老舗のバイク月刊誌『RIDERS CLUB(ライダースクラブ)』の創刊600号記念号が27日に発売。メディアからの引退を表明していた伝説のライダー『平 忠彦』が本誌のみに登場し語った軌跡の40ページ!
株式会社実業之日本社のプレスリリース
1980年代のバイクブームの中心に平忠彦さんはいました。どんなに人気が出ても騒がれても、レーシングライダーとして「自分の仕事はレースに勝つこと」と、「平忠彦」を貫き通しました。そして平さんは、自分がいるべき場所を求めて、今も流されず動き続けています。
親しい関係者との対談をはさみつつ、レーシングライダーではない平さんが「今語ること」を収録しました。
平 忠彦
1956年 福島県原町市(2006年から南相馬市原町区)生まれ
1983年 全日本ロードレース500ccクラス チャンピオン
1984年 全日本ロードレース500ccクラス チャンピオン
1985年 全日本ロードレース500ccクラス チャンピオン
1986年 世界グランプリ250ccクラス ランキング9位
1987年 世界グランプリ500ccクラス ランキング6位
1990年 鈴鹿8耐 優勝
1992年 現役引退
「ムービースターではない。レーシングライダーである」
レースシーンのスタントマン役、男性用整髪料のイメージキャラクター……。それらは「平忠彦」をビッグネームに押し上げ、浸透させました。ですが本人にとって、決して望ましい形容詞ではありませんでした。
大先輩・河崎裕之が見た原石時代
「平はどんどんいい男になっていった」
1983年、当時26歳の平さんと出会った河崎さんは、特別な何かを感じたわけではありませんでした。しかし平さんは、まわりに磨かれるのではなく、自らを高めることで輝きを増していったのです。
スペシャル対談①
1993世界GP250ccチャンピオン原田哲也×平 忠彦
「完全にやりきったレース人生」
ヤマハファクトリーライダーの先輩と後輩であり、ともに苛酷な世界グランプリを戦い抜いた戦友。原田さんは、平さんを「代え難いスーパースター」と言い、平さんは原田さんを「尊敬すべき天才」と言います。ふたりのトークは、延々と続きました。
スペシャル対談②
アライヘルメット代表取締役社長 新井理夫×平 忠彦
「特別ではない、大切な仲間」
ライダー生涯の凡てをべてを、アライヘルメットと過ごす平さん。「頭を、命を護る」という製品の機能性を高く評価していることはもちろん、アライヘルメットの企業としての考え方に共感しているからなのです。
CONTENTS
・過ぎ去りし日々の実像「寸分も狂わぬ走りを、常にめざした」
・フォトグラファー折原弘之の戦い「美しき圧力」
・経営という終わりなきレース「当たり前のことを当たり前にやる。それがビジネスの基本」
・Taira’s Collection「唯一無二の宝物」
・平 忠彦的教育論「やりたいことは全力でサポートする。途中で投げ出すことは許さない」
・奇跡のロングストレート「消すことができない6秒の言葉」
ライダースクラブ4月号 創刊600号記念号
2024年2月27日発行・発売
編集人 河村聡巳
発行人 岩野裕一
発行 株式会社 実業之日本社
定価 1200円
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