購入時、5割近くが予算オーバー。平均購入価格は、軽自動車約179万円、SUV約420万円
株式会社400Fのプレスリリース
国内最大級の家計診断・相談サービス「オカネコ」を運営する株式会社400F(フォーハンドレッド・エフ、本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村 仁、以下「当社」)は、マイカー(※)の購入・維持に関する実態を探るべく、全国の『オカネコ』ユーザーの男女1,226人を対象に「オカネコ マイカーに関する意識調査」を実施しました。
(※)ご自身や家族が購入し、所有している車のこと
「オカネコ マイカーに関する調査」結果サマリー
■ マイカーあり70.4%。20代や、東京・大阪在住者でもほぼ半数が所有
■ 約2人に1人がマイカー購入前の家計状況に「不安あり」
■ 約3割が「軽自動車」を購入?世帯年収1,000万円を超えると「SUV」が人気に
■ マイカー平均購入金額は「約266万円」。ボディタイプ別では、軽自動車は約179万円、SUVは約420万円
■ 購入時、5割近くが予算オーバー。車両価格・維持費の見積りの難しさが原因に?
■ 維持費は平均「約17,613円/月」。最も負担に感じるのは「ガソリン代」。51.3%が1年前より「維持費の高騰」を実感。
「オカネコ マイカーに関する意識調査」の結果
■ マイカーあり70.4%。20代や、東京・大阪在住者でもほぼ半数が所有
調査対象者のうち、マイカーがあると回答した方は70.4%でした。
年代別の所有率は、20代以下57.3%、30代65.1%、40代68.8%、50代72.7%、60代74.9%、70代以上81.9%と、全年代で所有率が半分を超え、年齢が高くなるほど所有率も高い結果となりました。
また、東京と大阪における所有率をみると、東京46.8%、大阪54.1%となっており日本全体の中で特に交通網が発達しているエリアでも約半数が車を所有していることがわかりました。
■約2人に1人がマイカー購入前の家計状況に「不安あり」
調査対象者の中から「マイカーがある/あった」または、「所有希望で購入検討を始めている」と回答した方へ「マイカーを購入するにあたり、家計の状況に対して不安はある/ありましたか」と質問したところ「不安がある/あった」と回答した方は50.1%(「すごく不安がある/あった」15.1%、「どちらかというと不安がある/あった」35.0%)となり、2人に1人がマイカー購入前の家計状況に不安があったことがわかりました。
「不安がある/あった」と回答した方へ「不安があった上で、購入に至ったきっかけを教えてください」と質問したところ、「移動手段として、車が必ず必要だから」43.4%、「予算を捻出したから」30.6%、「中古車で希望価格に合う車を見つけたから」20.2%といった回答から順に多く上がり、必要に迫られマイカーを検討する中で、家計状況を鑑みながら工夫を凝らし購入へと繋げていることが伺えます。
■約3割が「軽自動車」を購入?世帯年収1,000万円を超えると「SUV」が人気に
調査対象者の中から「マイカーがある/あった」または「所有希望で購入検討を始めている」と回答した方へ「欲しい/持っていた/持っている車のボディタイプを教えてください」と質問したところ「軽自動車」32.6%、「コンパクト/ハッチバック」21.8%、「セダン」19.6%の順に多い結果となりました。
世帯年収別で見ると、400万円未満から1,000万円未満の方は「軽自動車」を選択した方が最も多く(400万円未満44.6%、400万円以上600万円未満35.1%、600万円以上800万円未満30.6%、800万円以上1,000万円未満26.5%)、1,000万円以上では「SUV」を選択した方が最も多いことがわかりました。(1,000万円以上1,200万円未満37.0%、1,200万円以上32.4%)
■マイカーの平均購入金額は「約266万円」。ボディタイプ別では、軽自動車は約179万円、SUVは約420万円
「マイカーがある/あった」と回答した方へ「マイカーの購入にかかった費用を教えてください。(車両代のみ。複数、車を所有している方は、1番価格の高いものを教えてください)」と質問したところ、200万円以上300万円未満23.7%、300万円以上400万円未満15.3%の順に多い結果となり、平均購入金額は約266万円ということがわかりました。
人気上位のボディタイプ別にみると軽自動車の平均購入金額は約179万円、SUVの平均購入金額は約420万円となりました。
■購入時、5割近くが予算オーバー。車両価格・維持費の見積りの難しさが原因に?
