Hyundai Motorの新生「ポニークーペコンセプト」の誕生を祝う「Hyundai Reunion」第1回が開催

Hyundai Mobility Japan 株式会社のプレスリリース

・1974年にデビューした「ポニークーペコンセプト」の生誕地で、
 Hyundaiのエンジニアとデザイナーが復元を実施
・「ポニークーペコンセプト」にインスパイアされた「N Vision 74」とともに、
 Hyundaiの歴史的な過去、現在の成功、未来のモビリティビジョンを表現
・Hyundai Motor Company、「ポニークーペコンセプト」にインスパイアされた
 「N Vision 74」の「ローリングラボ(Rolling Lab)」を
 コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステのコンセプトカーコンペティションに出品へ

 コモ湖/ソウル、May 19、2023 – Hyundai Motor Companyは、イタリア・コモ湖の歴史あるヴィラ・プリニアーナで開催された第1回Hyundai Reunionで、「ポニークーペコンセプト」の復元を祝いました。 
  
  このイベントは、韓国初の自主開発量産車であるポニーラインアップの誕生に繋がった1974年のコンセプトカーの復元を記念して、Hyundai Motor Companyのエンジニアとデザイナーが一堂に会したものです。
 
  1974年のトリノモーターショーでのHyundai Motor Companyのデビューのために、イタリアのデザイン会社GFGスタイルの創業者で若きジョルジェットが作った「ポニークーペコンセプト」を、ジョルジェット、ファブリツィオ・ジウジアーロ父子と協力し再現しました。
 
  Hyundai Motor Companyはこのイベントにて、「ポニークーペコンセプト」にインスパイアされたN  Vision 74コンセプトも展示しました。この2台は、Hyundai Motor Companyの過去と未来に共通する系譜を表しており、革新的で大胆であろうとするHyundai Motor Companyの大志の継続を物語っています。
 
  「1970年代の貧弱な産業環境にもかかわらず、私の祖父でありHyundaiの創業者である鄭周永(チョン・ジュヨン)会長は、悲惨な朝鮮戦争の後、韓国経済の再建と国民生活の改善に精魂込めて取り組んできました。祖父は、韓国が自国の自動車を完璧に開発できる国になるというビジョンをついに実現させました。ポニーの成功に重要な役割を果たしたイタリアと韓国両国の皆様に心から感謝を申し上げます。」と Hyundai Motor Group 鄭義宣(チョン・ウィソン)会長は述べました。
 
  Hyundai Motor Companyの過去と未来の方向性を考えるヘリテージブランドプラットフォーム「Hyundai Reunion」では、ジョルジェット・ジウジアーロやHyundai Motor Company前社長のChung Goo Lee(イ・チュング)など、N Vision 74や初代「ポニークーペコンセプト」に関わったすべてのデザイナーやエンジニアが集結し、記念イベントを開催しました。
 
  「電動化の時代において、Hyundai Motor Companyが未来のモビリティのリーダーになるための重要な条件は、私たちが受け継いだ揺るぎない価値観をいかに誠実に守り続けることができるか、にかかっているでしょう。今後、Hyundai Reunionやその他のヘリテージ・コミュニケーション・イニシアチブを通じて、私たちの過去を未来のイノベーションのためのユニークな指標として活用し続けていきます。」とHyundai Motor Company 社長兼最高経営責任者である張在勲(チャン・ジェフン)は述べました。
 
  Hyundai Motor Companyは、1974年に開催されたトリノモーターショーで初代ポニークーペコンセプトを発表しました。2ドアスポーツカーのエクステリアは、流麗なルーフライン、ピュアなサーフェス、ダイナミックなプロポーションプロファイル、Bピラーのユニークな形状が特徴で、その大胆なスピリットを高めていました。インテリアは、ジウジアーロのモノコックデザインとドライバーを中心としたフローティングアーキテクチャーで、アイコニックな感性を表現しています。
 
  1974年の「ポニークーペコンセプト」は、そのユニークな美意識から、当時としては画期的なモデルでした。しかし、1970年代後半の世界的な経済不況により、Hyundai Motor初のセンセーショナルなスポーツカーは市販に至らず、歴史の中に消えてしまいました。その後、このコンセプトは創業期のHyundaiに革新的なデザインへの理解を促し、現在および将来のHyundaiのデザインの方向性に大きな影響を与えることになりました。
 
  1974年の「ポニークーペコンセプト」は、Hyundai Motor Companyの創業者である鄭周永会長の「高性能スポーツカーを作りたい」という思いを具現化したもので、まだ当時自社でモデルを設計し、開発する力はありませんでした。徐々に、先進国に自動車を輸出し、韓国経済を活性化させ、韓国人の生活水準を向上させるというHyundai Motor Companyの野望を実現したものです。「ポニークーペコンセプト」のデビューから半世紀近くを経て、第1回Hyundai Reunionは、初代「ポニークーペコンセプト」とイタリアに敬意を表し、Hyundai Motor Companyの努力を支えてきた人間中心のイノベーションを称えるものである。
   

  • ポニークーペにインスパイアされた「N Vision 74」、コンセプトカーコンペティションに出品へ

 Hyundai Motor Companyは、5月19日から21日まで開催される世界三大クラシックカー・コンセプトカーコンペティション「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ」に「N Vision 74」を出品しました。「N Vision 74」は、世界的な舞台でそのデザイン遺産をもとに、コンセプトカー・プロトタイプ部門に出場しました。
 
  2022年にデビューして大きな反響を呼んだ「N Vision 74」は、普通のコンセプトカーではありません。Hyundai Nの水素ハイブリッド「ローリングラボ(Rolling Lab)」開発車両です。そのデザインは1974年の「ポニークーペ」からインスピレーションを得ており、Hyundaiのクリーンモビリティの未来像を体現しています。N Vision 74は、後輪に左右独立型のデュアルモーターを搭載し、出力は680PS、0-100km/h加速は4秒以下と、同社の最先端技術を誇っています。フロントには85kWの水素燃料電池スタック、運転席と助手席の間には62kWhのリチウムイオン電池、リアには2.1kgの水素タンクを搭載し、約600kmの走行距離を実現しています。
 
  このユニークなコンセプトモデルは、レトロフューチャーなデザインと革新的な燃料電池ハイブリッド・アーキテクチャにより、2022年のTopGear.com Awardsの「Instant Icon」賞をはじめ、既に多くの賞賛を集めています。
   

  • Hyundai(ヒョンデ)について

   1967年に設立されたHyundai Motor Companyは、世界200ヵ国以上で事業を展開し、12万人以上の従業員を雇用しており、世界中のモビリティに関する現実的な課題に取り組んでいます。ブランドビジョンである「Progress for Humanity」に基づき、Hyundai Motorはスマートモビリティ・ソリューション・プロバイダーへの転換を加速しています。Hyundaiは、革新的なモビリティソリューションを実現するために、ロボティクスやAdvanced Air Mobility(AAM)などの先進技術に投資し、未来のモビリティサービスを導入するためのオープンイノベーションを追求しています。世界の持続可能な未来のために、Hyundai Motorは業界をリードする水素燃料電池と電気自動車技術を搭載したゼロエミッション車を導入するための努力を続けていきます。
   Hyundai Motor Companyとその製品に関するより詳しい情報は、以下をご覧ください。
   http://worldwide.hyundai.com または http://globalpr.hyundai.com
  

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