パナソニックグループのプレスリリース
パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO:樋口 泰行、以下、パナソニック コネクト)は、現場ソリューションカンパニー 名古屋オフィスにある、製造業のお客様向け体験型共創ラボ「AI Inspection Lab(エーアイインスペクションラボ)」を本日リニューアルオープンしました。本Labは自動車メーカーを中心とする製造業のお客様を対象に、検査工程の課題に対するAIを活用したセンシング技術の検証を最短1日~行っていただける場として、2022年11月に開設しました。年間約60社を超える製造業のお客様にご来場いただき、累計で100件以上の検証を実施しており、なかには実際の製造現場に導入されている実績もあります。
今回のリニューアルでは、視覚をデジタル化したロバスト性に強い(※1)パナソニック コネクトの画像センシングだけでなく、来場されたお客様からご要望の多かった聴覚や触覚のデジタル化に関するセンシングソリューションや、検査工程の検証・導入で培ったノウハウを活かして工場内物流にも活用できるセンシングソリューションの展示を追加しました。
■AI Inspection Labでできること
1. 体験:実機によるデモンストレーションでAIを活用したセンシングを体験
2. 検証:お客様の製品の持ち込み検証により、効率的に精度を見極める
3. 共創:お客様現場で実現するために、お客様と検証を繰り返して課題を解決
本Labは、実際にお客様の課題となっている製品を持ち込んで、検証できることが特長です。Labで効率的に検査精度を見極め、導入に向けた共創活動を行います。設備として、パナソニック コネクトのセンシングデバイスに加えて様々な検査用照明を用意しており、お客様の実際の現場に近い環境を作り上げることで、実導入と近しい条件で検証することができます。また、専任エンジニアが最適なチューニングを行い、精度向上のサポートを実施します。従来、お客様環境下での検証では、結果が出るまで通常2か月程度かかるところ、Labでの持ち込み検証により、最短1日~検証可能となります。
■社会背景と主な展示内容
昨今、製造業界では作業員不足が深刻化しています。その一方で、時代の変化に伴い製品の種類は多様化し、また技術の進歩による製品機能の高度化で、検査にも高度化が求められており、検査項目も増え続けています。例えば、自動車メーカーにおいては、安全運転支援装置など新技術の導入に伴い、検査工数・時間が増加しています。そして多くの製造現場では、熟練作業員の経験と感覚といった暗黙知に頼らざるを得ず、作業員の負荷軽減のためにも業務効率化が急務となっています。
そこで本Labでは、製造業における検査工程を中心に、人の感覚をデジタル化するAIを活用したセンシングで、検査業務の負荷軽減に貢献します。
※1 センシングを妨げる外乱があっても、安定した精度で対象・事象を特定できること。
※ビジネス向けのため一般公開は行っておりません。ご希望の方にはパナソニック コネクトの営業よりご案内いたしますので、お問い合わせ先までご連絡ください。
【お問い合わせ先】
AI Inspection Labは完全予約制となりますので、見学をご希望の方はお問い合わせください。
パナソニック システムお客様ご相談センター
フリーダイヤル:0120-878-410
受付:9時~17時30分(土・日・祝日は受付のみ)
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース]製造業のお客様向け体験型共創ラボ
「AI Inspection Lab」をリニューアル(2024年6月17日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn240617-1
<関連情報>
・製造業のお客様向け体験型共創ラボ AI Inspection Lab
https://connect.panasonic.com/jp-ja/about/who-we-are/experience/ai-inspection-lab
・パナソニック コネクト 共創活動
https://connect.panasonic.com/jp-ja/about/who-we-are/experience
・パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
・パナソニック コネクト Newsroom
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom
・パナソニック コネクト DEI(Diversity, Equity & Inclusion)
https://connect.panasonic.com/jp-ja/about/sustainability/dei