ニデックドライブテクノロジーから無人搬送台車事業を譲受

武蔵精密工業株式会社のプレスリリース

武蔵精密工業株式会社(本社:愛知県豊橋市代表取締役社長:大塚浩史、以下ムサシ)はこのたび、ニデックドライブテクノロジー株式会社(本社:京都府向日市、代表取締役社長執行役員:島野光次、以下ニデックドライブテクノロジー)との間で、無人搬送台車の製造販売事業の譲受に係る譲渡契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。

ムサシでは、社会課題の解決に寄与する新規事業の創出に向け、インダストリー、エネルギーソリューション、ウエルビーイングの各領域において取り組みを進めています。このうちインダストリー領域で進めているAI事業では、AIを活用した物流の自動化をターゲットの1つとしています。具体的には、パートナーのSIXAI社との協業により自律走行搬送ロボット(AMR)やAIロボットプラットフォーム「MAESTRO(マエストロ)」(*1)の開発および販売を手掛けています。

(*1)自律走行搬送ロボットのナビゲート、人の動き、パレットの枚数などをリアルタイムで一元管理する集中管理システム 

ニデックドライブテクノロジーの無人搬送台車事業は、これまで培ってきた高いブランド力や無人搬送台車(S-CART)の幅広いラインアップ、原価低減力、制御開発。豊富な顧客基盤を強みとしています。今回の事業譲受を通じて双方のテクノロジーと強みを組み合わせることにより、AI事業のさらなる拡大を加速してまいります。

▲ニデックドライブテクノロジーの無人搬送台車(S-CART)

(出典:ニデックドライブテクノロジー㈱ HP)

ムサシのAI事業では「人にはもっと人らしい仕事を」を理念としています。Industry 4.0の実現に向け、今後も世界のものづくりの現場に幅広く技術を提供してまいります。

【ムサシについて】
武蔵精密工業は四輪/二輪車用向けに、デファレンシャル/トランスミッションギヤ/プラネタリィ/ボールジョイント/カムシャフト等の開発/製造/販売を行っています。コア事業における電動、自動運転といった次世代モビリティ向け商品展開を進める一方、先端AI技術開発によるインダストリー4.0の推進、カーボンニュートラルへの貢献を目指したエネルギーソリューション事業、更にSDGsの幅広い領域での達成貢献に向けたオープンイノベーション展開等、広く新事業の創出・拡大にも注力しております。
Musashi Web Site: https://www.musashi.co.jp/

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