株式会社バイク王&カンパニーのプレスリリース
『“リセール・プライス”の高いバイク』は、需要の高いバイク、つまり『人気のあるバイク』と言い換えることもできます。46回目となる今回は、「ホンダ・X-ADV」が首位に輝きました。
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『ホンダ・X-ADV』が首位獲得!
※本リリースの調査結果を転載される際は、必ず「 バイク未来総研調べ ( https://www.8190.jp/bikelifelab/bikefuture/resale-ranking/newest/ ) 」とご明記ください。
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総合ランキング
順位 |
メーカー・車種 |
リセール・プライス |
1 |
ホンダ・X-ADV |
95.0 Pt |
2 |
カワサキ・Z900RS |
93.4 Pt |
3 |
ホンダ・リード125 |
90.8 Pt |
4 |
ヤマハ・XSR900 |
90.5 Pt |
5 |
ヤマハ・MT-09 SP ABS |
88.8 Pt |
6 |
ホンダ・ADV160 |
87.4 Pt |
7 |
ホンダ・CRF1100L Africa Twin |
84.5 Pt |
8 |
ホンダ・CRF250L |
83.5 Pt |
9 |
ホンダ・CBR600RR |
82.9 Pt |
10 |
カワサキ・Z650RS |
81.9 Pt |
◇対象期間2023年6月~2023年8月
46回目となる『リセール・プライス』ランキングは、『ホンダ・X-ADV』が首位に輝きました。
ホンダ・X-ADVは2017年に初登場したアドベンチャータイプのバイクで、オートマチック機構のデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)を採用したNC750X系のエンジンを搭載しています。
足回りにはスポークホイールや倒立フォークを採用するなど唯一無二の外観から従来のビッグスクーターの概念を覆し、大きな注目を集めたバイクです。
2021年にはフルモデルチェンジが行われ、ユーロ5の排気ガス規制に適合するとともにフレームから新設計が行われるとともに様々な新機能が搭載されました。
スルットルバイワイヤ等の電子制御システムの導入とあわせ、「Honda スマートフォン・ボイスコントロール・システム」は、バイクをスマートフォンとBluetoothで接続してハンドルから手を離さずにナビゲーション・電話・音楽などのアプリケーション操作が可能なため、運転操作を妨げること無く音声で操作を可能とします。
この他にも日本のバイクブランドで初めてデイタイムランニングライト機能を搭載するなど最先端技術が数多く採用されています。
市街地・高速道路・未舗装路などの場面を選ばず安定して快適に走ることができることからキャンプツーリングとの相性も良く、近年大きな注目を集めているバイクです。
ホンダ・X-ADVは第44回のリセールプライスランキング以来2023年度で2回目の首位獲得となっています。
また、今回の軽二輪ランキングの1位ではホンダ・ADV160が1位を獲得しており、アドベンチャースクーターに人気が集まっている傾向が伺えます。
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排気量別ランキング上位5位
●原付一種・二種
順位 |
メーカー・車種 |
リセール・プライス |
1 |
ホンダ・リード125 |
90.8 Pt |
2 |
ホンダ・モンキー125 |
81.8 Pt |
3 |
ホンダ・ダックス125 |
81.3 Pt |
4 |
ヤマハ・シグナス グリファス |
75.6 Pt |
5 |
ホンダ・DIO110 |
74.6 Pt |
●軽二輪
順位 |
メーカー・車種 |
リセール・プライス |
1 |
ホンダ・ADV160 |
87.4 Pt |
2 |
ホンダ・CRF250L |
83.5 Pt |
3 |
ホンダ・レブル250 |
74.1 Pt |
4 |
ヤマハ・XMAX ABS |
71.5 Pt |
5 |
ホンダ・CRF250 RALLY |
70.7 Pt |
●中型二輪
順位 |
メーカー・車種 |
リセール・プライス |
1 |
ホンダ・GB350 |
81.3 Pt |
2 |
ホンダ・GB350 S |
78.3 Pt |
3 |
ホンダ・400X |
75.7 Pt |
4 |
ホンダ・CBR400R |
69.1 Pt |
5 |
カワサキ・Z400 |
62.8 Pt |
●大型二輪
順位 |
メーカー・車種 |
リセール・プライス |
1 |
ホンダ・X-ADV |
95.0 Pt |
2 |
カワサキ・Z900RS |
93.4 Pt |
3 |
ヤマハ・XSR900 ABS |
90.5 Pt |
4 |
ヤマハ・MT-09 SP ABS |
88.8 Pt |
5 |
ホンダ・CRF1100L Africa Twin |
84.5 Pt |
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『リセール・プライス』とは
バイクを再び売却(=リセール)するときの価格(=プライス)を指します。
2023年10月現在、新車で購入が可能なバイクを対象とし、オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基に『リセール・プライス』をポイント化。ポイント数が高いほど、『リセール・プライス』が高いと想定できます。
本指標は、200万台以上の累計取扱台数を誇る『バイク王』のデータを基に、Bike Life Labが独自に集計したものであり、バイクユーザーが新車あるいは中古バイクを購入する際の参考情報として活用されることを目的としています。
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算定基準
・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2023年10月現在・逆輸入車を除く)
・新車販売価格は2023年10月現在の価格を基準。カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定
・モデルチェンジが実施された場合は、最新モデルのみを対象とする
・期間内に、Bike Life Lab独自の規定台数に達する流通があるバイクを対象とする
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バイク未来総研について
2022年3月にバイク業界のよりよい未来を考え、新しい価値を調査し、分析した内容を広く社会に発信することを目的に発足しました。
国内外のレースで輝かしい成績を挙げ現在はモータージャーナリストのほか多方面で活躍する宮城光氏を所長に迎え、バイクライフの楽しさやバイク王が持つバイクに関する独自データ分析などの情報発信に加え、ライダーやバイク業界がこれから描く「未来」に切り込んだコンテンツを順次発信します。
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バイク未来総研所長 宮城光のココがポイント
ホンダ・X-ADVの2度目の首位獲得には、ソロツーリングの延長上に有るソロキャンプへのシフト感をビジュアルに於いても最も具現化しているところも大きな要因だろう。さらには十分な排気量に加えてDCTの採用は、大柄に見えるアドベンチャースクーターで、走る場所も選ばぬ走破性が大きな魅力だ。
4輪車のSUVブームも合わせ言える事だが、いつでも事を起こせる・・・つまり、趣味性だけでは無く本当の意味での実用性も兼ね備えている辺りが、現代のニーズとも言えるのだろう。
同じく好調なのはカワサキ・Z900RSだが、STDの仕上がりの良さは、販売価格に見合った納得の1台で、カスタムベースとしても、基本デザインの完成度の高さから安心して購入出来る1台と言える。他、ヤマハ・XSR900やMT-09SPは作り手の想いが伝わる仕上がりで、エンジンフィーリングも含め、こちらもソロツーリングで良き相棒と成り得る魅力有るマシン。上位のマシンは、其々にキャラが立っており、納得のリセール・プライス・ランキングと言えるだろう。