ロイヤル・エンフィールド、新型 HIMALAYAN 450 を発表ヒマラヤの人々によって造られたアドベンチャー・ツアラー

Eicher Motors Limitedのプレスリリース

● 完璧なバランス:新型HIMALAYAN 450(ヒマラヤ・ヨンゴーマル)は、性能と使い勝手の完璧なバランスを実現。“everything you need, and nothing you don’t”必要なものはすべて備え、不要なものは何もないアドベンチャー・ツアラー

 未知なる道のために綿密に設計されたモーターサイクル:常に変化し続け、ときに予測不可能なヒマラヤ山脈にインスパイアされたモーターサイクル。あらゆるライダーに難なく適応し、あらゆる道に、そしてあらゆる道なき道のために作られている

多くのモーターサイクルをひとつに:アドベンチャーのために設計され、どんな状況にも対応できる装備。機能、シンプルさ、多用途性を兼ね備える

ロイヤルエンフィールド初の水冷エンジン「シェルパ450」を搭載。倒立式フロントフォーク、「Ride-by-Wire」システム、「Tripper Dash」フルマップナビゲーションTFTディスプレイなどの新機能を搭載

日本、2024年2月:中型モーターサイクル・セグメント(250cc~750cc)のグローバル・リーダーであるロイヤルエンフィールドは、新型HIMALAYAN 450を発表しました。新型HIMALAYAN 450は、ロイヤルエンフィールドの最新・最軽量・最先端技術のインテグレーテッド・パワートレインをベースに、新型シェルパ450水冷エンジンを搭載したことが特徴です。

ロイヤルエンフィールドにとって、ヒマラヤ山脈は精神的な故郷であり、いつも創造的なイ

ンスピレーションを与えられてきました。初代HIMALAYANは、モーターサイクルでヒマラヤ山脈を探検するという60年来の伝統に基づき2016年に誕生しました。ライダーに自信を与え、どこへでも行ける高性能なHIMALAYANは、素晴らしい山々でのアドベンチャーライドに理想的なモーターサイクルです。世界中の探検家たちに選ばれたモーターサイクルであり、彼らはHIMALAYANに乗ってさまざまな場所や地形を踏破してきました。新型HIMALAYAN 450は、これらの実績を基礎とし、さらに数段高い次元へと進化しています。

アドベンチャー・ツアラーに特化したモデルに対する反響は大きく、私たちに次世代のHIMALAYAN 450の開発に踏み切る勇気を与えてくれました。新型HIMALAYAN 450は、まったく新しいシェルパ450水冷エンジンと6速ギアボックスを搭載しています。その目的はただひとつ、ヒマラヤが投げかける予測不可能な地形や気象条件において、最高のパフォーマンスを発揮することです。私たちはいかなる目的地にも到達できるアドベンチャー・ツーリングに最適なシャシーとエルゴノミクスを設計しました。

「ヒマラヤ山脈を縦断できるのであれば、世界のどこだって走破できるのです」。

アイシャーモーターズ・リミテッドのマネージング・ディレクター兼CEOである

Siddhartha Lal(シッダールタ・ラル)のビデオメッセージを聞くには、このリンクをク

リックしてください。

ヒマラヤ山脈は、朝は小雨でも同じ日の夕方には泥で水浸しになる川など、常に状況が移り変わり、この地域を探索するには、あらゆる状況に適応する必要があります。新型HIMALAYAN 450は、水を避ける高い位置のエアインテーク、強靭なフレーム、不意の衝撃に耐えるラゲッジバーを備えます。

新型HIMALAYAN 450の改良点は、ワイルドな山々を探検する壮大な旅から日常のライディングまで、ライダーたちがサドルの上で過ごした時間によってもたらされています。探検家、世界一周旅行者、エキスパートなどあらゆる能力を持つライダーたちによって、ワイルドな風景をめぐる冒険旅行、そして英国、スペイン、インドのテストセンターの両方で、さまざまな条件下でテストされ、開発されてきたのです。

新型HIMALAYAN 450の構想の背景にある開発プロセスについて、CEOのB Govindarajan (B・ゴビンダラジャン)は次のように述べています。

「新型HIMALAYAN 450の開発に着手する前に、私たちは世界を股にかける探検家やアスリートを含むカスタマーと一緒に走り、対話しました。彼らの期待と私たち自身の経験から、新型HIMALAYAN 450に残すべき重要なDNAと、進化させるべきいくつかの点を決定しました。新型HIMALAYAN 450には、ロイヤルエンフィールド初の試みが多く搭載されています。水冷エンジン「シェルパ450」。困難な地形でもパワーとトルクを最適に発揮する「Ride-by-Wire」システム。さらに、グーグルマップとのコラボレーションにより、フルマップナビゲーションを備えた「Tripper Dash」を初めて採用しました。私たちはこのモーターサイクルを、チェンナイの標高6メートルからウムリン・ラの標高6,000メートルまで、5,500km以上にわたって徹底的にテストしました。その結果、新型HIMALAYAN 450は専門家の期待する新技術と真のロイヤルエンフィールドのDNAを兼ね備えています」。

B・ゴビンダラジャンのビデオメッセージを聞くには、このリンクをクリックしてください。

 

山のG.O.A.T.

