株式会社丸山製作所のプレスリリース
ポンプ技術やエンジン技術をコア・テクノロジーとして工業用機械の製造・販売を行う株式会社丸山製作所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:内山剛治、以下「当社」)は、除塩・除油に有効なMUFB(マルヤマウルトラファインバブル生成技術)温水洗浄機「UP0814H」を開発し、2024年4月の発売にむけ先行受注を開始します。
UP0814H
本製品は、温水のウルトラファインバブルによる高い洗浄力と結晶融解効果で、しつこい油汚れや沿岸部における潮風、冬場の融雪剤により付着した塩などを素早く除去します。また、従来の水道水での洗浄に比べ、作業時間の短縮、使用燃料の削減を実現します。
マルヤマウルトラファインバブルは、1000分の1ミリメートルの微細な泡が極めて小さい隙間に入り込み、自己加圧効果による30気圧もの内部気圧で、超高圧の爆発力を生じさせます。すでに多くの洗浄や除菌の現場、農業用途など幅広く活用されています。
●農業・洗浄・養殖現場で活躍 MUFBウルトラポンプについて:
● MUFB温水洗浄機 先行受注に関するお問合せ先(担当:産機営業部):
https://maruyamasanki.co.jp/inquiry/
■MUFB温水洗浄機「UP0814H」について
「UP0814H」は、丸山製作所のウルトラファインバブル発生装置(MUFB)を搭載した温水洗浄機です。ウルトラファインバブル水を最高80℃の温水・最高圧力8MPaの高圧で噴射することを可能にしました。
MUFBの微細な泡が汚れを引き剥がし、マイナス帯電特性で汚れに吸着し浮かせることで、高い洗浄力を実現しました。
<特長>
・60℃のウルトラファインバブル温水を使用することで、通常の80℃の温水と同等の除塩効果を発揮
・従来の80℃の温水での洗浄に比べ、80℃のウルトラファインバブル温水では作業時間が2/3に削減するため使用水量とCO2も削減
・水温を80℃から60℃に下げることで燃料コストとCO2を削減しSDGsにも貢献
■ウルトラファインバブルとは
ファインバブルは日本発の、世界をリードする技術です。「水」と「空気」で構成され、環境にもやさしく、あらゆる分野に応用可能なことからSDGs達成に貢献できる技術として国際的に注目されています。直径100マイクロメートル(0.1ミリ)以下の泡をファインバブルと呼び、その中でも直径1マイクロメートル未満の目に見えないような微細な泡をウルトラファインバブルと呼びます。洗浄効果、植物の生育促進、酸化抑制等様々な効果があり、工業、医療、農業、水産業等様々な分野での応用が進んでいます。
■丸山製作所のウルトラファインバブル技術
明治28年創業の丸山製作所は、ポンプ技術を強みとするメーカーです。消火器の製造から始まり、農業分野では最先端の高性能防除機械を開発製造してきました。産業分野ではコアテクノロジーであるポンプ技術を進化させ、瞬時に高濃度のウルトラファインバブルを生成する独自のMUFBテクノロジー(ウルトラファインバブル生成技術)を軸に、農業・洗浄・養殖などあらゆる分野で地球にやさしい技術・製品を提供しています。
農業・洗浄・養殖現場で活躍 MUFBウルトラポンプについて:
丸山製作所が展開するMUFBは、農業分野をはじめ、多くの分野での実用化が進んでおり、各方面から高い評価を得ています。
■会社概要
会社名:株式会社 丸山製作所
代表者:代表取締役社長 内山剛治
本社所在地:東京都千代田区内神田3-4-15
創業:1895年(設立:1937年)
事業内容:農業用機械(防除機、林業機械ほか)、環境衛生用機械、消防機械、工業用機械、洗浄用機械、建設機械、原動機、自動車その他農業関連車輌の製造・販売、管工事・消防施設工事の設計施工請負、不動産賃貸業