Terra Charge India、インドタクシー配車大手オラとインド全土4都市で独占提携するRove Cab社のEVタクシ専用の充電ステーションを設置

インド4大都市、デリー、ムンバイ、バンガロール、ハイデラバードを走行予定の5000台のRove Cab社EVタクシー向け、専用充電ステーション設置、EVエコステムを拡大へ

Terra Charge 株式会社のプレスリリース

EV充電インフラ事業「Terra Charge(テラチャージ)」を展開するTerra Charge 株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:徳重徹)の子会社で、インドでのインド充電インフラ事業を展開するTerra Motors Charging Solution Private Limited(本社:西ベンガル州コルカタ、マネージング・ダイレクター:上田晃裕、以下「テラチャージ・インド」)は、Rove Cabs 社(本社:Uttar Pradesh州 ノイダ :スミット・クマール・ヴァーシュニー、以下「ロヴ・キャブス」)と、業務提携契約を2024年3月1日に締結したことをお知らせいたします。

ロヴ・キャブス社はEVによるライドシェアタクシー事業を展開しており、この度インド配車アプリ大手「Ola」と事業独占契約を結び、1ランク上のプレミアムライドシェアサービスである「Ola Prime Plus(オラプライム プラス)」向けにタクシーサービスを提供、インド1級都市、4都市にて事業展開を行います。これら提携の一環として、テラチャージ・インドはインドUP州ガジアバードにロヴ・キャブス専用のEV充電ステーションを設置、ロブキャブス社及びOLA社の効率的な事業展開に貢献します。

テラチャージ・インドは、信頼性の高い充電器ブランドとしての認知拡大を図り、それら事業の発展を通じた公共交通産業のアップグレードを行い、持続可能なEVエコシステム構築を実現してまいります。

●背景と目的

インドでは、シェアリングライド、カーシェア、デリバリーサービスは、人々の生活のライフラインとして欠かせない存在です。しかしながら、待ち時間、サージプライシング(割増料金)など、顧客の利便性、高い満足度のための均一なサービス提供が難しい現状にあります。それらを踏まえ、商用車マネジメント手段として、フリートマネジメント業者が増加傾向にあります。しかしながら、フリートマネジメントを主にガソリン車にて推進をしていく場合、インド国内における深刻な大気汚染問題への影響が懸念に加え、乗車時のユーザーとドライバーのトラブルが業界課題として近年増加しています。

インド大手タクシー配車Ola社では、教育されたドライバーによるワンランク上のサービス提供を行う「Ola Prime Plus(オラプライムプラス)」を2023年6月より開始しました。また、オラが独占契約を結ぶロヴ・キャブス社は、全車両に社内カメラを設置しトラブルの際早急な対応ができる体制及び、トラブルの事前予防等を徹底し、安全・高品質のサービスの提供を行います。ロブキャブス社の充電インフラ開発は、テラチャージ・インドがパートナーとなり、事業進捗に合わせ、インド1級都市4都市(デリー、ムンバイ、バンガロール、ハイデラバード)にEVタクシー専用の充電ステーションを設置予定です。

この提携の第一弾として、インドの首都ニューデリー近郊のガジアバード(Ghaziabad)に、3.3kWの低速充電器が70基及び82kWのDC急速充電器1基を備えた先進的充電ステーションがオープンいたしました。テラチャージでは、国内の99%の電気自動車に対応するCCSタイプ2技術を活用した充電器を導入し、目標設置数は180基です。(順次拡大予定)

●本提携のゴール

ロヴ・キャブスが提供するEVタクシーに対し、より信頼性の高い充電サービスの提供を行っていきます。現在、ロヴ・キャブスとオラの導入予定車体数は以下の通りです。

・ムンバイ:1000台

・バンガロール:2000台

・ハイデラバード:1000台

・デリー:1000台

本提携では、テラ・チャージは、ロヴ・キャブスの広範なネットワークと顧客ベースを活用することができ、充電ステーションブランド認知拡大と事業拡大が可能になります。一方、特に電気料金の安い地域全体で持続的なモビリティ・ソリューションが発展することによって、ロヴ・キャブス車両の新規顧客獲得に繋がり、事業成長にも貢献できると考えております。2030年までに年平均成長率47%で成長すると予測されるEV充電器市場でのテラチャージ・インドの存在感を高めてまいります。

