ムサシ製駆動ユニット搭載の2輪EVがインドで12月上市へ

武蔵精密工業株式会社のプレスリリース

武蔵精密工業株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:大塚浩史、以下ムサシ)は、インドのEVスタートアップ企業であるBNC(本社:インド・タミル・ナードゥ州コインバトール、CEO: Anirudh Ravi Narayanan)との間で、ムサシ製EV駆動ユニットを搭載した2輪EVを2023年12月から販売することで合意しました。両社は2023年6月16日にインド・バンガロールで開催されたグリーン・ビークル・エキスポ内で、本件に関するMoU(基本合意書)を締結しました。

▲BNC CEOのMr. Anirudh Ravi Narayanan(中央)とムサシ常務執行役員の大塚智久

ムサシとBNCは、インドでのEモビリティの普及促進に向け、2022年より戦略的な協業を進めてまいりました。ムサシのEV駆動ユニットは、強みであるギヤ加工技術を核に、インド市場の最大マーケットセグメントである125ccのガソリン車と同等以上の加速性能や最高速度のパフォーマンスを達成しています。さらに電費向上に寄与する伝達効率や静粛性が、商品性での差別化を目指すBNCの戦略に合致し、最新型2輪EV“Perfetto”へのムサシ製駆動ユニットの初適用が決定しました。

 

▲ムサシ製駆動ユニットを搭載したBNCの最新型2輪EV

ムサシとBNCは今回のMoUに基づき、インド市場において新型の2輪EV、3輪EVの共同開発に取り組みます。両社間では、バッテリー分野での提携を検討することでも合意しており、ムサシでは今後にEV向けバッテリーマネジメントシステムの開発を進めてまいります。

 

ムサシはBNCとの提携によりカーボンニュートラルに向けた戦略の強化を図るとともに、インドにおけるEモビリティの普及促進を通じて、人と環境が調和した豊かな地球社会の実現に貢献してまいります。

 

【ムサシについて】

武蔵精密工業は四輪/二輪車用向けに、デファレンシャル/トランスミッションギヤ/プラネタリィ/ボールジョイント/カムシャフト等の開発/製造/販売を行っています。コア事業における電動、自動運転といった次世代モビリティ向け商品展開を進める一方、先端AI技術開発によるインダストリー4.0の推進、カーボンニュートラルへの貢献を目指したエネルギーソリューション事業、更にSDGsの幅広い領域での達成貢献に向けたオープンイノベーション展開等、広く新事業の創出・拡大にも注力しております。

Musashi Web Site: http://www.musashi.co.jp/

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