運用開始1周年:関西国際空港で導入のWHILL自動運転サービス利用回数が1万回突破!

WHILL株式会社のプレスリリース

 WHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:杉江理、以下「WHILL社」)は、関西エアポート株式会社が運営する関西国際空港第1ターミナルビルの国内線エリアで日々運用されているWHILL自動運転サービスの利用回数が1万回を突破したことを発表いたします。2023年10月は、あらゆる人にとって快適な空港づくりへの貢献を目指した、誰もが気軽に使える移動サービスの導入からちょうど1年を迎える月でもあります。

関西国際空港では国内線エリアの改修に伴い、老若男女問わず誰もが快適に空港施設を利用いただけるようユニバーサルなサービス提供に一層力を入れており、2022年10月のリニューアルオープンに合わせてWHILL自動運転サービスもその一つとして導入されました。以降、本格的に旅行やインバウンド需要も旺盛となる中、多くのお客様に、快適な「空港内の足」として日々ご利用いただき、この度、1周年の節目に利用回数1万回を突破いたしました。

 WHILL自動運転サービスでは、空港を利用されるお客様自身のタッチパネル操作で、自動運転パーソナルモビリティ(一人用の乗り物)を使って、保安検査場を通ってから目的の搭乗口まで移動することが可能です。これにより、普段は案内所等で車椅子を借りる方、長距離の歩行や体力に不安を感じられる方、ご高齢の方など、すべてのお客さまが気兼ねなく広い空港内を快適に移動いただけます。

 

【関西国際空港内でのWHILL自動運転サービス ルート】

 

 また、空港内ではスタッフによる車椅子介助サービスもありますが、世界に先立って加速する高齢化や旅行需要の一層の高まりなどを背景に将来的な人員不足などが予想されます。WHILL自動運転サービスに置き換えることで、スタッフの負担軽減だけでなく、安定した移動サービスの提供を通じた顧客サービスの向上にも貢献しています。

 WHILL社は今後も、あらゆる人が快適な近距離移動を享受できる社会の実現に向け、国内外の法人施設と連携しながら、国内外でWHILLモビリティサービスの展開に力を入れてまいります。

 

■関西国際空港 WHILL自動運転サービス 概要

◇WHILLステーション場所:関西国際空港第1ターミナルビル 新国内線エリア2F

              保安検査場通過後に1カ所、商業エリアに1カ所   

◇運用時間:5:30~最終便出発まで

◇サービス内容:保安検査後のWHILLステーションから商業エリアまで、及び商業エリアのWHILLステーションから特定の搭乗口まで自動運転にて案内。降車後は、無人運転により元の場所まで返却。

◇ご利用対象:国内線でご搭乗のお客様。※一部利用制限がございます。

 ◇利用料金:無料

   詳細はこちら:https://www.kansai-airport.or.jp/service/bf/10.html 

■WHILL自動運転サービスについて

WHILL自動運転サービスとは、デザイン性と走破性に優れた近距離モビリティWHILLに自動運転・自動停止機能などを搭載した「WHILL自動運転モデル」を活用し、広い施設内の特定の目的地まで自動走行で移動できるサービスです。機体は、あらかじめ収集した地図情報と、センサー群で検知した周囲の状況を照らし合わせながら自動走行し、降車後は無人走行で元の場所に返却されます。

詳しくはこちら:https://whill.inc/jp/mobility-service 

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