●ロヴ・キャブス創始者CEO、スミット・クマール・ヴァーシュニーのコメント

テラチャージは、品質が保証されており、トラブルがあっても24時間のカスタマーサポートが機能している。ビジネスの機会損失が少なく、ドライバーは業務に集中し、安定したサービスをエンドユーザーに提供できるようになることで業界課題へのアプローチができることが期待できます。

●テラチャージ・インド マネージング・ダイレクター 上田晃裕のコメント

ロヴ・キャブスとの新たな提携は、EVによる持続的社会の早期実現に貢献する、というテラチャージのビジョンに合致するものであり、大変嬉しく思います。ライドシェアプラットフォームを提供するOLA社、車両提供を行うTATA社とも連携・協力し、より付加価値の高いサービスの提供を目指してまいります。

●Rove Cabs(ロヴ・キャブス)概要

2020年に設立されたロヴ・キャブスは、質の高いサービスを提供するため、警察による徹底した本人確認と厳格な身元調査を経て採用され、お客様の安全を保証するため、顧客のニーズに合わせて、GPS 追跡、ドライブレコーダー等のほか個別でセキュリティレベルをカスタマイズ可能です。この安全性基準によって1,000人以上の女性のお客様に利用され、評価頂いていることは大きな誇りと喜びです。今後も持続可能性な社会の実現のため、EVシフトに積極的に取り組んでいます。

会社名:Rove Cabs

設立 : 2020年

住所:Business Park, TOWER-C, Noida One, Rasoolpur Nawada, Industrial Area, Sector

連絡先

Tel: 62, Noida, Uttar Pradesh 201301, Noida, India, Uttar Pradesh

Eメール: i+91 74287 74848

info@prisumindia.com

事業内容:ライドヘイリング・タクシー・サービス

URL:https://www.rove.cab/

●TERRA MOTORS CHARGING SOLUTIONS Pvt Ltd 概要

会社名:Terra Motors Charging Solution Private Limited

設立 : 2023年6月

マネージング・ダイレクター:上田 晃裕

住所:Stesalit Towers, 8th Floor, Plot – GP, Block E-2-3,

 Sector V, Kolkata – 700091

連絡先

Tel: +91-33-40908200

Eメール: info.in@terramotoros.co.jp

事業内容:EV充電事業

URL:https://terramotors.in/terra-charge

ハリアナ州グルガオン・オラニアマンションのテラチャージスポット

インド全土の急速なEV化(※)に対応するため、テラチャージ・インドの営業拠点をすべての1級都市(バンガロール、グルガオン、コルカタ、プネ、ハイデラバード、チェンナイ)に設置することにより、中心部〜周辺の州も含めてカバーし、同時期に拡大している充電事業の事業機会の獲得や、細やかな新規設置活動をタイムリーに実行しています。各拠点は営業機能に加え、設置工事及びアフターサービスの機能を備え、全土的に設置、運営、サービスを提供しています。

(※)インド各州では、目標やインセンティブ、開発管理、補助金など異なるEV 政策が存在しています。また、中央政府のEV促進施策を追い風に、各州独自のEV生態系が成長しつつあり、充電ステーションの設置促進施策においても、資本補助金、SGST 還付、借地料の軽減、EV 電力 料金の軽減においても、各州政府によって異なります。

Terra Charge株式会社

「すべての人とEVにエネルギーを。」をミッションに、EV充電インフラの構築を進めています。

本社所在地:東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング12階
代表者:代表取締役社長 徳重徹
設立:2010年 4月
URL:https://terra-charge.co.jp/

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