EV充電サービスのプラゴ　総合リース会社3社からの資金調達を実施

プラゴは、このたびの資金調達および資本業務提携により、EV充電インフラの課題解決とEV充電を通したライフスタイルの創造を目指し、自分の都合にあわせて安心して使えるEV充電ステーションとして、大型商業施設等を中心に導入を進めている「マイ充電ステーション」の事業を加速していきます。

■プラゴの事業

脱炭素社会の実現に向けて重要となるEV普及には、充電環境整備が喫緊の問題であり、2022年には急速充電器設置にかかる規制緩和の方針が示されるなど（※）、本格普及に向けたハード面での動きが活性化しています。
プラゴは「続けたくなる未来を創る」をビジョンに、 “充電インフラの量やサービス設計がまだ十分でない”、“施設や地域にとって充電ステーション導入の動機が弱い”などのEV充電をとりまく課題解決に取り組んでいます。これまでEV充電機器と充電にかかる行動をシームレスにつなぐアプリ「Myプラゴ」の設計開発、ゴルフ場やホテル、商業施設等、また、地方公共団体との協働による設置場所に適した充電ステーション整備をはじめ、ユーザー体験向上と充電をきっかけにした人流の創出を図ってきました。
現在は、生活圏内で安心して充電できる場所「マイ充電ステーション」をつくることで、集合住宅に居住しているなどの理由から自宅に充電設備を設けられない人でもEVを選択しやすい機運を醸成するため、人口集積地の商業施設等を中心に、2025年末までに1,000拠点10,000基の導入を目標にEV充電ステーションの提供をしています。

■今後の展望

このたびの資金調達および資本業務提携により、EV充電ステーションの拡充とサービス向上を加速するとともに、モビリティ領域を含む幅広い金融ソリューションや多様なネットワーク、アセットを持つリース事業と連携したソリューションの共創をおこなっていきます。

■引受先からのコメント（50音順）

ＪＡ三井リース株式会社

ＪＡ三井リースは、中期経営計画「Real Change 2025」の重点施策として「モビリティ関連事業への進出」を、サステナビリティ経営の重点取組として「脱炭素に向けた再生可能エネルギー普及とトランジション促進」をそれぞれ掲げております。
脱炭素社会の実現に向け、EV普及に必須の充電インフラサービスの展開により社会的課題の解決を目指すプラゴの取組を高く評価し、出資を決定いたしました。ＪＡ三井リースグループのネットワークの提供など、持続可能な社会の実現に向けてプラゴの事業成長をサポートしていきます。

東京センチュリー株式会社

EVを未来のスタンダードとするため、充電サービスを通じた新たなインフラの構築に取り組む大川社長とチームの皆さまの熱意、そしてお客さまの利便性を追求する姿に共感し、資本業務提携を締結いたしました。
今後は、当社の多様な金融・サービス機能を提供することや当社グループのオート事業との連携を図ることにより、EV充電ステーションの整備等に貢献していきたいと考えております。プラゴ様が描く「持続可能な社会の創造」をご支援するとともに、あらゆる領域で両社の強みを掛け合わせた事業を創出していくための連携を進め、提携によるシナジーを最大化してまいります。

三井住友ファイナンス＆リース株式会社

日本国内のEV充電インフラ拡充を通じたEV普及および脱炭素社会の実現に貢献することを目的に、株式会社プラゴとの資本業務提携を締結しました。本提携を通じて、リース・ファイナンス機能を提供することでEV充電インフラという次世代の社会インフラ構築を支援するとともに、グループのオートリース事業の成長および「環境エネルギー」「地域創生」「不動産」などの分野における事業シナジーを創出し、グループ全体のモビリティ事業拡大を目指します。

※　令和4年8月17日開催　総務省消防庁「急速充電設備の規制のあり方に関する検討部会」より

株式会社プラゴ会社概要
プラゴは「続けたくなる未来を創ること」をビジョンに掲げ、“充電インフラの未整備問題”“充電インフラの景観ノイズ”“サスティナブルなエネルギー供給”といった社会的課題に対応するため、EV充電機器の開発・設計からアプリケーション及び利用者の充電体験の設計までを一貫して取り組み、オンライン予約・決済が可能なEV充電サービスや、視覚的ノイズを抑えた意匠性の高い充電機器、再生可能エネルギーで充電を行う仕組みの開発などを進めています。
所在地：〒141-0022 東京都品川区東五反田2-20-4 NMF高輪ビル8F
代表者：代表取締役 大川直樹
資本金等： 7億1,700万円（資本準備金・新株予約権含む）
URL：https://www.plugo.co.jp/