クルマ好きの少年が歌舞伎にのめり込んだ理由は!?メディアでは初!自身のクルマ遍歴も大公開!
株式会社BS朝日のプレスリリース
「カーグラフィックTV」
〜40周年アニバーサリー⑧ 片岡愛之助〜
【BS朝日】8月15日(木)よる11:00〜11:30放送
■松任谷と「話したい」と番組出演を“英断”! 長年のお友達のようなトークに!
1984年10月に地上波のテレビ朝日でスタートしたBS朝日の自動車情報番組「カーグラフィックTV」が、月に1回お送りしている40周年アニバーサリー企画。クルマを愛する各界の有名人をゲストに迎え、その愛車を紹介しつつ、番組MCの松任谷正隆とトークに花を咲かせます。1月の雅楽師・東儀秀樹さんを皮切りに7月の俳優・高島礼子さんまで、これまでジャンルの異なる世界で活躍するクルマ愛好家がマンスリーゲストとして登場。松任谷との緩急をつけた独特のトークに花を咲かせつつ、それぞれがご自慢の愛車を披露してくれました。(これまでのゲストと愛車は下表を参照)
そんなアニバーサリー企画の8月は、ドラマや映画、CMなど幅広く活躍する歌舞伎俳優の片岡愛之助さんが登場。これまで多種多様なクルマを乗りこなしてきた大のクルマ好きですが、ご自身の愛車やクルマ遍歴などを紹介する番組や取材などは「お断りしていた」そうです。今回は松任谷と「お話しできるので」と、愛車BRABUS 800 WIDESTAR(ブラバス 800 ワイドスター)とともに「カーグラフィックTV」へ出演することを英断! 初めてメディアでご自身の“クルマ愛”を披露することとなりました。
とはいえ、一筋縄でない松任谷のクルマ談義。松任谷の「(愛之助さんの)性格がわからない、すごくミステリアス」という言葉から始まったトークは、クルマ好きだった少年が歌舞伎俳優を目指すようになったきっかけやクルマ遍歴から振り返るクルマとの付き合い方など、いつものように(?)様々に“脱線”していきます。それでも次第に打ち解けていくと、まるで古くからの友人同士が話しているかのような和やかな空気が流れる時間となりました。
■「自分をクルマに例えるとしたら?」松任谷のトーク特別仕様に愛之助さんは?
「歌舞伎とはかけ離れた」スクリューを作る工場で生まれたという愛之助さん。工場を経営する父親が運転するトラックに乗せてもらったことが、ご自身のクルマ体験の始まりだそうです。実はそのスクリュー工場に生まれたことが歌舞伎俳優につながるきっかけにもなったようですが、そんな歌舞伎に魅せられた少年時代から初めてクルマを持ったときの思い出、その後の“華麗な”クルマ遍歴など、松任谷がゆっくりと掘り起こしていきます。
そしていつものように愛之助さんの運転で愛車であるBRABUS 800 WIDESTARに松任谷が乗り込んでの車内トークも。実は愛之助さんのBRABUS 800 WIDESTARはメルセデス・ベンツGクラスのトップチューナー、ブラバスがさらなる高性能を目指してチューニングした特別仕様車。愛之助さん自身が「パワーはめちゃくちゃありますね」と認める「特別なクルマ」です。そんなGクラスの車内ではどんなトークとなったのか?
そして収録が終わったあと、松任谷が「一つ聞き忘れたことがあった」と愛之助さんと放送では紹介されないスペシャルトークを展開する場面も。今回はその二人の“特別仕様トーク”を再現します。
松任谷「愛之助さんご自身をクルマに例えるとなんですか?」
愛之助「いや難しいけど、面白い質問ですね。なんだろう?(間があって)思いつくのは初代シビックかな。いわゆるスポーツカー的な流線型のラインではなく。カクカクしているんですが、それでいてパワフルで小回りがきいて攻めるじゃないですか。そこがなんとなく自分に重なるところがあるのかなと思います」
松任谷「初代シビックから僕が受ける印象は、やっぱり画期的。国産車を変えた、ということ。とてもいいと思います」
愛之助「そうおっしゃっていただけると嬉しいですね(笑)」
片岡愛之助さん コメント
Q: 「カーグラフィックTV」という番組については?
「クルマ好きの人しか出ない、という印象です(笑)。僕も出させていただいて有り難いと思いましたが、みなさんのようにそんなにクルマに詳しくないんです。だから僕みたいな人間が出てもいいのか、と思いながら今日も来ました。昨日の晩もすごく悩みました。久々に緊張しましたね(笑)」
Q: 松任谷さんについては?
「お会いしてみないとわからないので。とてもミステリアスな方だと思っていました。才能の塊、天才と呼ばれる方はどこか怖いなという印象がありますね。でも実際にお話しして、すごく器の大きくてすべてを包み込んでくださる方だと思いました。大好きになりましたね。もっといろいろなことを僕が聞きたいですね(笑)」
Q: 愛之助さんがクルマについてお話しすることはあまりないような印象でしたが
「ないです、今まで断ってきましたから(笑)。僕はクルマが好きなのでなんぼでも話したいんですが、受け取り方にもいろいろあって誤解を招くこともありますので。今回は松任谷さんにお会いしたくて、思い切って出ることにしました。ただ、勇気がいりましたね」
Q: クルマとのお付き合いも長いようですが、愛之助さんにとってクルマとは?
