WHILL社、あらゆる人が外出先で当たり前に快適移動を享受できる世界を「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」で体現

WHILL株式会社のプレスリリース

 WHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:杉江理、以下「WHILL社」)は、2023年10月26日〜11月5日に東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(旧 東京モーターショー)」(以下「JMS」)に出展することを発表いたします。コンセプトは「あちこちに、作ろう。WHILL SPOT」で、会期中は、WHILL社が近い将来実現する、あらゆる人が外出先で当たり前に快適な移動を享受できる世界を先んじて体感いただける機会を提供するとともに、より快適な近距離移動ができるプラットフォームを支えるソフトウェアのサービス体系を披露する予定です。

「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションに掲げるWHILL社は、2012年の創業当初から一貫して「徒歩」をカバーする近距離移動のプロダクトとサービスをグローバルで展開し、近距離モビリティ市場を創造・発展させてきました。免許不要の近距離モビリティWHILLの開発・販売に加え、訪れた先でWHILLを一時利用できる法人向け移動サービス「WHILLモビリティサービス」も提供しています。

 WHILLモビリティサービスはWHILLと機体管理システムなどを組み合わせたもので、自動運転モデルと、自身で操作するスタンダードモデル(全3タイプ:プレミアムなWHILL Model C2、折りたためるWHILL Model F、スクーター型のWHILL Model S)から施設特性に応じて最適な屋内外移動ソリューションを提供することで、快適な移動環境を整備しています。既に空港や病院、遊園地や商業施設などさまざまな場所でWHILLを借りられるスポットが広がっています。

 今回のJMSでは、WHILLのスポットがあらゆる場所に広がった、WHILL社が近い将来実現する誰もが快適な近距離移動サービスを享受できる世界を体現しています。具体的には以下の内容を実施いたします。

1、WHILLブース内でのWHILLモビリティサービス デモ体験
WHILLブースでは自動運転モデルと、自身で操作する全3モデルの試乗をしていただけます。また、WHILLモビリティサービスの円滑運用を支えるサービスとして、 WHILL導入済み施設における機体の使用をアプリ上で予約できる個人ユーザー向け機能や法人(施設運用者)が遠隔で機体状況などを確認できる機体管理システムを紹介します。前者のアプリ上でのサービスについてはJMS初公開となり、今後北米や日本の市場においてサービス導入予定です。ブースではこうしたサービス体系に支えられた、近距離移動を誰もが享受できる少し先の未来を描いたムービーも放映します。

2、ホスピタリティ環境整備の一環:会場内に設置されたWHILL SPOTでのWHILL貸出サービス

   高齢化や多様化が一層進む中、JMSも幅広い世代やさまざまなバックグラウンドをお持ちの方の来場が予想されます。あらゆる人を迎え入れ、各出展ブースや多様なコンテンツなどを一層満喫いただけるようなホスピタリティ環境の整備強化のため、この度、会場内にWHILLを無料で借りられる「WHILL SPOT」を2カ所設置します。WHILL SPOTにはWHILLが10台ずつ配備され、歩きづらさを感じている方、体力に不安がある方、シニア世代など、どなたでも会場内を自由かつ快適に移動していただけます。

 貸出時は専門のスタッフが操作説明を行うとともに、事前に練習もしていただけますので、安心してご利用いただけます。なお、貸し出したWHILLは相互乗り入れや乗り捨てではなく、借りた場所(元のWHILL SPOT)に返却いただく必要があります。

【WHILL SPOT イメージ】

3、  Tokyo Future TourでのWHILL試乗体験

 JMSでは、「こんなモビリティがある未来があったらいいな」を感じる、未来の東京ツアー「Tokyo Future Tour」が西展示棟1Fで開催されます。会場の「次世代モビリティエリア」において、他の近距離モビリティとともに、自動運転モデルを含むWHILL全モデルが試乗可能です。事前予約は必要ですが、どなたでも無料で体験いただけます。

4、 Tokyo Future Tourでの未来実演ショー

 会期中はTokyo Future Tourにて、未来のモビリティがある街や生活の疑似体験ができるショーが行われ、「LIFE & MOBILITYエリア」において、Model C2とModel Fが登場します。ショーは、10月25~27日は1時間に1度、一般公開期間は30分に1度の頻度で開催されます。

 WHILL社はグローバルで事業を展開していますが、その中で、利用者が訪問先施設でWHILLを借りるサービスは、既に北米では当たり前のものとして確立されています。WHILLのレンタル形態は10〜15分といった短いものではなく、最短でも半日から終日、数日〜1週間といった比較的長時間・期間が主で、レンタル件数は年間10万件に上るほどの高い実績を誇っています。

 WHILL社は今後も、世界中においてより最適かつ安定的にサービスを供給できる近距離移動のプラットフォーム構築を目指し、これまで培ってきたノウハウや実績、知見を生かしながら、ソフトウェアベースのオペレーションやサービスの拡充をグローバル水準で進めてまいります。

