〜 座間市役所や東原なかよし小道にステーションを設置し、電動アシスト自転車で移動が可能に! 〜
OpenStreet株式会社のプレスリリース
OpenStreet株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:工藤 智彰、以下「OpenStreet」)は、神奈川県座間市(市長:佐藤 弥斗)と江ノ島電鉄株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:楢井 進、以下「江ノ島電鉄」)と「シェアサイクル実証実験協定書」を締結し、国内最大級のシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を活用したシェアサイクルの実証実験を、2024年3月15日から座間市内で開始することをお知らせします。本協定に基づき、ICT を活用した全ての交通手段による最適な移動を一元的なサービスとして提供する MaaS の一環となる取組みや、公共交通の機能の補完・代替、地域の活性化や観光振興などに資する新たな都市の交通システムとしてのシェアサイクルの有効性および課題の検証を行なっていきます。
OpenStreetは、どこでも借りられて好きな場所で返せる電動アシスト自転車や特定小型原動機付自転車に分類される電動サイクルのシェアリングサービス「HELLO CYCLING」を展開しています。ラストワンマイルの移動手段として、公共交通機関を補完する僅少多様な移動ニーズをカバーする短距離移動インフラとして普及に向けた取り組みを行っており、全国7,700カ所以上にステーションを設置し、300万人のお客さまにご利用いただいています。
神奈川県では、横浜市や横須賀市、藤沢市や鎌倉市など16の市町と協定を締結しており、中でも湘南・県央エリアでは「HELLO CYCLING」の運営事業者である江ノ島電鉄がシェアサイクル「SHONAN PEDAL」を展開して多くのステーションを設置しています。座間市の近隣市の海老名市では、2022年9月から協定を締結して電動アシスト自転車シェアサイクル事業の実証実験に取り組んでおり、40カ所にステーションを設置して多くの方々にご利用いただいています。
湘南エリアのシェアサイクル「SHONAN PEDAL」:https://www.enoden.co.jp/shonanpedal/
この度、多様な移動手段を確保しての利便性向上や、健康増進や環境負荷の低減、回遊性向上などを目的にOpenStreet、座間市、江ノ島電鉄の三者は協定を締結し、「HELLO CYCLING」のプラットフォームを活用した「SHONAN PEDAL」でシェアサイクル事業の実証実験を開始するに至りました。実証実験では、座間市がシェアサイクルのステーションを設置する場所の提供や調整を行い、OpenStreetおよび江ノ島電鉄がそれぞれ電動アシスト自転車とステーションの設置や利用システムの提供を行います。シェアサイクル事業は、座間市役所や小田急相模原駅 踏切付近、東原なかよし小道など9カ所から運用をスタートし、利用者数や利用者属性の効果検証を実施していきます。
ご利⽤にあたっては、「HELLO CYCLING」アプリをダウンロードいただき、無料会員登録後、ステーションの検索や、⾃転⾞の予約から決済までを簡単に⾏うことができます。また、アプリの地図上に表示されているステーション(全国約7,700カ所、2024年3月時点)であれば、全国どこでも貸し出しや返却が可能で、使いたいときに、使いたいだけ、便利に利用することができます。座間市近隣市の相模原市、海老名市、大和市、町田市などにも「HELLO CYCLING」のステーションがあるため、市を跨いでの相互利用も可能です。
OpenStreetは今後も、安全にご利用いただけるマルチモビリティのシェアリングサービスの提供を通じ て、移動の利便性向上や暮らしやすいまちづくりの促進を目指します。
ステーション設置場所
ステーション名 |
住所 |
駐輪可能台数 |
座間市役所 |
座間市緑ケ丘1-1-1 |
7台 |
座間市民体育館 |
座間市相武台1-47-1 |
5台 |
座間市消防本部 |
座間市相武台1-48-1 |
5台 |
小松原歩道橋下 |
座間市小松原1-22付近 |
4台 |
小田急相模原駅 踏切付近 |
座間市相模が丘1-26付近 |
4台 |
東原なかよし小道 |
座間市東原4-12付近 |
5台 |
栗原 ロジクロス座間 交差点付近 |