「マイカーがある/あった」と回答した方へ「マイカーの想定予算と実際の購入費に違いはありましたか。(複数、車を所有している方は、1番高い価格のものについて教えてください)」と質問したところ「高くなった」と回答した方が48.8%(1万円以上10万円未満7.6%、10万円以上50万円未満17.2%、50万円以上100万円未満11.2%、100万円以上200万円未満5.9%、200万円以上300万円未満3.8%、300万円以上3.0%)と、予算オーバーでマイカーを購入した方が5割近くいることがわかりました。
さらにその理由に関して質問したところ「車両価格の予算設定が甘かったから」36.4%、「こだわり(カスタマイズ等)を増やした/減らしたから」26.0%、「維持費(税金・保険料・車検代・ガソリン代・駐車場代・メンテナンス費用等)の予算設定が甘かったから」19.4%といった回答が順に多く上がりました。正確に見積もりをたてることの難しさ、そしてマイカーを購入する中で妥協したくない点が出てきたことで予算オーバーをしてしまう方が多いことが伺えました。
■維持費は平均「約17,613円/月」、最も負担に感じるのは「ガソリン代」
「マイカーがある」と回答した方へ「毎月、車の維持費(税金、ローン返済、保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代等のこと。)にかかっている費用を教えてください。(複数、車を所有している方は、1番高い価格のものについて教えてください)」と質問したところ、5,000円以上10,000円未満20.9%、10,000円以上15,000円未満19.8%の順に多い結果となり、毎月のマイカー維持費は平均約17,613円ということがわかりました。
次いで「車の維持費で特に負担に感じるものは何ですか」と質問したところ、「ガソリン代」56.8%、「車検代」53.3%、「税金(自動車税・自動車重量税)」52.6%の順に多く、上位3項目は半数以上が負担に感じていることがわかりました。
■51.3%が1年前と比べ「維持費の高騰」を実感
「マイカーがある」と回答した方へ「毎月の車の維持費にかかる費用は、1年前の4月と比べて変動はありましたか。(複数、車を所有している方は、1番高い価格のものについて教えてください)」と質問したところ「高くなった」と回答した方は51.3%(5,000以上1万円未満27.0%、1万円以上3万円未満13.4%、3万円以上5万円未満6.1%、5万円以上7万円未満1.6%、7万円以上10万円未満1.2%、10万円以上2.0%)でした。過半数の方が昨年よりも維持費の高騰を感じており、ガソリン代・車検代の価格高騰等が影響していることが伺えます。
調査概要
調査名:オカネコ マイカーに関する意識調査
調査方法:WEBアンケート
調査期間:2024年4月27日(土)〜 2024年5月6日(月)
回答者:全国の『オカネコ』ユーザー1,226人
回答者の年齢: 20代以下5.5%、30~39歳17.0%、40~49歳25.9%、50~59歳30.4%、60~69歳15.3%、70歳以上5.9%
回答者の世帯年収:400万円未満28.1%、400万円以上600万円未満20.1%、600万円以上800万円未満15.3%、800万円以上1,000万円未満12.1%、1,000万円以上1,200万円未満4.8%、1,200万円以上9.6%、わからない10.0%
回答者の居住地(都道府県別):北海道3.6%、青森1.1%、岩手0.3%、宮城1.1%、秋田0.7%、山形0.4%、福島1.1%、茨城1.5%、栃木0.6%、群馬1.5%、埼玉6.4%、千葉4.6%、東京16.6%、神奈川9.2%、新潟1.5%、富山0.6%、石川1.1%、福井0.4%、山梨0.9%、長野1.3%、岐阜1.7%、静岡2.5%、愛知6.7%、三重1.3%、滋賀0.6%、京都1.8%、大阪10.0%、兵庫4.2%、奈良1.1%、和歌山0.4%、鳥取0.0%、島根0.6%、岡山1.5%、広島2.1%、山口0.5%、徳島0.7%、香川0.7%、愛媛1.3%、高知0.5%、福岡3.3%、佐賀0.6%、長崎0.4%、熊本0.7%、大分0.4%、宮崎0.3%、鹿児島0.7%、沖縄0.5%
※調査結果データの引用、転載に際しては必ず『オカネコ マイカーに関する意識調査』『家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ』と記載してください。
『オカネコ』について
スマホから居住地や年齢、年収、家族構成などの質問に答えるだけで、同地域・同年代の人と比較し、ユーザーの家計状況を診断。その後、診断結果をもとにFP(ファイナンシャルプランナー)やIFA(金融商品仲介業者)等のお金のプロからアドバイスコメントが届き、ユーザーがチャットで気軽に相談することができるオンラインサービスです。
会社概要
“お金の問題を出会いで解決する”ことを理念に2017年11月に設立。証券・保険・銀行などさまざまなアドバイスをワンストップで無料相談できる国内最大級のプラットフォーム『オカネコ』を運営。どんな立場の人にも有効な「お金の問題解決」の機会を提供し続けます。