強力なリアルタイム処理能力で車載サウンドデザインを革新する新マルチコアDSP 販売開始

旭化成株式会社のプレスリリース

旭化成エレクトロニクス株式会社 (AKM) は、マルチコアアーキテクチャを採用した車載サウンドデザイン専用DSP AK7709VQの販売を開始しました。このパワフルなDSPは、リアルタイムな大規模演算処理を可能にし、複雑化し続ける車載サウンドデザインの要求に応え、極めて没入感の高いサウンド体験を実現します。

さらに、本製品とフラグシップDAC AK4499EXEQ を組み合わせたサウンドソリューション・デモボードも開発しました。デジタル・アナログの両側面で当社最高性能を誇る2つのデバイスを採用したことに加え、長年オーディオ業界で高い評価を受けてきたAKMならではのサウンドボード設計ノウハウを適用しました。

そして、日々訓練を重ねたAKMエンジニアによるチューニングをこのボードに施すことによって完成するVELVET SOUND for Carsの「まるでそこにいるかのような音の世界」を車室内で体験することができます。本サウンドデモは、東京・上海・深センのAKMガレージラボ内のデモカーで体験可能です。また、2023年第4四半期には、北米・欧州のガレージラボでも体験可能となる予定です。本デモに関するお問い合わせにつきましては、直接旭化成エレクトロニクス社までご連絡ください(自動車メーカー様およびTier1サプライヤー様を対象とさせていただいております)。

車載サウンドデザイン専用DSP AK7709VQ

■製品の特長 

  • マルチコア採用によるリアルタイム大規模演算処理

7,000MIPSの処理能力、内蔵メモリ2.75MB搭載により、多チャンネルスピーカーやハイレゾオーディオ処理をリアルタイムに行い、車室内サウンドの高品質化に貢献。また、マルチマイクやハイレートサンプリングでのボイス処理も可能に。

  • 車室内のオーディオ&ボイス用ソフトウェアを提供

多様なオーディオ処理のソフトウェアを提供し、「まるでそこにいるかのような音の世界」を届けるチューニングをサポート。また汎用のHiFi4 DSPコア内蔵により幅広いサードパーティソフトウェアに対応。もちろん、車室内で20年以上実績のある、ハンズフリー、インカーコミュニケーション等のソフトウェアも併せて提供します。

  • トータルシステム設計を容易にするオーディオハブ機能

非同期のハードウェアSRCを含むオーディオハブ機能内蔵により、音楽再生や通話など、異なるデジタルソースのダイレクト入出力に対応します。

  • アプリケーション

・IVI (IN-VEHICLE INFOTAINMENT)

・オーディオアンプユニット

  • 製品詳細

旭化成エレクトロニクス株式会社 製品紹介ページ

https://www.akm.com/jp/ja/about-us/news/2023/20230720-ak7709

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