日機装、eVTOL用部品をJoby Aviation社へ初出荷

日機装株式会社のプレスリリース

日機装株式会社(以下、「当社」)は、2024年1月22日に当社連結子会社である宮崎日機装が運営する宮崎工場からJoby Aviation社(以下、「Joby社」)へJoby社が開発するeVTOL※に使用される部品を初出荷しました。
※eVTOL = Electric Vertical Take-Off and Landing電動の垂直離着陸機。

                              出典:Joby Aviation

当社は、2021年にJoby社が開発を進めているeVTOLの構成部品を供給するサプライヤーに選出されました。それ以来、当社の技術者をJoby社へ派遣して技術交流をしたり、Joby社から宮崎工場へ技術者を招いて立ち上げに向けた議論を行ったりするなど、出荷に向けた準備を進めてまいりました。

今回、初出荷した部品はCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製の構造部品です。eVTOLは機体を小さく、軽くすることが求められており、部材に軽量で高強度なCFRPが多く使われています。日機装は世界シェアが9割を超えるジェットエンジン用ナセル部品「カスケード」を中心に、CFRP製の航空機部品を40年以上にわたって設計、量産しており、CFRPの加工技術に優れております。今回の部品にも、こうした技術や経験を生かしております。

eVTOL開発のリーディングカンパニーであるJoby社は、2025年に商業運航の開始を予定しています。当社はeVTOLの社会実装と需要増大に対応するため、製造能力の効率化を進めていくとともに、民間航空機外のビジネスの拡大にも取り組んでまいります。

<日機装 会社概要>

会社名:              日機装株式会社

本社所在地:        東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号恵比寿ガーデンプレイスタワー22階

創業:                 1953年12月26日

代表者:              代表取締役社長 甲斐 敏彦

事業内容:           産業用特殊ポンプ・システム、医療機器、航空機部品等の製造・販売

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