座間市栗原493-6付近 |
5台 |
オダクル相武台第3 |
座間市相武台1-39付近 |
8台 |
オダクル座間第3(ホシノタニ団地) |
座間市入谷東3-59付近 |
9台 |
連携協定の概要
①目的
ICT を活用した全ての交通手段による最適な移動を一元的なサービスとして提供する MaaS の一環となる取組みや、公共交通の機能の補完・代替、地域の活性化や観光振興などに資する新たな都市の交通システムとしてのシェアサイクルの有効性および課題の検証するため
②実施期間
2024年3月15日から2026年3月31日まで
③役割(一部抜粋)
座間市
・ステーション用の公有財産の確保(用地のご提供)
・実証実験の実施に係る関係事業者との調整
・実証実験の市民への周知および広報
・公用としてのシェアサイクル自転車活用の検討
OpenStreet
・シェアサイクルプラットフォームとなるアプリケーション、システムおよび付随する機器類の提供
・実証実験の実施および継続のために必要な関係事業者との調整
・各種データの収集、整理および座間市への提供
江ノ島電鉄
・実証実験の運営、および実施に係る施設および器材の整備、維持管理等
・実証実験の実施による自転車交通安全啓発活動
・座間市および座間市内事業者(店舗、事業所など)との連携による市内各所へのステーション設置拡充
座間市シェアサイクル実証実験出発式
2024年3月15日に、座間市役所にて「座間市シェアサイクル実証実験出発式」を開催しました。座間市の佐藤市長をはじめ、OpenStreet 代表取締役 工藤、江ノ島電鉄 常務取締役 嶋津氏が出席しました。
座間市の佐藤市長は、「日頃自転車に乗っているので、自転車に対する想いは強いです。自転車は、車では感じられない周りの風景や香りなどを感じることができ、健康にも良い乗り物だと思います。座間市を訪れた際には、ぜひ自転車で商業施設などへ行ってみて欲しいです」とコメントしました。
OpenStreet 代表取締役 工藤 智彰は、「多くの方が自走できるシェアサイクルのサービスをまずか9カ所から始めて、少しずつエリアを広げていければ嬉しい」と座間市での導入にあたり意気込みを述べました。
「HELLO CYCLING」のステーション設置にご興味がある方へ
「HELLO CYLING」では、ステーションを設置いただけるオーナーさまを募集しています。自転車2台が置けるスペースがあれば、シェアサイクルの設置が可能です。また、初期費用・運用費用がかからず、設置・撤去の工事も伴わないためご負担をかけずに遊休地の有効活用が可能です。活用したい遊休スペースがある方や、空いている駐車場スペースがある方はぜひご検討ください。
詳細はこちら:https://www.hellocycling.jp/station-owner/
HELLO CYCLING」の利用について
ご利⽤にあたっては、「HELLO CYCLING」アプリのダウンロードが必要です。アプリで無料会員登録後、ステーションの検索や、⾃転⾞の予約から決済までを簡単に⾏ことができます。電動アシスト自転車は、アプリの地図上に表示されているステーション(全国約7,700カ所、2024年3月時点)であれば、全国どこでも貸し出し・返却が可能で、使いたいときに、使いたいだけ、便利に利用することができます。電動サイクルは、対応のステーションのみで貸し出し・返却が可能です。
【ご利用料金】
電動アシスト自転車:利⽤開始30分130円、延⻑100円/15分、1,800円/12時間
電動サイクル:15分200円、4,000円/12時間
※ご利用車両/エリアによって料金が変更となる可能性がございます。ご利用前にご確認ください。
※利用方法についてはアプリ又は「HELLO CYCLING」のホームページをご覧ください。
HELLO CYCLINGホームページ:https://www.hellocycling.jp/
HELLO CYCLINGアプリダウンロード:https://www.hellocycling.jp/app/openapp
OpenStreet株式会社について
OpenStreetは、自転車活用推進法の後押しやユニークな水平分業型の地域パートナーモデルにより国内最大級のシェアサイクルプラットフォームである「HELLO CYCLING」および、スクーターや超小型EVのシェアモビリティプラットフォーム「HELLO MOBILITY」の展開を通じてラストワンマイルにおける多様な移動手段を提供し、MaaS促進を目指します。