■WHILL社 出展内容

◇期間:2023年10月26日(木)~11月5日(日)

 ◇ブース場所:東京ビッグサイト 東7ホール ブース番号「E7407」

 ◇内容:

 ・ブースにおけるWHILLモビリティサービスのデモ

   自動運転モデルと自分で操作するスタンダードモデル全3モデルの体験

   ソフトウェアサービスのデモ

   WHILL社事業統括者からの企業ビジョンや戦略に関する説明

 ・会場内2カ所に設置されたWHILL SPOTからのWHILL貸出サービス

     WHILL SPOT A:東5ホール内(ニチコン様ブース隣接)

   WHILL SPOT B:リンクスペース内(東7・8ホール共通通路)

 ・Tokyo Future Tour 次世代モビリティエリアでのWHILL試乗体験

    自動運転モデルと自分で操作するスタンダードモデル全3モデルの体験

 ・ Tokyo Future Tour LIFE & MOBILITYエリアでのWHILLのある未来実演ショー

      

◇利用条件:体重115kg以下、フットサポート(足おき)に足がつく方、など一部条件はございますが、どなたでも無料でご参加・ご利用いただけます。

  

「あちこちに、作ろう。WHILL SPOT」ムービー: https://youtu.be/Pj8RF0COv0k 

WHILLモビリティサービスについて:https://whill.inc/jp/mobility-service

JMSについて:https://www.japan-mobility-show.com

 なお、WHILLモビリティサービスの導入場所は全国に広がっており、今回のJMSの会場である東京ビッグサイトが位置するお台場・有明エリアでもWHILL SPOTは点在しています。日本科学未来館やBMW GROUP Tokyo Bay、グランドニッコー東京 台場、アクアシティお台場でWHILLを借り、快適に移動いただけます。詳細はこちら: https://whill.inc/jp/news/137804

■WHILL社 代表取締役社長 CEO 杉江理 コメント

 「WHILL社は2012年の創業以来、近距離モビリティ業界の先駆的立場として過去3度にわたり東京モーターショーに出展し、業界の発展に取り組んでまいりました。この度、名称がJAPAN MOBILITY SHOWに変わり、次世代モビリティ関連部門が新設されるなど、門戸がより開かれたことを嬉しく思います。

 WHILL社はグローバルで事業を進めていますが、特に北米では半日〜1週間といった長期間のレンタルサービスが当たり前に確立されています。レンタル件数の実績としては年間10万件にも上り、遠出や旅行、クルーズ船での利用などを通じて日々多くの方からご好評をいただいています。今後、世界的な高齢化を背景に、『徒歩』をカバーする近距離の移動サービスの必要性が今後一層高まる中、日本ではインバウンド需要も高まっています。あらゆる人が当たり前に楽しくスマートな移動サービスをすべてのお出かけ先で享受できる環境の整備がより一層重要になってくるでしょう。

 今回の『あちこちにつくろう、WHILL SPOT』には、WHILL社だけで進めるのではなく、さまざまな法人施設やパートナーと連携し、こうした近距離移動のサービスを一緒に創っていきたいとのメッセージも込めています。WHILL社は国内外で培ってきたノウハウや知見、実績を活かしながら、すべての人が当たり前に楽しくスマートに移動できる未来を、みなさんと共に構築していきたいと考えています」

■スタンダードモデルと自動運転モデルについて

 スタンダードモデルは免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティです。Model C2は高いデザイン性と5cmの段差乗り越え、後輪を軸にその場で一回転できる小回り能力、リアサスペンションを採用した滑らかな乗り心地などを特長とし、Model Fは軽量化を実現した折りたためるモデルです。Model SはWHILL社初となる歩道を走れるスクータータイプで、ハンドルがあることで、安定して長く走ることができ、免許返納後や自転車からの乗り換えなどに適したモデルです。

       
 自動運転モデルは、自動運転・自動停止機能などを搭載したモデルで、広い施設内の特定の目的地まで自動走行で移動できます。あらかじめ収集した地図情報と、センサー群で検知した周囲の状況を照らし合わせながら自動走行し、降車後は無人走行で元の場所に返却されます。

<WHILL社について>

WHILL社は、2012年5月に日本で創業し、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、20以上の国と地域で近距離移動のプロダクトとサービスを展開しています。主な事業は、高いデザイン性や操作性などが特徴の近距離モビリティWHILLの開発・販売、およびWHILLを活用して気軽な移動体験を提供する法人向けモビリティサービス(スタンダードモデル/自動運転モデル)です。WHILL社は2事業を柱に、近距離の中でも、他の移動手段では行けなかった、歩行領域(歩道・屋内外)の移動をカバーすることで、誰もがどんな場所にもつながる世界を構築します。

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