【ProjectA アンモニア燃焼応用】カーボンニュートラル燃料対応のエンジン試験設備工事着手

ダイヤモンドエレクトリックホールディングスのプレスリリース

 ダイヤゼブラ電機株式会社(ダイヤHD 本社:大阪市、社長:小野 有理)は、超高エネルギー点火システムを用いたカーボンニュートラル燃料の燃焼実験を推進すべく、エンジン評価試験設備(エンジンベンチ)にカーボンニュートラル燃料供給システムを追加致します。
 
 地球温暖化対策が急務の中、自動車業界に於いても「100年に一度の大変革の時代」を迎え、アンモニア燃料をはじめとするカーボンフリー化を目指した新燃料の燃焼研究が電動車関連の技術開発と並行して進められています。
 
 点火燃焼技術開発メーカーである当社は、レシプロエンジンを脱炭素社会でも活かすべく、新点火システムの開発を進めて参りました。また2018年に鳥取に本社を置くグループ会社のダイヤモンド電機株式会社内に【A-Lab(燃焼ラボ)】を設立し、アンモニアと水素の混合気を燃料とした実車での燃焼実験を重ねて参りました。
 
 この度、既存のレシプロエンジン評価試験設備(エンジンベンチ)にカーボンニュートラル燃料供給システムを追加することで、これまで実車での試験可能領域が限られていた評価条件の拡大や試験精度の向上が図れ、アンモニアと水素の混合気を燃料とした高度な燃焼実験が可能となります。更に、超高エネルギー点火システムによる運転領域の拡大を目指します。
 
 本年中の実験開始を目標に現在工事を進めており、今後更に設備を拡充する予定です。
 
 今後も当グループは、中長期経営計画“再点火反転攻勢”で掲げた【車と家をものづくりでつなぐ】に基づき、公器としてお客様の発展に寄与し社会の豊かさに貢献するべく、現業の改善並びに地球環境に資するものづくりに連戦猛進して参ります。
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