アストンマーティン、エイドリアン・ホールマークを最高経営責任者に新たに任命

Aston Martin Japan合同会社のプレスリリース

経験豊富なウルトラ・ラグジュアリー・カー業界のリーダーエイドリアン・ホールマークを最高経営責任者に新たに任命
ベントレー・モーターズの元会長兼最高経営責任者が、退任するアメデオ・フェリーサの後任としてアストンマーティンの最高経営責任者に就任
ホールマークは、2024年10月1日までに役職に就く予定

2024年3月22日、ゲイドン（英国）：アストンマーティンの取締役会は、ウルトラ・ラグジュアリー・カー業界のリーダーであるエイドリアン・ホールマークを、取締役および最高経営責任者（CEO）に任命することを発表しました。ホールマークは2024年10月1日までに就任します。

ホールマーク（61歳）は、2018年からベントレー・モーターズの会長兼最高経営責任者（CEO）を務め、この度アストンマーティンへ加わります。米国、ヨーロッパ、アジアでベントレー、ポルシェ、フォルクスワーゲンといった企業において25年以上にわたり成功を収めてきた経験を、アストンマーティンにもたらすことになります。

ホールマークが就任するまでの間はアメデオ・フェリーサが最高経営責任者として留まり、リーダーシップを円滑に移行します。フェリーサは、アストンマーティンのエキサイティングな新製品の導入を引き続き統括します。これには、今年後半に発表予定でクラス最高の新しいフロントエンジン・ポートフォリオを完成させることになる、DB12とVantageに続く次世代スポーツカー第3モデルも含まれます。

今回の任命について、アストンマーティン会長のローレンス・ストロールは次のように述べています。

「アメデオが最高経営責任者に任命された際、私は彼が成長と発展の新たな段階をリードすると述べました。2年が経ち、私たちはその約束を果たしました。スリリングな新製品ポートフォリオの完成が近づき、アストンマーティンは世界で最も魅力的でウルトラ・ラグジュアリーなブリティッシュ・パフォーマンス・ブランドになるというビジョンにさらに近づきました。

彼がアストンマーティンで成し遂げたことだけではなく、ウルトラ・ラグジュアリー・カー業界の頂点で長年にわたり築き上げてきた輝かしいキャリアを称え、個人的にアメデオに敬意を表したいと思います。エイドリアンが就任するまでアメデオが在任し、発売を控える製品を引き続き統括してくれることを嬉しく思います。新しいフロントエンジン・スポーツカーの息をのむようなラインナップは、彼が会社と製品戦略をリードしてきた時代にふさわしい遺産となります。アストンマーティンの直近の成功へのアメデオの貢献を称え、そして彼の今後のさらなる活躍を祈ります。」

「エイドリアン・ホールマークの任命は、私たちの分野だけでなく世界の自動車業界全体においても最も優秀なリーダーの一人を迎えることを意味します。世界クラスのリーダーシップをさらに強化する形で、エイドリアンはウルトラ・ラグジュアリーかつイギリスが誇る製造分野における比類のない経験をアストンマーティンにもたらし、私たちの戦略を進展させ、現在の勢いを持続させてくれることでしょう。」

アストンマーティンの最高経営責任者であるアメデオ・フェリーサは次のように述べています。

「最高経営責任者として、このエキサイティングな時代にアストンマーティンのようなアイコニックなブランドをリードしてきたことは、大変光栄なことでした。この2年間で、アストンマーティンの将来の方向性を明確にできたことを大変誇りに思っています。今こそ会社が新たなリーダーシップへと移行する適切な時期だと考えています。」

「在任中に、ローレンスと取締役会から受けた強力なサポートに感謝します。また、ここ数年、アストンマーティンのビジョンを実現し、高く評価される新製品戦略を推進するために、非常に懸命に働いてくれた同僚たちにも感謝します。次の新製品をお届けすることを楽しみにしています。エイドリアンに引き継ぎますが、彼は一流の経験を豊富に有しており、アストンマーティンにとってすばらしい選任です。」

エイドリアン・ホールマークは、さらに次のように述べました。

「ウルトラ・ラグジュアリー分野で働く多くの人々と同じように、私もアストンマーティンのブランドと製品の絶え間ない変革を、陰ながら賞賛してきました。この度、ローレンス、取締役会、そして会社の従業員たちと共に、その次章をリードする機会を得られることを光栄に思います。」

「アストンマーティンの変革は、ウルトラ・ラグジュアリー・カー業界で最もエキサイティングなプロジェクトの一つです。会社の素晴らしい勢いを保ちながら、私の経験と情熱を活かしてこのアイコニックなブランドの可能性をさらに引き出し、さらなる成功へと導くことを楽しみにしています。」

開示規制

金融行動監視機構の上場規則9.6.13Rに基づき、必要な規制情報を含む発表が5営業日以内に別途公表されます。

報酬の取り決め

エイドリアン・ホールマークの契約、報酬、および福利厚生は、2022年5月の定時株主総会で株主によって承認されたアストンマーティンの報酬ポリシーに準じます。

アメデオ・フェリーサの退職に関する詳細は、法定義務に従って、おって弊社のウェブサイトで公開する予定です。

内部情報

この発表は、欧州連合（離脱）法2018により英国法の一部を構成するEUの市場濫用規則No. 596/2016の第7条(1)の意味における内部情報を含みます。会社を代表して本発表を公開する責任者は、会社秘書のリズ・マイルズです。

アストンマーティン・ラゴンダについて:

アストンマーティンは、世界でもっとも熱望されるウルトラ・ラグジュアリー・ブリティッシュ・ブランドとなることを目指し、人々を魅了してやまないハイパフォーマンス・カーを作っています。

ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードによって1913年に設立されたアストンマーティンは、スタイル、ラグジュアリー、パフォーマンス、エクスクルーシブネスを象徴するグローバル・ブランドとして知られています。アストンマーティンは、最先端のテクノロジー、卓越したクラフトマンシップ、美しいスタイルを融合させ、Vantage、DB12、DBS、DBXに加え、同社初のハイパーカーであるValkyrieなど、高い評価を得ている一連のラグジュアリー・モデルを生み出しています。また、Racing. Green.サスティナビリティ戦略に沿って、アストンマーティンは内燃エンジンの代替システムの開発にも取り組んでおり、アストンマーティン初の世界でもっともスリリングで魅力的なハイパフォーマンス・バッテリー式電気自動車の2025年発売を目指しています。

英国のゲイドンを拠点とするアストンマーティン・ラゴンダは、ラグジュアリー・カーを設計、製造、輸出し、世界56か国で販売しています。スポーツカー・ラインナップはゲイドンで製造されており、ラグジュアリーSUVのDBXは、ウェールズのセント・アサンで製造されています。同社は、2030年までに製造施設をネットゼロにする目標を掲げています。

ラゴンダは1899年に設立され、1947年にアストンマーティンとともに故デビッド・ブラウン卿に買収され、現在は「Aston Martin Lagonda Global Holdings plc」としてロンドン証券取引所に上場しています。

2020年には、ローレンス・ストロールが同社のエグゼクティブ・チェアマンに就任し、未来の重要な分野に対して新たな投資を行うと同時に、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1®チームとともにモータースポーツの頂点へと復帰し、英国を象徴するブランドとして新たな時代へと乗り出しています。