L1/L2、L1/L5の2周波に対応した2種類の小型GNSSアンテナの販売を開始

株式会社ヨコオのプレスリリース

株式会社ヨコオ(本社:東京都千代田区、社長:徳間孝之)は、このたび、L1/L2およびL1/L5の2周波に対応した2種類の小型GNSSアンテナを開発し、4月から販売を開始します。

本アンテナは、防塵防水性能IP66/IP67に準拠し、屋外での使用を想定したGNSSアンテナです。GPS、QZSS、GLONASS、Galileo、BeiDouなどの主要なGNSSのL1/L2および、L1/L5の2周波に対応しており、高精度な測位アプリケーションへの対応が可能です。

また、小型ながら大型の測量用アンテナと比較しても同等の受信性能を実現しており、高精度な位置情報が必要なドローンを活用した測量や点検用途、ロボットの自律走行などの分野に供給できると考えています。

特に橋梁は、山あいや海や川などを横断するように架けられており、人の手で点検を行うには大変危険な場所に設置されているケースが多いです。また大きなものだと、長さが数百、数千mにもおよび、すべてを人の目で確認するには莫大な時間がかかることに加え、どうしても人の目では確認しづらい場所もあります。
新しい小型GNSSアンテナを搭載したドローンであれば、隅々まで、安全で効率的に行うことが可能になります。

ヨコオは、1957年に自動車用ラジオアンテナを開発して以来、時代に求められる幅広い帯域の自動車用アンテナを開発・販売してきました。 今後も車載用アンテナ製品の開発で培ったノウハウを生かし、快適で豊かな社会づくりに貢献してまいります。

<参考資料>

【L1/L2対応】

【L1/L5対応】

 

(注) ニュースリリースに記載されている内容は報道発表日時点の情報です。その後、予告なしに変更する可能性があります。あらかじめご了承ください。

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