カヤバ(KYB)は、大型・超大型建設機械用油圧シリンダ向けにシール部の油漏れを検知するセンサを開発しました。これにより、油圧シリンダのシール部劣化状態監視や故障予知が可能となります。
カヤバ株式会社のプレスリリース
従来の油圧シリンダのメンテナンスは、不具合・故障による建設機械の運転停止を避けるべく、 部品がまだ使用できる状態であったとしても定期的に交換するのが一般的でした。
新たに開発した油漏れ検知センサは、シリンダから無線で建設機械にデータを送信することにより、適切な部品交換時期をご提案できるようになりました。
2025年市場投入すべく開発を進めております。まずは鉱山の露天掘りなどに使用する大型建機向けに販売し、将来は産業機械など他用途にも展開するよう検討しております。
当社は、今後も油圧技術とセンサ技術の融合で、お客様の新たな”うれしさ”を開発・提案してまいります。
【関連情報】
カヤバ技報第61号
https://www.kyb.co.jp/technical_report/data/no61j/02_technology_explanation.pdf