インド・ラダック地方ニョマ。標高4180メートル。カフェでチャイを飲みながら、行き交う交通を眺めれば、ロイヤルエンフィールド HIMALAYAN 450のすべてが解るはずです。山岳地帯で生まれたこのモーターサイクルは、誕生から10年も経たないうちに、この伝説的な地域を探検するツールの代名詞となりました。 “everything you need, and nothing you don’t”。必要なものはすべて備え、必要でないものは何もない。それが新型開発チームへの最優先課題でした。目的のない機能は一切含まれていません。新型HIMALAYAN 450は、オリジナルと同様に、シンプルさと効率性を追求しているのです。

人間、機械、地形とのバランス

初代HIMALAYANと同様に、新型HIMALAYAN 450は、アグレッシブなタイヤと強大なパワーで自然を支配し、地形を粉砕することを目的としていません。ヒマラヤ山脈のパワーとフローを利用するために作られ、風景と調和し、それを楽しみながら、人里離れた場所に行くことができます。新型HIMALAYAN 450は、地形やライダーたちに見事に適応するのです。

あらゆる道に。あらゆる道なき道のために

有能だが威圧的ではない、それがHIMALAYAN 450のモットーです。パワー、パフォーマンス、ハンドリングの改良により、乗りやすく、寛容なモーターサイクルとなリました。低速域での優れたバランスは、新しい軽いクラッチとRide-by-Wireシステムによるスムーズなスロットルレスポンスと相まって、狭い山岳路や渋滞も難なくこなします。シートはフィット感を調整可能で、クリアで使いやすいTripper Dashは、ライディングに必要なすべての情報を提供します。

ツイスティなマウンテンロードでは、新しいシャシーがエンジンのパワーアップに見合うコーナリング性能を発揮します。オフロードでは、余裕ある最低地上高と改良されたサスペンショントラベル、エンジンの広範囲で豊かなトルクが、あらゆる山岳路の走破を容易にします。

シェルパ450で山頂へ

新型HIMALAYAN 450のシェルパ450エンジンは、パワーとトルクを向上させ、優れた低回転域のパフォーマンスを発揮し、ロイヤルエンフィールドらしさを忠実に再現しています。最高出力40.02PS/8000rpm、最大トルク40Nm/5500rpmを発生する新型452ccエンジンは、最大トルクの90%を3000rpmから発生させます。この特性は滑りやすい斜面を登るときに威力を発揮し、トラクションを得ることができます。トルク豊かな走りは、大きな積載量にも対応し、快適なタンデム・ライドももたらします。新しいエンジンは、地上高を最大化し、コンパクトなパッケージングを可能にするセミドライサンプ設計を採用しました。統合ウォーターポンプとツインパスラジエターのセットアップを採用し、最適な冷却を実現しています。新型6速ギアボックスは、ギアレシオの柔軟性を高め、高速道路での巡航性を向上。新設計のクラッチは、ケーブル作動の新型スリップ&アシストクラッチを介して駆動するため、動作が軽く、寿命も長くなっています。

手袋のようにフィット

新型HIMALAYAN 450は、より高い最低地上高とロングトラベル・サスペンションを備え、シャシーを路面に干渉させることなく、よりテクニカルな地形に挑むことができます。まったく新しいスチール製ツインスパーフレームが、これらの利点をもたらすように設計されているからです。この新フレームは、より硬く、より強くなり、コーナリング性能と安定性も向上させています。サスペンションには新しいSHOWA製カートリッジ式倒立フォークが搭載され、滑らかな路面から渡河まで、幅広いコンディションに対応できます。

コントロール性の高いフロントフォークは、ルーズで予測不可能な地形に挑むライダーに負担をかけず、すべての段差に反応するのではなく、ライダーが行きたい方向へと集中させてくれます。定評のあるフロント21インチ/リア17インチホイールの組み合わせはそのままに、新開発のアルミ合金リムとビスポークタイヤを採用。幅広の140/80リアタイヤとあいまって、オン/オフを問わない優れたグリップとハンドリング、そしてトラクションと安定性を発揮します。

探検家のために設計された人間工学

新しいシャシーとコンパクトなエンジンは、ライダーのエルゴノミクス、特にスタンディングでのライディングの改善を実現しました。新型HIMALAYAN 450は幅の狭いフレームを採用、両脚の間隔が狭くなっているためコントロール性が向上し、また、座っているときには足をしっかりと地面につけやすくなっています。17リッターの新型燃料タンクは後部がスリム化され、膝の位置がより快適になりました。ライダー&パッセンジャーシートは分割式とされ、ライダーシートを20mm上方へ調整できます。オプションでローシートも用意され、ライダーはシート高を805mm から845mm まで調整できます。オンロードでもオフロードでも、長時間座っていても快適な乗り心地を提供するよう設計されているのです。

