”サーキットが開発現場” を掲げ過酷な耐久レースでエンジンオイルの開発を進める。24時間耐久レースでもオイル無交換で挑む。
株式会社AKTジャパンのプレスリリース
”サーキットが開発現場”
【TAKUMIモーターオイル】は”Hitotsuyama Racing”とタッグを組み、ENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE ST-Zクラスに、Mercedes-AMG GT4を使用し参戦する。
同社はHitotsuyama Racingと共にAudi R8 LMSでモータースポーツ活動とエンジンオイル等の製品開発を行って来たが、今シーズンは十数年ぶりの使用車両のブランドチェンジとなった。Mercedes-AMGはチームにとっては初ブランドであり、Mercedes AMG Customer Racingと連携を取り合いながら新しいマシンでのシリーズに挑むことになる。
昨年までのAudi R8 LMS GT-4は最高出力495PS、最大トルク56.1Kgm(SRO BoP:Balance of Performanceによる)を発生するV型10気筒DOHC 5.2リッターN/Aエンジンであったが、今回のMercedes-AMG GT4は、最高出力476hp、最大トルク64.2kgm4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンとなる。
最大の違いはやはりターボチャージャーの有無であり、エンジンオイルは超高温・超高回転となるターボチャージャーの潤滑と冷却を担うこととなる。
それでもTAKUMIモーターオイルの開発陣は、「高回転・高負荷に関する知見及びデータは、十分に積みあがっており問題ありません。」と自信を見せる。当然ながらレース中のエンジンデータは全て記録されると同時に、レースで使用された各種オイルは研究室へ持ち帰り、その劣化状態などを調べるという。このような地道な研究開発活動を10年以上に渡り継続していることが同社の強みになっているという。
経験豊富なドライバー陣でエンジン性能を引き出す
AドライバーおよびBドライバーには昨シーズンに引き続き山脇大輔とSean Walkinshawを起用。Cドライバーには新たにJames Pullを迎え入れる。James Pullは24歳のイギリス系マレーシア人で、 British F3 ChampionshipやLamborghini Super Trofeo Series、GT World Challenge Europeで数多くの優勝を成し遂げた経歴を有する。そしてDドライバーにはチームとの経験も豊富でMercedes-AMG GT4を熟知する川端伸太朗を起用することで、チームの戦力アップを狙う。
また、富士24時間のEドライバーには全日本ラリー選手権やKYOJO CUPで活躍する女性ドライバーの平川真子を登録する。平川真子にとっては来シーズンの本格参戦に向けた準備のシーズンとなる。
Team Hitotsuyamaレーシングアンバサダー
さらに、今シーズンはTeam Hitotsuyamaレーシングアンバサダーとして、安田七奈、花乃衣美優に加えて廣川エレナが新たにチームに加入し、3名のアンバサダーがサーキットを盛り上げる。
”愛車を守る品質。” を追求
【TAKUMIモーターオイル】はブランド発足から14年目を迎え、一定の評価を得ているが今後もレース活動を通じた製品開発を継続し、同社のコンセプトである ”愛車を守る品質。” を追求し実現していく方針だ。
また、今シーズは同社のこれまでの知見を活かした特殊なオイル添加剤を多数リリースしていく予定だという。レースに使用しエンジン性能を引き出す”攻めの添加剤”から、エンジンを保護しその耐久性を高める”守りの添加剤”まで、ラインナップを拡大する計画た。
今後も、更なるTAKUMIモーターオイルの進化に期待だ。
【TAKUMIモーターオイル】https://takumi-motoroil.co.jp/
(株式会社AKTジャパン)