソリューションを製造しています。シェフラーグループの2023年の売上高は163億ユーロでした。約83,400人の従業員を擁するシェフラーは、世界最大級の同族企業であり、ドイツで最も革新的な企業の1つです。
プレスリリース | シェフラージャパン (schaeffler.co.jp)