TI Fluid Systems、オープニング記念発表会を開催

TI Automotive Japan株式会社のプレスリリース

■ 日 時 : 2023年 6月 20日(火)  10:00 – 12:40

■ 場 所  :愛知県名古屋市西区則武新町3-9-8

■ 施設名  : E-Mobility Innovation Center

 

 米自動車用流体システム技術の世界的なリーディング・サプライヤーである TI Fluid Systems(本社:イギリス、CEO:Hans Dieltjens)は、日本の愛知県名古屋市にEV向けの熱マネジメントシステムの開発と日本のお客さまのサポート拡大のため、e-Mobility Innovation Center(eMIC)を新設し、6月20日(火)にオープニング記念発表会を開催しました。

       本発表会では、冒頭に最高経営責任者(CEO)のハンス・ディールティエンスと最高技術責任者(CTO)のヨハネス・ヘルミッヒが登壇、謝辞を伝えるとともに、同社の事業紹介を行いました。その後記念テープカット、エンジニアによる施設内解説ツアーを終え、Q&Aセッションを実施しました。

 ハンス(CEO)は、「この施設はアジア、特に日本市場における電気自動車用の熱マネジメントソリューションの開発を迅速に進める上で、重要な役割を果たします。」と述べ、TI Fluid Systemsの技術が将来の自動車産業にもたらすイノベーション貢献について語りました。

また、続けて「今回の拠点開設を機に、今後は国内の建機・農機メーカーやEV充電器メーカーなどへの提案にも積極的に取り組みます。」と述べ、2024年までには中国や米国にも同様の拠点を新設し、ネットワークを強化する予定であることを発表しました。

 同社のヨハネス(CTO)は、「本施設は、最先端のバーチャルリアリティ、3Dプリント、デジタルシミュレーションの機能を備えており、EVのソリューションの設計、開発、シミュレーションを通じて、顧客と緊密に連携していきたい。」と述べ、同社の高い技術開発力を基盤に、顧客や地域の方々との協力関係を強化する意欲を語りました。

 

 また発表会には、複数の国内大手自動車メーカー関係者や愛知県庁職員などもご参加いただき、彼らに対し自動車産業の発展と地域の産業活性化に貢献していく姿勢も示しました。

 

 施設内ツアーでは、1階の「プロトタイピング(試作)」・「プロセッシング(加工)」・「プロダクトテスティング(製品試験)」・「ビークルテスティング(実車評価)」のエリアから、2階の「バーチャルエンジニアリング(仮想空間での企画、 検証)」・「デザイニング(設計)」を同社エンジニアよりご紹介しながら、eMICが持つ技術力・製品開発力の高さを伝えました。

 TI Fluid Systemsは、日々進化し続ける国内自動車メーカーが直面する熱マネジメントの課題に取り組むため、より協力的に環境を整えることで、メーカーの開発速度や車両性能に大きく貢献することをお約束します。

■TI Fluid Systems(ティーアイ・フルード・システムズ)について

TI フルード・システムズは、主に自動車市場向けに、高度に設計された熱マネジメントおよび流体の貯蔵、運搬、供給システムを提供する世界的な大手メーカーです。100年以上にわたる自動車用流体システムの経験を持つ当社は、28カ国98カ所に製造施設を持ち、世界の主要OEMにサービスを提供しています。

今、あなたにオススメ