直進アシスト機能を搭載したトラクター「YT4R/5R」を発売

ヤンマーホールディングス株式会社のプレスリリース

ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:岡山県岡山市、社長:増田長盛、以下YAG)は、ICT技術を活用し、農作業の高効率化・高精度化を実現する直進アシスト機能を搭載したトラクター「YT4R/5Rシリーズ」4型式を、2023年6月1日(木)に発売します。

直進アシスト機能搭載トラクター「YT5R」直進アシスト機能搭載トラクター「YT5R」

近年、就農者減少・高齢化による人手不足といった課題を抱える農業分野において、ICT等の技術を活用した作業の効率化が求められています。YAGはこれらの課題解決に向け、自動運転農機「SMARTPILOT(スマートパイロット)」シリーズのラインアップを強化しています。この度、大規模な面積を管理するお客さまや農業法人に最適なYTトラクターのフラッグシップモデルである「YT4R/5Rシリーズ」に直進アシスト機能を搭載し、熟練のオペレーターの作業負担を軽減するとともに、操作に不慣れな方でも高精度な直進作業を可能にしました。

今後もYAGは、お客さまのニーズに応えるとともに、持続可能な農業の発展に貢献してまいります。

  • 商品概要

商 品 名:トラクター「YT4R/5R」

YT488R

YT498R

YT4104R

YT5114R

88馬力

98馬力

104馬力

114馬力

 発 売 日:2023年6月1日(木)

 商品価格:11,781,000円~15,565,000円(税込、メーカー希望小売価格) 

  • 主な特長

(1)直進アシスト機能

D-GNSS方式※1の自動操舵システムを採用し、事前に基準線のA点・B点を登録することで、基準線と平行に正確な作業を行います。また、直進作業後の旋回時にハンドルを切るだけで、作業機が自動で上がり、旋回後には作業機昇降スイッチを下げるだけで直進アシスト機能も自動でONとなる連動機能で、オペレーターはハンドル操作に集中できます。

直進アシスト機能を使った作業イメージ直進アシスト機能を使った作業イメージ

(2)「RTKアップグレードキット※2」による高精度化を実現(オプション)

RTK-GNSSなら、±2~3cmの精度で作業が行えます。時間が経過しても位置のずれが少なく、特に高精度な作業が求められる溝掘作業や播種作業に適しています。

直進アシスト機能による溝掘作業直進アシスト機能による溝掘作業

直進アシスト機能による播種作業直進アシスト機能による播種作業

(3)作業を効率化させる無段変速トランスミッション「I-HMT」を採用

ヤンマーが独自に開発した伝達効率の高い無段変速トランスミッション「I-HMT」により、作業内容やほ場条件に合わせて最も効率の良い最適な速度で作業を行うことができます。変速時のショックもなく、美しい仕上がりを実現します。

無段変速トランスミッション「I-HMT」を操作する変速レバーイメージ無段変速トランスミッション「I-HMT」を操作する変速レバーイメージ

(4)最大4500kgfの油圧揚力 ※「YT5114Rホイル/デルタ仕様/ズーム仕様」のみ

「YT5114R」のような大型トラクターでは、重量のある大型インプルメントでの作業が求められます。シリンダーボア径を拡大し、大型インプルメントを余裕で持ち上げられる最大油圧揚力4500kgfを実現しました。

大型インプルメント持ち上げイメージ大型インプルメント持ち上げイメージ

商品ページURL:https://www.yanmar.com/jp/agri/products/tractor/yt488r_yt498r_yt4104r_yt5114r/

 

※1 D-GNSS方式 補正情報を衛星などから取得し、位置を求める方式。

※2 RTK(リアルタイムキネマティック)アップグレードキットを利用するには、別途補正情報サービス契約と通信端末が必要です。

<ヤンマーについて>

1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。

詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。

<注記>

記載されている内容は発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

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