TEAM SPOON、スーパー耐久レースにカムバック
有限会社ヴィテス・ジャパンのプレスリリース
ホンダ車専門アフターパーツメーカーの株式会社スプーン(東京・荻窪、社長:甲斐琢也)は、7年ぶりに改造市販車両によるツーリングカーレース「スーパー耐久シリーズ」に復帰し、シリーズ参戦することを発表しました。
スプーン社は、1988年の創業以来、ホンダ車によるレース活動とロードカー用チューニングパーツの開発・製造・販売を事業の両輪としてきました。1990年にNSXによるマカオグランプリ出場を果たすと、その後英国シルバーストン24時間レース、ドイツ・ニュルブルクリンク24時間レース、米国サンダーヒル25時間レースに出場するなど、積極的に海外のツーリングカーレースに出場し、自らのブランドを確立してきました。同時に様々なホンダ車用チューニングパーツを世に送り出し、国内外のホンダファンにスプーン流のクルマの楽しみ方を提案してきました。国内では、1992年にN1耐久シリーズへの出場を開始し、有力チームとして名を馳せてきました。2017年を最後に一時出場休止していましたが、この度7年ぶりにスーパー耐久シリーズに復帰することになりました。
出場車両は、FL5型ホンダCIVIC TYPE Rで、排気量2.4L〜3.5Lの前輪駆動車によるST2クラスにエントリーします。ドライバーには、2023年の米国サンダーヒル25時間レースに北米仕様のCIVIC TYPE Rで出場した山田英二と、走るラジオDJとして知られるピストン西沢のベテラン2名をレギュラーとして起用します。また、ホンダのドライバー育成プログラムと連携し、「フォーミュラドリームプロジェクト (HFDP)」の選手である小出、三井優介の2名を交互にBドライバーとしてラインアップする予定です。また、シリーズ最長の富士24時間レースは、経験豊富な松井猛敏、中島保典を加えた6名体制となります。チーム代表は、社長の甲斐琢也が務め、チーム監督の原剛以下、エンジニアやメンテナンスメカニックはスプーン社スタッフが担当します。
チーム代表の甲斐は、「日本国内でのレース活動休止期間中にも、TEAM SPOONのカムバックを待望する声を国内外のファンの皆様から頂戴してきました。”サーキットに、トラックサイドに、スプーンがスプーンたる源泉がある” それは、当社創業者であり前代表の市嶋樹が唱え、以来当社すべてのスタッフが心に刻む不変のフィロソフィーです。7年間のブランクは決して軽いものではありませんが、ご支援くださる皆様のご期待に応えることができるようスタッフ一同、全力を尽くしてまいります。また、HRC(株式会社ホンダレーシング)様にご協力をいただき、若く頼もしいドライバーをご紹介いただきました。彼らの若く優秀なタレントに刺激を受け、私たちも彼らに負けぬ進化と成長を目指していきたいと考えています」と語っています。
TEAM SPOONは、3月31日(日)にスポーツランドSUGOで計画されているスーパー耐久シリーズ公式テストから参加する予定となっています。
◾️2024年スーパー耐久シリーズ出場ドライバーラインアップ
TEAM SPOONチーム体制
出場車両 : Honda CIVIC TYPE R (FL5) 2.0L 前輪駆動
出場車両名 : SPOON CIVIC TYPE R (カーナンバー: 95) 参戦クラス : ST2
チーム代表 : 甲斐 琢也
チーム監督 : 原 剛
レース運営 : 株式会社スプーン エンジニア、メカニック、スタッフは全員社員
スーパー耐久シリーズ公式webサイト
https://supertaikyu.com
第1戦スポーツランドSUGO(4/20-21)、第2戦富士スピードウェイ(24時間 5/24-25)
第3戦オートポリス(7/27-28)、第4戦モビリティリゾートもてぎ(9/7-8)
第5戦鈴鹿サーキット(9/28-29)、第6戦岡山国際サーキット(10/26-27)
第7戦富士スピードウェイ(11/16-17)
*ST-2クラスは第4戦モビリティリゾートもてぎがスキップ対象レースとなりました。