「いや、もう身体の一部ですね。2日ぐらい地方とかに行って乗り物がなかったら、もう翼をもがれた鳥ですね。つまんないなーと思うからよくレンタカーを借りるんですよ。クルマという空間が好きなんですよね。例えば、新大阪から新幹線に乗って東京で降りたら、目的地までさらに電車やタクシーに乗り換えることになりますよね。新幹線や電車は自分でクルマを運転するよりラクというと方もいらっしゃいますが、僕は自分で運転してクルマで向かう方が好きで。結局新幹線から乗り換えるなら、新大阪でレンタカーを借りれば目的地まで乗り換えせずにずっとクルマに乗っていられるでしょ。だから僕は新大阪のレンタカー店さんとは仲良しですよ(笑)」
Q: それだけクルマが相棒みたいな…
「自分の空間としていられるのが楽でいいですね。落ち着きます」
Q: 今回はBRABUS 800 WIDESTARを紹介していただきましたが、選んだ理由は?
「ブラバス君は音も好きですし、走りもいい。カクカクした(角張った)フォルムも好きなので。あとあのドアですかね、ドアのガチャという音。あれが子供のころに乗せてもらったウチの親父のトラックのドアの音と一緒なんです。そこに懐かしさを覚えたんだなと思って。なんでこのクルマに懐かしさを感じるのかな、と思ったんですが、その音に落ち着くんですね。そういう意味で僕はブラバスが好きですし、特別なクルマです」
Q: 今回の番組で視聴者の皆さんにお伝えしたいことは?
「いや〜、なにも伝えたくないです(笑)。クルマ好きなんだな、というところですかね。ご覧になる皆さんもマニアックな方が多いじゃないですか。僕はそこまでマニアックではないのですが、それでもこんなクルマの楽しみ方もある、というところかな。今回、出演させていただいて楽しかったです。また呼んでいただきたいですけど、そうそう話すこともないからどうかな(笑)」
松任谷正隆 コメント
Q: 今回のゲストは片岡愛之助さんでしたが
「いや、楽しかったですね。僕は彼の奥様、紀香さんとは20数年前に音楽番組を一緒にやった仲間だったのですが、愛之助さんとの結婚が決まったときには、これは完璧だ、と思ったことを良く覚えています」
Q: トークの最初で「ミステリアスなイメージがある」とおっしゃっていましたが
「なんですかね。一見、何を考えているのかわからないような感じがしたからじゃないですか。愛之助さんがそういう役柄を演じられることもありますよね。僕が(ドラマの)プロデューサーでもそういう感じになるかもしれない。ニコニコしながら人を殺めるような役…、ぴったりですよね。だからミステリアスだなと感じて、最初にどんな性格かうかがったんです」
Q: そんなミステリアスな方とすごく距離が近くなった? 楽しそうでした
「そうですね、LINE友達にもなったし(笑)」
Q: そんな愛之助さんもクルマに関する取材はお断りしていたそうですよ
「え? そうなの? それは光栄ですね。有り難いな。いや、本当に有り難いです。そうだったんですか」
Q: 受け取られ方によっては誤解されそうなので二の足を踏まれたとか
「その気持ちはよくわかります。でも、この番組はわりとちゃんと話を聞く番組ですし、編集もちゃんとしているはずだから、後悔はさせないようにしないとね」
Q: また来たいとおっしゃっていました
「あ、ほんとに。ああ、いいですね。それ最高の褒め言葉ですよ。有り難いなぁ」
Q: ご紹介いただいたBRABUS 800 WIDESTARの印象は?
「もし彼のことを知らずにパッとあのクルマで走っているのをお見かけしたら、あまりいい印象を持たなかったかもしれないですね。でも、知り合ったあとで見るとぴったりくるというか。なるほどなーというか。なんかわからないんですけど、エルメスだったらエルメスのバーキンをどんなにくたくたになっても死ぬまで持っているような、そんなイメージ。そうなったらカッコいいなっていうクルマだと感じました」
Q: Gクラスは芸能人が乗ると嫌味になることがあるので難しいとおっしゃっていましたが
「愛之助さんは本当にいろいろなクルマに乗られてたどり着いたのがGクラスなので、だからこそ響くところがあるんだろうと思います。僕のGクラスの感覚は馬に近いんです。乗り物の馬。だから最終的にそういうところに行く人が多いのかなと。なんとなく、前回の高島礼子さんも含めてそう思います。あの揺れ方といい、馬感が心地良いのかな?」
Q: ドライビングの印象は?
「とてもお上手だと思います。ドライビングからわかるのは、運転中のメンタルの抑揚はきっと少ないんだろうな、ということ。だからいつもコンスタントでいられる人なんじゃないかなと想像しましたね」
カーグラフィックTV 40周年アニバーサリー ゲスト一覧
1月 東儀秀樹さん(雅楽師) AC ACE
2月 吉田匠さん(自動車評論家) ポルシェ356B
3月 横山剣さん(クレイジーケンバンド) オースチンヒーレー100
4月 光石研さん(俳優) メルセデス・ベンツ190(W110)
5月 後藤淳平さん(ジャルジャル) シトロエン・エグザンティア
6月 荻野目洋子さん(歌手) ポルシェ997カブリオレ
7月 高島礼子さん(俳優) メルセデス・ベンツGクラス
番組概要
【番組名】「カーグラフィックTV」
【放送日時】8月15日(木)よる11:00〜11:30放送
【放送局】BS朝日
【CAST】松任谷正隆
ゲスト・片岡愛之助
【制作】BS朝日、カーグラフィック
【プロデューサー】篠原弘光(BS朝日)、久保健(カーグラフィック)
【コピーライト】番組写真をご使用の際は「©BS朝日」の表記をお願いいたします。
【公式HP】https://www.bs-asahi.co.jp/cgtv/
【番組公式X】@CARGRAPHIC_TV