フリービットグループ、アルプスアルパイン、NECネッツエスアイが参加する5G/web3の“社会実装”実験「LIVE! LIVINGTOWN」をスタート

Local 5G SA免許(予定)を取得し実環境にて、5G×web3×AI×IoTを垂直統合し社会実装することで、住宅・仕事・モビリティ領域で“暮らしをアップデートする”体験型、研究型両面の検証を開始

フリービット株式会社のプレスリリース

フリービット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO兼CTO:石田 宏樹、以下「フリービット」)及びフリービットの子会社である株式会社ギガプライズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:佐藤 寿洋、以下「ギガプライズ」)と、アルプスアルパイン株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長: 泉 英男、以下「アルプスアルパイン」)は、ギガプライズグループである株式会社LTM(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:室田 直也、以下「LTM」)が運営する複合施設「LIVINGTOWN みなとみらい」において、5G/web3時代の“社会実装”を推進する「LIVE! LIVINGTOWN」をスタートし、5G/web3分野での技術連携を強化することをお知らせいたします。

実施背景

フリービットグループでは、次期中期経営計画「SiLK VISION 2027」を5G/web3の“社会実装”段階と位置づけ、IoTをはじめ次世代通信やフリービットが有するブロックチェーン技術と、ギガプライズが有する住まいや暮らしを支える通信インフラのノウハウを連携することで、先進テクノロジーを活用した5G/web3時代における生活様式「5G Homestyle」の推進を目指しています。また、フリービットとアルプスアルパインでは、EV(電気自動車)、自動運転/先進運転支援システムなどのモビリティ分野だけでなく、IoT、住宅空間などの生活様式においても技術連携をはかり、アルプスアルパインの車載向けの製品開発で培ってきた高い信頼性を誇る通信技術を活かした安定した5G通信接続等による、デバイスから通信、技術、空間までを垂直統合型で提案する体制を整えております。アルプスアルパインとフリービットグループは、トーンモバイルブランドとも連携し、2017年より様々な生活実装実験を行ってきており、この度、今年3月22日にフリービットより発表した「TONE IN」戦略に基づき、両社で検証してきた内容を、トーンモバイルの技術も含めて「LIVINGTOWN みなとみらい」に「TONE IN」してまいります。

※フリービットの「TONE IN」戦略についてはこちらをご確認ください。

https://freebit.com/press/pr2024/0322_fb_tonein.html

実施内容

フリービットグループでは、次期中期経営計画「SiLK VISION 2027」の主要テーマである5G/web3の“社会実装”に向けた様々なサービスを「LIVE!」という定義でまとめ、web3技術を基盤に、モビリティ、居住環境、医療、ライブ配信など、5G/web3時代のライフスタイルの変化に対応した先進テクノロジーを提供してまいります。

「LIVINGTOWN みなとみらい」においては、Local 5G SA環境を構築し、各エリアに設置する設備やモデルハウス内へのIoT機器等を通して、住宅、仕事、モビリティ分野において、スマートホームやスマートタウンを実感できる体験型の検証「LIVE! LIVINGTOWN」をスタートいたします。また、Local 5G環境の構築に関しては、NECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:牛島祐之、以下「NECネッツエスアイ」)とも連携し、技術開発を行ってまいります。

「LIVINGTOWN みなとみらい」における5G SA環境は、他事業などの実証実験を希望する機関や事業者にも提供し、包括的で幅広い分野での課題やニーズに応じたセキュアで安定的な5G/web3ソリューションを提供してまいります。

■LIVE! Mobility (モビリティ領域に「TONE IN」)

アルプスアルパインと連携して、車載器で動作するレイヤ1ブロックチェーン「TONE Chain」の実証を行います。さらに、Local 5G SA MECを利用したエッジコンピューティングを「TONE Chain」に組み込む検証などまで拡大し、今後のモビリティ分野における、5G/web3のある生活を検証します。

■LIVE! モバイルLLM (生成AIモデルに「TONE IN」)

今年3月20日にフリービットより発表した、スマートフォン上で動作する Edge LLMを、Local 5G MEC上で動作する実験を行います。より大きな大規模モデルサーバーと連携させ、Local 5G SAによって、インターネットではなく通信事業者のネットワーク内で低遅延・高セキュリティ・分散化を行う実験を行います。

 ■LIVE! Workstyle (仕事環境に「TONE IN」)

該当エリアにおいてアルプスアルパイン提供によるCPEと連携し、Local 5G SA接続環境をWi-Fi環境に変換したうえで、無料インターネット接続環境を提供する実験を行います。

■LIVE! Homestyle (住空間に「TONE IN」)

エリア内に設置された通信基地局に、アルプスアルパイン提供による独自CPEと連携し、Local 5G SA 接続環境と公衆無線LAN・カメラ・センサー等を搭載した次世代街灯「Smart Pole」の通信環境を変換したうえで、生活空間における各種安全安心を見守るセンサを提供する実験を行います。

各社の役割

フリービット

・「LIVE!」の全体コーディネート

・5G等の次世代通信の技術開発

 ・スマートフォン上で動作するEthereum(EVM)互換レイヤ1ブロックチェーン

 「TONE Chain」、スマホ上で動作する「freebit Edge LLM」等のweb3技術の 

  提供

アルプスアルパイン

・車載向けで培った環境耐性、高堅牢性、静粛性が高く、設置の自由度も多様な

 デバイス技術やセンサ技術の提供

 ・Local 5Gを上流としたWi-Fi環境の提供を可能にする独自CPEの提供

ギガプライズ

「LIVINGTOWN みなとみらい」を通じてスマートホームやスマートタウンの実現に向けた検証や体験の場を提供

NECネッツエスアイ

Local 5G環境の構築

【「LIVINGTOWN みなとみらい」 について】

「LIVINGTOWN みなとみらい」は、ライフスタイルの変化に対応した住宅やスマートタウンの実現に向けた取り組みを推進し、住まいや暮らしの新しいカタチを提案するコミュニティを提供する複合施設です。「LIFE CREATION区画」、「LIFE STYLE区画」、「LIFE RESIDENCE区画」の3つの異なるテーマの区画と、人々が集う芝生公園エリア「Center Court」で構成されており、複合型住宅展示場などの他、輸入車ディーラーのショールーム、ベーカリー&カフェ、レストラン、エステサロン、24時間フィットネスジムなどのテナントが出店しています。

「LIVINGTOWN みなとみらい」は、身近で親しみのある「暮らしに役立つ場所」として様々なLIFESTYLEのカタチを発信することにより、新たな発見や驚きなど、来場者の体験価値向上や、施設を中心とした周辺エリアの価値向上に貢献してまいります。

【フリービットグループの5G/web3の“社会実装”「LIVE!」について】

「LIVE!」により開発された技術やサービスは、フリービットのBuilding Blocksにおけるコアコンポーネントに組み込まれ、トーンモバイル等のサービスや各機関と連携したPoCなどを通して“社会実装”を具現化し、自社以外のスマートフォンを含む幅広い機器で展開可能とする「TONE IN」戦略により、さらに提供の場を広めてまいります。

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