カレント自動車株式会社のプレスリリース
旧車に特化した買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:江頭大介)は、旧車に興味のある208人を対象に、復活してほしい車種に関するアンケートを実施いたしましたので、その調査結果をお知らせいたします。
- 調査背景
販売終了になってしまった車の中には、数十年経っても惜しまれるもの、長い間人気の高いものも少なくありません。トヨタのスープラも17年ぶりの復活を遂げ、空前の旧車ブームの中で他にも復活を願う車があるユーザーもいらっしゃると思います。
そこで今回、販売終了になってしまったけれど復活してほしいと思う車やその理由についてお聞きしたく、選択肢を用意し調査いたしました。
- 調査対象
・調査期間:自社調査
・調査対象:旧車に興味のある男女208名
・調査期間:2023年1月19日〜2023年1月29日
・調査方法:インターネット調査
・調査内容:Q1.すでに販売が終了してしまったが、復活してほしいと思う車はありますか?※複数回答可 Q2.Q1で回答した車種の復活してほしい理由について教えてください。
- 調査概要
Q1.すでに販売が終了してしまったが、復活してほしいと思う車はありますか?※複数回答可
1位:マツダ RX-7 87票
2位:日産 スカイラインGT-R 47票
2位:日産 シルビア 47票
4位:ホンダ S2000 39票
5位:スバル 360 38票
※上位5位までを抜粋
旧車好きに復活してほしい車種について聞いてみると、1位は2位と大きな差をつけ「マツダ RX-7」が87票を獲得し、1位という結果になりました。
RX-7と言えば、生産終了から今年でちょうど20年を迎えます。RX-7 FD3Sは世界唯一のロータリーエンジンを搭載し、コンパクトなエンジンと約1,200kgほどの軽量ボディはコーナリング性能も高く、さらに低いフロントノーズも唯一無二のデザインで人気の高さが伺えます。まさにピュアスポーツと言える特別な一台です。
マツダ RX-7(FD3S)
2位は日産車が2台選ばれ、スカイラインGT-R、シルビアとなりました。
スカイラインGT-Rは現在GT-Rとして継承されていますが、やはりスカイラインGT-Rを渇望する方も多くいるようです。初代は1969年から始まり、2004年にBNR34型を最後に生産が終了となりました。
生産終了から20年近くが経過した中でも、映画などの影響もあり世界的な人気を誇る名車です。
日産 スカイラインGT-R VスペックⅡ ニュル(BNR34)
シルビアも販売終了から20年以上経った今でも人気が衰えません。
シルビアといえば乗り心地の良さからデートカーとしても人気を博し、さらにはグリップ走行、ドリフト走行までこなす多方面からその人気が伺える車です。ドリフト走行の技術を競うD1グランプリではシルビアの活躍が突出しており、各地のドリフト大会でも大活躍しています。
日産 シルビア スペックR(S15)
4位にはホンダ S2000に39票が、5位にはスバル 360が選ばれ、4位と僅差の38票が入りました。
S2000は実質ホンダ唯一のFR車と言える個体で、オープンカーにも関わらずシャシー剛性が強いことも有名です。ロングノーズ・ショートデッキスタイルのエクステリアデザインも人気の理由と言えるでしょう。
また、生産終了後もホンダからカスタムパーツが販売されるなど生産終了後もメーカーが認める人気の高さを誇っています。
ホンダ S2000
5位のスバル360は4位までの車とは毛色が違っていて、「てんとう虫」の愛称でも呼ばれる丸々としたキュートなエクステリアデザインが印象的な、1958年から1970年まで生産されたスバルの軽自動車です。
戦後の経済成長期のなか登場したこの360は大衆車の先駆けとも言え、2016年には日本機械学会が定める「機械遺産」として認定されています。
スバル 360
その他の回答には、「スバル インプレッサ GC8」、「トヨタ セリカ」、「日産 ブルーバード」、「トヨタ ソアラ」「ポルシェ 911(空冷)」などがありました。
Q2.Q1で回答した車種の復活してほしい理由について教えてください。
Q1で回答した車種の復活して欲しい理由について聞いてみたところ、最も多かった回答が「デザインが好きだから」で37.4%と言う結果になり、Q1で5位に選ばれたスバル360を選んだ理由に多く見受けられました。
「昔の車はデザインがよかった」という声を耳にすることがあります。
最新の車にない特徴として、角張ったデザインで低くてシャープなものが多かったり、今の車にはないリトラクタブルヘッドライトの車があったり、今の安全基準や環境基準では作れない車がたくさんあります。
続いて、「運転が楽しいから」という回答が27.9%で、Q1で1位を獲得したRX-7の理由として選ぶことが多い印象でした。
昔はマニュアル車が多かったですし、今の車には当たり前についている電子制御がない分自由度が高い点がありました。例えば昔のターボは今のダウンサイジングターボとは違い、いわゆる”ドッカンターボ”と呼ばれるターボチャージャーによる過給の瞬間やトルクの立ち上がりがわかりやすく、自分で操っている感じがあるという魅力もあります。
その他の理由には、「デザイン、内外装共に魅力的」、「ギミックを備えている」などがありました。
- 調査まとめ
旧車好きが選ぶ復活して欲しいと思う車は、今の車には見られないデザインやエンジン性能を持つ特徴があることが分かりました。
一度生産が終了してしまうと復活はなかなか難しいですが、メーカーが生産終了後も復刻パーツを作っていたり、サポートしてくれる部分があったりするのは嬉しいことですね。
旧車ブームの影響で、トヨタのスープラのように復活を遂げる車が出てきたら旧車好きにとっても嬉しいニュースなので、今後も市場やユーザーの動向に注意していく必要がありそうです。
過去のアンケート結果は、弊社コーポレートサイトからご確認いただけます▼
https://www.currentmotor.co.jp/category/notice/news/
- 旧車王とは
旧車王は旧車に特化して21年以上の旧車専門の買取サービスで、全国どこでも無料出張査定で素早く車の売却ができることが特徴です。年式や走行距離、グレードのみで査定をするだけでなく、機関系の状態や足回りの状態、下回りの錆やステアリングの状態、車台番号とエンジン番号の確認などあらゆる情報を確認する「鑑定」によって旧車の高価買取を実現しております。特にスポーツカーや特殊なモデル、希少車を得意としており、お客様の愛車に対する想いまでを汲み取り、自動車文化遺産を次世代へつないでいくための橋渡しをしています。
- カレント自動車とは
カレント自動車株式会社は「カーテックで自動車再生メーカーへ」というビジョンを掲げ、価値ある中古車を修理修復して価値を上げて、市場に再流通させる事業をおこなっております。当社は2000年から自動車アフターマーケット業界において取扱いの難しいクルマに特化して、周辺事業を多角的に展開してきました。買取〜パーツ供給〜修理〜販売(卸し/小売)まで全て自社内で完結できることが強みです。そして、この自動車再生事業を当社のもう一つの強みであるITを使って強力に推進しています。どんどん新車を買ってどんどん廃車にする、というハイパー消費時代は終わりをつげ、循環型社会に世の中は変わろうとしています。中古車の活用が今後もっと広がり、社会が良くなっていくよう今後も活動してまいります。
◆カレント自動車株式会社:https://www.currentmotor.co.jp/