ブレンボのGP4-MOTOGPキャリパーが2024年レッドドット・デザイン賞を受賞

株式会社ブレンボ・ジャパンのプレスリリース

MotoGP技術を公道仕様に応用した究極のブレーキキャリパーが、2024年レッドドット・デザイン賞において部門最優秀賞、「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞

2024年5月28日、イタリア、ステッツァーノ(BG) – ブレンボのGP4-MotoGPがこのたび、2024年レッドドット・デザイン賞において「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞しました。

レッドドット・デザイン賞は世界屈指の権威あるデザイン賞であり、革新性とデザイン性を融合させた優れたデザインを厳正な審査によって選出し、表彰しています。今回の受賞によって、ブレンボが提供するソリューションの際立つデザイン性がこれまで以上に明確に示されるとともに、将来のモビリティのためにイノベーションを実現する当社の揺るぎない姿勢と、モータースポーツにも通用する他の追随を許さぬデザイン性と性能の融合力が改めて証明されました。

パワフルなオンロードバイク向けに設計・開発されたGP4-MotoGPは、サーキット発想の公道仕様ブレーキキャリパーです。現代のモーターサイクルのニーズと、要求の厳しいサーキット走行愛好家の期待に応え、性能と公道でのスポーツ感覚を新次元へと押し上げます。

 

優れた性能を誇るGP4-MotoGPキャリパーの決め手は、斜めのパッドアバットメントです。MotoGPキャリパーでは標準的な仕様ですが、これを応用することによってレバーにかかる力が同等であっても、よりシャープな制動力を可能にしました。さらに、アンチドラッグシステムと瞬時のパッドリリースコントロールを強化し、パッド摩耗の軽減を図っています。

 

外観の美しさにもこだわり、よりシャープで大胆なデザインに仕上げました。

 

MotoGPやSBKでプロライダーが用いるブレンボ製キャリパーと同様、このモノブロックキャリパーもアルミビレットから生まれています。明るくなめらかな外観を生み出すニッケルコーティングによる表面処理により、高温環境でも本来の強さと性能を発揮すると同時に、耐久性、耐摩耗性、ロードでの最適性能を確保し、走りの満足感にも妥協はありません。

 

レッドドット・デザイン賞は、およそ70年の歴史を誇る世界屈指の権威あるデザイン賞です。創設以降、誰もが欲しがるレッドドット・デザイン賞の受賞は優れたデザイン性の証として世界的に認められています。

■ブレンボについて

ブレンボは、高性能ブレーキシステムおよびコンポーネントの設計・開発・生産の世界的なリーディングカンパニーです。1961年にイタリアで創業して以来、乗用車やバイク、商用車の一流メーカーへ革新的なソリューションを提供し続け、過酷なモータースポーツの世界選手権においては600以上のタイトルを獲得しています。15カ国に32の生産・事業拠点と9つの研究開発センターを構え、約15,600名の従業員と共に、最高のドライブ体験を追求する全ての人々が信頼できるソリューションを開発し続け、2023年の売上高は38億4,900万ユーロに達しました。「Turning Energy into Inspiration(エネルギーをインスピレーションに)」をビジョンに、最先端のデジタル技術と持続可能なソリューションを通じて、モビリティ分野の発展と未来の形成に貢献します。

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