ヨコオ、富岡工場で研究開発棟「MPセンター」の落成式を実施

株式会社ヨコオのプレスリリース

株式会社ヨコオ(本社:東京都千代田区、社長:徳間孝之)は、このたび、富岡工場(群馬県富岡市)敷地内にて、主にものづくりに関する研究・開発を行う新棟「Micro Process R&D Center(以下MPセンター)」の落成式を、本日5月24日に実施しました。
落成式には、群馬県富岡市の榎本市長、施工会社であるタルヤ建設株式会社の山田社長の他、当社にゆかりのある方々を中心に約40名の来賓を招待し執り行われました。

 

 

 

落成式 テープカット

左から、深川専務、徳間社長、榎本富岡市長、タルヤ建設山田社長

MPセンターの総工費は約30億円。延べ床面積7,000㎡で、3階建ての鉄骨造(S造)になります。

1階は、当社コア技術である微細精密加工の研究・開発や、生産効率を向上するための技術開発を行う他、AGV(無人搬送車)やツール自動交換などを活用し、生産工程の完全自動化・無人化に向けた研究を行います。また、金属切削時に飛散するオイルミストや臭気を抑えることができる最新設備の導入を検討するなど、従業員の健康に配慮した設計にしています。

2階は、生産システムや設備設計などを行う執務エリアと、現在、人の手で組み立てや検査を行っている超極細プローブの製造自動化に向け、AIやロボットを活用した研究・開発を行っています。また、ものづくり研修センターとして、ものづくりに必要な基本スキルの習得に加え、各部門で実際に使用しているものと同様の製造ラインを備え付けることで、いつでも実践演習を行える環境を整備しています。

3階は、国際色豊かな従業員の様々なニーズに、豊富なメニューの提供で応える食堂や、セミナールーム、礼拝堂を備えた共有フロアになっています。

 

近年、ヨコオ製品を支える技術が拡大化、高度化してきており、MP センターは、それらを担う人材の育成と、将来の体制づくりを支える環境になると考えています。

今後も、魅力的で働きやすい環境を作ることにより、多様な従業員が活躍し、多様なアイデアから生まれる革新的な製品やサービスを通して、より良い社会の実現に貢献していきます。

 

<参考資料>

 

MPセンター外観

■MPセンター概要

名称:Micro Process R&D Center (通称:MPセンター)

所在地:群馬県富岡市神農原1112番地

総工費:約30億円

建物概要:建築面積 2,300㎡ 総床面積 7,000㎡ (3階建て)

建築構造:鉄骨造(S造)

設計施工:タルヤ建設株式会社

稼働日:2023年4月1日(土)

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