New Innovation Technologyをテーマに、電動車の新たなニーズに応える新規開発部材・部品などを初展示
NOK株式会社のプレスリリース
「Essential Core Manufacturing ― 社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を掲げるNOKグループは、今回、New Innovation Technologyをテーマに、電動車(EV)のニーズに応える熱マネジメント部材やバッテリーケース用の圧力開放弁シリーズなどを初展示する他、新開発の「自己潤滑ゴム」を初めて展示・ご紹介いたします。
NOKブース イメージ
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「自己潤滑ゴム」※新規開発品/初展示
低摩擦を実現し、環境負荷を軽減する新ゴム材料です。オイルシールを始めとするシール製品の摩擦を従来の平均約30~40%低減可能なゴム材料を、潤滑油の国内トップメーカーであるENEOS株式会社と共同開発いたしました。本ゴム材料は、ゴムの配合を工夫することで、分子スケールで界面を制御し、低摩擦かつこれまでのシール製品と同様の密封機能を発揮します。
「自己潤滑ゴム」を用いた低摩擦シール製品は、しゅう動発熱が低く、劣化しにくいため、製品の長寿命化が期待できます。また、EVのモーターやeアクスルなどの電費向上に貢献いたします。
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圧力開放弁シリーズ ※シリーズ展示初
EVのバッテリーケースに取り付けることで、バッテリー内の熱暴走により多量のガスが発生した場合に、適正量のガスを外部へ逃す部品です。バッテリーケースの大きさ・取り付け方法、ガス量などに応じて、素材や仕組みが異なる5種類の製品をシリーズでは初めて紹介いたします。
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熱マネジメント部材
・熱伝導部材シリーズ
デバイスの熱マネジメントに適した熱伝導部材のシリーズです。クレイ(粘土状)は、自由に変形することから、複雑な凸凹にも追随することで効率的な放熱を実現します。クレイとゴムを合わせた複合品など、使用箇所に合わせた形状を提案いたします。
・絶縁熱伝導樹脂 ※新規開発品/初展示
高放熱と高耐熱を兼ね備えた絶縁樹脂材料です。高精度に成型が可能で、従来の金属部品から置き換えることで、車両の軽量化に貢献します。高温環境下(最大220℃)での連続使用が可能で、高い放熱性と耐熱性が求められるモーターやバッテリー、インバータのバスバーやコネクタなどでの適用を想定しています。
・セル間断熱・弾性ゴムシート ※初展示
バッテリー性能低下を制御し、難熱性を備えたゴムシートです。
バッテリーのセル間に配置し、充電や放電に伴うセルの膨張・収縮による隙間に追随、適切な荷重でセルを支持します。中空構造により断熱性が向上するため、セルが熱暴走しても隣接するセルへの伝熱を緩和し、延焼を遅延・抑制が可能です。また、難燃性規格UL94 V-0相当の難燃性を有した材料を適用することで、熱暴走時に電池セルからの熱を受けてもゴムが発火し難い特徴を持っています。
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<人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA 出展ブース>
・主催:公益社団法人自動車技術会
・会期:2024年5月22日(水)~24日(金)
22日(水)・23日(木) 10:00 ~ 18:00 / 24日(金)9:00 ~ 16:00
・会場:パシフィコ横浜 展示ホール・ノース(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
NOKブース小間番号:386
みなとみらい線 「みなとみらい」駅下車 徒歩約5分
JR横浜線 ・横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅下車 徒歩約12分
・URL:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/yokohama/
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リリースに関するお問い合わせ
NOK株式会社 コーポレートアフェアーズ室 コーポレートコミュニケーション部
TEL:03‐5405‐6372 Mail:mb_nok_corporate_affairs@jp.nokgrp.com
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NOK株式会社について
NOKグループは「Essential Core Manufacturing ― 社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を掲げ、豊かな社会の根幹となる「安全」と「快適」を支えています。 16の国と地域に所在するグループ92社、約38,000人で、積み重ねた基礎研究に基づく製品開発、高品質での大量・安定生産を実現しています。 自動車をはじめとするモビリティ、PCやスマートフォンに代表される電子機器、OA機器、医療・ヘルスケア機器、産業用ロボット、そして人工衛星など、あらゆる産業分野に技術・製品を提供し続けます。