冒険の味方、TripperDash

「必要なものはすべて備え、必要でないものは何もない」というコンセプト。その最も顕著な例が新しいTripperDash です。クラシカルなラウンドシェイプには、ライダーのための革新的な機能が数多く搭載されています。伝統的なアナログスタイルからデジタルレイアウトへの切り替えが可能で、130以上の言語に対応した音声ガイダンスと、Google mapエンジンを搭載した世界初の丸型ディスプレイによるフルマップナビゲーションを提供します。左側のスイッチにあるジョイスティック・コントローラーでは、クラスターの操作だけでなく、モバイルと接続して音楽や通話、メッセージの操作も可能です。ライダーは「パフォーマンス」と「エコ」のライディング・モードを選択でき、新しいRide-by-Wire セットアップによってスロットル・レスポンスを変えることもできます。また、リアABS をキャンセルすることで、より積極的なオフロード走行を楽しむことができます。

アドベンチャー・アクセサリーとラリー・アクセサリー

新型HIMALAYAN 450には、アドベンチャーとラリーという2つの魅力的なテーマを設定した30種類以上の純正モーターサイクル・アクセサリーが用意されています。アドベンチャー・アクセサリーでは、特注のボックス・アルミ・ラゲージ、背の高いアドベンチャー・スクリーン、アドベンチャー・シート、LEDフォグランプなど、HIMALAYAN 450のロングライディングに焦点を当てています。ラリー・アクセサリーは、ラリー・リアマッドガードとスリムなワンピース・ラリーシートを組み合わせることで、オフロード性能を際立たせ、HIMALAYAN 450をよりアグレッシブな外観とスタンスに仕上げます。ラリーハンドガード、サンプガード、ヘッドライトガードは、より過酷な路面での究極のプロテクションを提供します。

<ロイヤルエンフィールド社について>

ロイヤルエンフィールドは、1901年の創業以来、美しいオートバイを作り続けている最も古いモーターサイクルブランドです。イギリスにルーツを持ちますが、1955年にインド・マドラスに製造工場が設立され、これを足がかりにインドの中型二輪車セグメントの成長を先導してきました。ロイヤルエンフィールドでは、「Pure Motorcycling(ピュア・モーターサイクリング)」と呼ばれるアプローチの下に、魅力的で、シンプルで、親しみやすく、乗るのが楽しい、探検と自己表現のための乗り物を作ってきました。

ロイヤルエンフィールドのプレミアムラインナップには、3月に日本でも発売される「HUNTER350」、スモールクルーザーの「METEOR 350(メテオ・サンゴーマル)」、650パラレルツインモーターサイクルの「INT650(アイエヌティ・ロクゴーマル)」と「Super METEOR 650(スーパー・メテオ・ロクゴーマル」、「Continental GT650(コンチネンタル・ジーティー・ロクゴーマル)」、アドベンチャー・モーターサイクルでは新型「HIMALAYAN 450」アドベンチャー・ツアラー、「Scram 411(スクラム・ヨンイチイチ)」アドベンチャー・クロスオーバー、アイコニックな「Bullet350(ブリット・サンゴーマル」、「Classic 350(クラシック・サンゴーマル」などがあります。ライダーと情熱的なコミュニティは、地元、地域、そして国際レベルでの豊富なイベントによって育まれています。特に、毎年ゴアで開催される何千人ものロイヤルエンフィールド愛好家が集まる「Motoverse(旧Rider Mania)」や、最も過酷な地形と最高峰の峠を越える巡礼の旅「HIMALAYAN Odyssey」が有名です。

Eicher Motors Limited(アイシャーモーターズ・リミテッド)の一部門であるロイヤルエンフィールドは、インドの主要都市に2100 以上の店舗、世界60 カ国以上に850 以上の店舗を展開しています。イギリスのブランティングソープとインドのチェンナイの2 箇所にテクニカルセンターと呼ぶ先進的な開発部門を持ち、チェンナイ近郊のオラガダムとヴァラムヴァダガルに2 つの最新鋭の生産施設があります。世界では、ネパール、ブラジル、タイ、アルゼンチン、コロンビアの5ヶ所に最新のCKD(コンプリート・ノックダウン:製造国から車両すべての部品を輸入し、現地で組み立てて完成車とする方法)組立施設を有しています。過去5 年間のCAGR(年平均成長率)は37%以上、2021-22 年の国際市場での売上は前年比108%増と、ロイヤルエンフィールドは世界の中型モーターサイクル市場をリードしています。

ロイヤルエンフィールドのブランドやモーターサイクルに関する詳細は、下記公式ウェブサ

イトをご覧ください。

https://www.royalenfield.co.jp

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