株式会社JVCケンウッドのプレスリリース
株式会社JVCケンウッドは、1月25日(水)から27日(金)まで、東京ビッグサイトで開催される「第15回 オートモーティブ ワールド -クルマの先端技術 展-」内の「第3回 MaaS EXPO -統合型モビリティサービス[開発]・[活用]展-」に出展します。
今回当社ブースでは、通信型ドライブレコーダーを軸としたテレマティクスソリューションや、その他ドライブレコーダーの活用アイデアを提案します。さまざまなシーンでの使用を可能にする新開発の防塵・防水仕様※1の通信型ドライブレコーダー(本日同時発表)や、既存の運行管理システムと容易に連携できる「アルコール検知器サービス連携パッケージ」(本日同時発表)をはじめ、Vieureka(ビューレカ)株式会社※2と共同開発したIoTデバイスを遠隔管理する「端末遠隔管理ソリューション」(参考出品)、通信型ドライブレコーダーやIoTプラットフォームからなるテレマティクスサービス基盤を活用した「ドライブレコーダー活用AI・アプリソリューション」(参考出品)などを、デモンストレーションを交えて紹介します。
※1:JIS防塵保護等級6級・防水保護等級7級(IP67)相当
※2:パナソニック ホールディングス株式会社、WiL,LLC、および当社による共同出資会社(2022年6月7日報道発表)
<当社ブースイメージ>
<主な展示内容>(当社ブース:東展示棟1F 東6ホール「第3回 MaaS EXPO」内 49–8)
1.さまざまなモビリティソリューションへの柔軟な展開を実現する、通信型ドライブレコーダー群
1)新開発の防塵・防水仕様※1の通信型ドライブレコーダー(モビリティカメラ)(本日同時発表)
二輪や船舶、電車などのさまざまなモビリティ分野へのソリューション展開を実現する、新開発の防塵・防水仕様※1の通信型ドライブレコーダー(モビリティカメラ)を展示します。過酷な状況下でも、フルHD画質や広角撮影、HDR対応などにより高画質な映像記録を実現します。また、汎用OSの採用により衝撃検知や運転支援機能などの独自アプリケーションもオプションとして組み込むことができます。
2)高度なAIソリューションを実現する次世代高性能通信型ドライブレコーダー(参考出品)
3カメラ録画、高速起動を実現するとともに、高グレードSoC(system on a chip)の採用により高度なAIソリューションにも対応し、テレマティクスサービス開発の効率化を強力に支援する次世代高性能通信型ドライブレコーダーを参考出品します。
3)短期間・低コストでのテレマティクスサービス開発を実現する「通信型ドライブレコーダーSDK」
通信型ドライブレコーダーのハードウェアとソフトウェアをSoftware Development Kit(SDK)として提供することで短期間・低コストでのテレマティクスサービス開発を実現する、当社の「通信型ドライブレコーダーSDK」(2021年1月18日報道発表)を紹介します。
■「通信型ドライブレコーダーSDK」について、詳細は下記URLを参照ください。
https://www.jvckenwood.com/jp/corporate/business/dx/drv-sdk.html
2.IoTデバイスを遠隔管理する「端末遠隔管理ソリューション」(参考出品)
Vieureka株式会社※2との共同開発による、通信型ドライブレコーダーやエッジAIカメラなどのIoTデバイスを遠隔管理するシステムを活用した「端末遠隔管理ソリューション」を参考出品します。IoTデバイスの不具合の検知や管理に加え、使用目的に合わせたアプリケーションを遠隔で配信できます。アプリケーションは端末や地域などを指定して個別に配信できるため、個々のユースケースに合わせたさまざまなサービスの提供を実現します。
3.IoTデバイスの各種データを収集、可視化し、既存システムにも連携可能なIoTプラットフォーム
IoTデバイスの付加価値向上に貢献する、IoTプラットフォームを活用したソリューションを紹介します。IoTデバイスの各種データを収集、可視化し、既存システムとも簡単に連携できるため、幅広いモビリティ分野におけるスピーディーなテレマティクスサービス開発を実現します。活用例として、通信型ドライブレコーダーを取り付けた自動車やバイク、船舶など、さまざまなモビリティのセンサーデータやGPSデータ、走行時のイベントデータ・録画データをリアルタイムで運行管理システムに連携、可視化するソリューションなどを提案します。
4.ドライブレコーダーを活用したAI・アプリソリューション(参考出品)
通信型ドライブレコーダーやIoTプラットフォームからなるテレマティクスサービス基盤、および当社の保有するソフトウェア技術の活用やパートナーとの連携による、さまざまな展開を紹介します。鳥の巣検知による配電設備点検の効率化や泣き声検知による幼児置き去り防止などの社会課題の解決に向けた取り組みから、鉄道の車窓に取り付けたドライブレコーダーの映像販売事業などのエンターテイメント分野での取り組みまで、柔軟で幅広い次世代のテレマティクスソリューションの構想を提案します。
5.運行管理システムと容易に連携できる「アルコール検知器サービス連携パッケージ」(本日同時発表)
車両の運行管理システムを展開する事業者などに向けた、当社のアルコール検知器「CAX-AD300」(2022年8月23日報道発表)と、スマートフォン専用アプリ、データ連携用のサーバーをパッケージ化した「アルコール検知器サービス連携パッケージ」を展示します。サーバー間のAPI連携により、既存の運行管理システムと容易に連携でき、短納期・低コストでのシステム導入を実現します。
6.タクシー事業者向けのトータルソリューション クラウド型タクシー配車システム「CABmee」
タクシーの事業者向けに、クラウドを活用したオペレータシステムをはじめ、スマホアプリ配車システム、カーナビゲーションシステム、配車情報を表示する車載システム、ドライブレコーダーなどをトータルソリューションとして提案するクラウド型タクシー配車システム「CABmee」を展示します。また、「CABmee」活用の将来像として、同システムで収集した走行情報や車内における動体検知などの膨大な運転関連データの分析・活用による新規事業の可能性について紹介します。
7.「日産リーフ」の再生バッテリーを利用したポータブル電源の新たな活用シーンを提案(参考出品)
「日産リーフ」の再生バッテリーを利用したポータブル電源(開発中、2022年4月26日報道発表)に通信機能を搭載することによる、活用シーンの広がりを紹介します。バッテリー残量や位置の共有・各種制御の遠隔化による、充電のタイミングを遠隔で管理できるEV給電用のポータブル電源や、自治体などに向けた災害用ポータブル電源の管理システムなどを、次世代のポータブル電源として提案します。
■ 「第15回 オートモーティブ ワールド –クルマの先端技術 展-」の概要
開催時期:1月25日(水)~27日(金)
主催:RX Japan株式会社
会場:東京ビッグサイト
公式URL:https://www.automotiveworld.jp/tokyo/ja-jp.html
<商標について>
・「CABmee」は株式会社JVCケンウッドの商標または登録商標です。
・その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
本資料の内容は発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
www.jvckenwood.com
当社プレスリリースURL:https://www.jvckenwood.com/jp/press/2023/0118-01.html