VicOne、経済産業省の委託を受けて自動車サイバーセキュリティ人材の裾野拡大を目的とした自動車サイバーセキュリティコンテスト「Automotive CTF Japan」を開催

トヨタ自動車株式会社の協力によるデモなどを含むプレセッションも実施

VicOne Inc.のプレスリリース

 トレンドマイクロ株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長 (CEO) エバ・チェン)の子会社で、自動車向けサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーであるVicOne株式会社(ヴィックワン、東京都新宿区、最高経営責任者(CEO)マックス・チェン)と株式会社三菱総合研究所は、経済産業省の委託を受け、自動車サイバーセキュリティ人材の裾野拡大を目的とした専門知識や技術力を競い合う自動車サイバーセキュリティコンテスト「Automotive CTF(オートモーティブ キャプチャー・ザ・フラッグ)Japan」を今年度から新たに開催します。今年度の「Automotive CTF Japan」は、2024年7月に実施するプレセッションと、8月から9月にかけて開催される予選および決勝のコンテストパートの2部構成です。

【Automotive CTF Japan について】

 「Automotive CTF Japan」は、自動車業界におけるサイバーセキュリティに関する意識・認知の底上げおよびサイバーセキュリティ人材の確保、専門知識向上のためのトレーニング機会の提供、業界内外において高い専門性持つセキュリティ人材のコミュニケーションの場づくりに貢献することを目的としています。

 「Automotive CTF Japan」のコンテストパートは、2024年8月25日(日)より9月8日(日)までオンラインで開催される「Automotive CTF Japan 予選(以下、CTF Japan予選)」と、9月13日(金)に都内会場で開催される「Automotive CTF Japan 決勝(以下、CTF Japan決勝)」に分かれます。CTF Japan決勝にはCTF Japan予選での得点上位5チームが進出でき、さらにCTF Japan決勝での上位2チームには、10月に米国で開催される「Automotive CTF 2024 決勝」への出場権が与えられます。

 

 また、CTF予選・決勝開催前の2024年7月29日(月)には「Automotive CTF Japan プレセッション」を開催します。CTF Japan 予選・決勝に向けての事前レクチャーのほか、名古屋大学 大学院情報学研究科 附属組込みシステム研究センターの倉地亮特任准教授による自動車サイバーセキュリティの現状や人材確保への取り組みについての講演や、トヨタ自動車株式会社の協力のもと自動車セキュリティテストベッドを用いたデモなど、自動車サイバーセキュリティに広い視点で触れていただけるセッションを実施します。

 

【主催】経済産業省

【運営主体】VicOne株式会社及び株式会社三菱総合研究所

【パートナー】Block Harbor

【後援】公益社団法人 自動車技術会、株式会社ティアフォー、トヨタ自動車株式会社 ※50音順

【特設ページ】https://vicone.com/jp/automotive-ctf

【参加申込フォーム】https://form.run/@automotive-ctf-japan-form

※「Automotive CTF Japan プレセッション」、「Automotive CTF Japan」共通

 

イベント概要

■「Automotive CTF Japan プレセッション」概要

【開催日時】2024年7月29日(月) 13時30分~17時00分 

【会場】JR新宿ミライナタワー内 会議室

【参加募集人数】50名(申込先着順)

*オンラインでの配信も行います(オンライン参加者は上限なし)

*CTFに参加しない方もエントリー可能です

【参加費】無料

【参加申込方法】こちらの【参加申込フォーム】よりお申込みください

 https://form.run/@automotive-ctf-japan-form

【プログラム】

・「自動車サイバーセキュリティの現状と人材確保への取り組み」
名古屋大学 大学院情報学研究科 附属組込みシステム研究センター 倉地亮特任准教授

・「Vision of automotive CTF event “Hack Festa”」

トヨタ自動車株式会社 情報通信企画部 InfoTech-IS インフラ先行開発グループ 主査
小熊 寿 様 

・「Automotive CTF Japanの演習問題及び解説」
VicOne株式会社

【募集期間】2024年6月28日(金)~7月25日(木)まで

 

■「Automotive CTF Japan 予選」概要

【開催日時】2024年8月25日(日)00時00分~9月8日(日)23時59分

【会場】オンラインにて実施

【参加費】無料

【参加申込方法】こちらの【参加申込フォーム】よりお申込みください

 https://form.run/@automotive-ctf-japan-form

【応募資格】日本国内在住の方 *プレセッションに参加しない方もエントリー可能です

【募集期間】2024年6月28日(金)~予選終了まで

 

■「Automotive CTF Japan 決勝」概要

【開催日時】2024年9月13日(金)9時00分~18時00分

【会場】ベルサール六本木

【参加者】「Automotive CTF Japan予選」での獲得ポイント上位5位までのチーム招待制

【特典】上位3位までに賞金を進呈します(1位:10万円、2位:8万円、3位:6万円)

また、上位2チームは10月に米国にて開催される「Automotive CTF 2024 決勝」への出場権が与えられ、参加費用、旅費及び滞在費はVicOneが負担します
*1チーム最大3名まで 

CTFについて

CTFはCapture The Flagの略で、サイバーセキュリティの専門知識や技術力を競うイベントの形式の呼称です。様々な問題が用意され、情報セキュリティのスキルを用いて問題を解くとFlagと言われる文字列が入手できます。競技者は得点システムにFlagの文字列を登録することで問題の難易度に合ったポイントが獲得でき、合計得点が一番多いチームが優勝となります。

 

三菱総合研究所について

株式会社三菱総合研究所は総合シンクタンクとして、高い専門性、知見やノウハウを結集し、社会の複雑で多様な課題解決を通じた価値の提供に努めています。エネルギー分野では、政府や地方自治体、業界団体、民間企業に対する豊富な調査・分析・コンサルティング実績を有しています。豊かで持続可能な未来の共創を使命として、世界とともにあるべき未来を問い続け、社会課題を解決し、社会の変革を先駆けます。

https://www.mri.co.jp/

 

VicOneについて

VicOneは、これからの自動車を守るというビジョンを持ち、自動車産業向けに幅広いサイバーセキュリティソフトウェアやサービスを提供しています。自動車メーカーの厳しい要求に応えるために開発されたVicOneの各ソリューションは、現代の車両が必要とする高度なサイバーセキュリティの各種要件に適合し、大規模な運用にも応えるように設計されています。VicOneは、トレンドマイクロの子会社であり、トレンドマイクロが30年以上にわたって培ってきたサイバーセキュリティ技術をベースにしています。自動車サイバーセキュリティのグローバルリーダーとして、サイバーセキュリティにおける独自の深い知見を活かした先見性を提供し、お客様が安全でスマートな車両を開発できるよう支援しています。

 

【日本法人名】VicOne株式会社(英語名:VicOne Corporation)

【グローバル代表】CEO マックス・チェン

【日本法人役員】会長 マヘンドラ・ネギ、 マックス・チェン等

【設立日(台湾)】2022年6月 

【設立日(日本)】2023年6月(登記月)

【従業員数(グローバル)】約100名 

【本社所在地】日本、東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー

【事業内容】自動車向けサイバーセキュリティソリューション

【U R L】https://www.vicone.com/jp 

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