ヨコオ、燃料電池自動車のカーシェアリングサービスに参画、「グリーンモビリティカーシェアリング」を4社共同で提供開始

~ヨコオ、位田モータース、PDC Machines、Zenmovの4社が共同で実施~

株式会社ヨコオのプレスリリース

株式会社ヨコオ(本社:東京都千代田区、社長:徳間 孝之)は、このたび、有限会社位田モータース(本社:愛知県名古屋市、社長:位田 幸司)、PDC Machines合同会社(本社:京都府京都市、代表:増田 貴幸)、Zenmov株式会社(本社:東京都目黒区、社長:田中 清生)と、4社合同で、燃料電池自動車(FCV)を用いたカーシェアリングサービスの「グリーンモビリティ カーシェアリング」を開始します。 一般予約は、1月16日(火)からスマートフォンアプリで受付を開始し、同月25日(木)から、名古屋城グリーン水素ステーション(名古屋市西区城西2-17-20)でシェアリングを開始します。

名古屋城グリーン水素ステーション

グリーンモビリティカーシェアリングは、自動車の整備・売買・リースなどの事業を行う位田モータースが提供します。 ヨコオは、車の鍵を受け渡すことなく、スマホのアプリで車の鍵を開閉できるスマートロックシステムの無人鍵制御システムを提供します。 PDC Machinesは、水道水と太陽光電気で得られた電池を使ったグリーン水素発生装置、および高圧圧縮機と充填機を提供します。 Zenmovは、燃料電池自動車の予約に用いるシステムのプラットフォームを提供します。

 

燃料電池自動車は、二酸化炭素を排出しない夢の車として、ガソリン車に変わる次世代車として期待されています。 しかし、水素を充填させる水素ステーションの設置数が伸びず、燃料電池自動車の台数も伸びていない状況です。

そのような状況下で、位田モータースは、燃料電池自動車のカーシェアサービスを始めると同時に、カーシェアのパーキング施設に水素ステーションも併設することで、水素の充填も解決できると考え、2021年から本プロジェクトを開始。ヨコオは2023年から本プロジェクトに参画しました。

 

経済産業省は、水素基本戦略において2030 年までに乗用車換算で 80 万台程度(水素消費量8万トン/年程度)の普及を、水素ステーションについては、2030 年度までに 1,000 基程度の整備目標の確実な実現を目指すとしています。

本プロジェクトとしても、お客様に使いやすい利用環境を整備し、従来のカーシェアサービスで提供していたガソリン車との利便性の差をなくすことで、持続可能なグリーンモビリティカーシェアリングを提供し、カーボンニュートラル社会の実現に向けて取り組んでまいります。

 

<参考資料>

 

■    サービス概要

サービス名            :グリーンモビリティカーシェアリング

車両                     :トヨタMIRAI

設置台数              :4台

利用方法              :専用アプリより予約し、24時間利用可能

予約開始日           :2024年1月16日(火)

提供開始日           :2024年1月25日(金)

設置場所              :愛知県名古屋市西区城西2-17-20

営業時間              :24時間(水素ステーションは24時間非対応)

料金                     :

基本料金に、利用時間と走行距離で金額を算出します。

例)90分お試しで30km名古屋ドライブを楽しむ場合。

基本料金 1,000円+90分1,980円+距離660円(22円/km)=3,640円

※別途初期登録費用 1,650円がかかります

※燃料費は距離料金に含まれています(長距離を乗られて水素を当スタンド以外で充填される場合は、別途お支払いいただきます)

※お得な月額/年額プランもあり、詳細は下記HPをご覧ください。

HP                        :https://greenmobility.idamotors.co.jp/

■    利用方法

下記ストアよりアプリをダウンロードし、アプリ内容に沿ってお申し込みください。

〇 アプリ名 : 「FCEV Green Mobility」

〇 iOS版

 App Store : https://apps.apple.com/jp/app/fcev-green-mobility/id6452677777

〇 Android版

 Google Play : https://play.google.com/store/apps/details?id=com.zenmov.ida.carshare.user

 

■    参画企業の紹介

〇 有限会社位田モータース 代表取締役社長 位田 幸司

位田モータースは、1951年創業の自動車整備工場で、2010年にCERカーボンオフセットを実施し、第15回環境コミュニケーション大賞で奨励賞を受賞しました。 2019年には本社工場を移転、2023年には本社跡地に水電解水素ステーションを導入し、新たなグリーンモビリティビジネスを構築、今後は全国展開も視野に入れています。

 

〇 PDC Machines合同会社 Country Director 増田 貴幸

PDC Machinesは、ダイアフラム式コンプレッサーを使用し、燃料電池自動車に最適な99.99%の高純度高圧水素ガスを提供しています。今回設置する『オンサイト型小型水素ステーション”Simple Fuel”』は、水と再生可能エネルギー由来の電力で”グリーン水素”を提供できる地産地消型水素ステーションです。狭い敷地面積(75㎡)に設置可能な充填機で、2023年度中に今回のサービス用に設置する設備を含め、5基を国内に設置予定です。

 

〇 Zenmov株式会社 代表取締役社長 田中 清生

スマートモビリティ実現のためのITを企画・開発・販売しています。公共交通、渋滞解消、物流、カーシェアを主たるテーマとして、これらの業務を支えるITを構築し、日本とASEAN諸国を主に事業展開しています。

 

〇 株式会社ヨコオ 代表取締役社長 徳間 孝之

ヨコオは1922年に創業し、自動車用アンテナ、半導体検査治具、電子機器用コネクター、医療機器などを製造・販売している独立系の電子部品メーカーです。 自動車用アンテナは、1957年から開始。国内自動車メーカーのほとんどに採用され、近年では、自動車用アンテナ分野で培った技術を生かし、ドローン用GPSアンテナや、IoT向け4G/5Gアンテナを開発。 昨年2022年には、Zenmovと共同でスマートキーシステムの無人鍵制御システムを開発しています。 

(注) ニュースリリースに記載されている内容は報道発表日時点の情報です。その後、予告なしに変更する可能性があります。あらかじめご了承ください。

 

◇製品に関するお問い合わせ、購入についてなど

株式会社ヨコオ インキュベーションセンター

TEL: 03-3916-3114

HP: https://www.yokowo-antenna.jp/

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