カヤバ MESの一翼を担う設備データ収集・分析システムを自社開発し、生産領域のDXを推進

カヤバ株式会社のプレスリリース

カヤバ(KYB)は社内向けに、工場の生産設備から生産データを収集し、生産性悪化の原因調査・改善や製品品質の安定に活用可能な設備データ収集・分析システムを開発しました。

今回開発した技術は、KYB-IoTプラットフォーム※2を活用し、生産設備から生産性や品質に関するデータを収集し、データの傾向や異常なデータの有無を瞬時に可視化するシステムで、導入により生産ラインの改善活動にかかる時間が約50%低減した事例もあります。

当社は次世代の革新工場として生産性倍増、リードタイム半減、不良ゼロを目指しており、その実現に本システムは必須の技術となります。将来的には自社開発の強みである、柔軟性と拡張性の高さを活かして、社内の設計システムや品質管理システム等と連携しながら機能拡充を図ることで、設計から生産までのリードタイム短縮や製品のトレーサビリティ強化など、数多くの活用が見込まれています。今後も生産性向上や品質の安定に貢献するため更なる技術進化を続けていきます。

カヤバMES(Manufacturing Execution System)概略図

本システムを活用することで、生産状況の現状把握や改善の効果確認が瞬時に可能となり、より多くの時間を課題の原因追及や実作業に使うことができます。

カヤバMES(Manufacturing Execution System)概略図

※1 MES:Manufacturing Execution Systemの略、製造工程の把握・管理や作業者への指示・支援を行うシステム
※2 KYB-IoTプラットフォーム:クラウド上に構築したデータ活用基盤(技報64号 用語解説を参照)
      https://www.kyb.co.jp/technical_report/data/no64j/term_01.pdf

詳細は「カヤバ 技報 第64号」を参照ください。
https://www.kyb.co.jp/technical_report/data/no64j/01_technology_explanation.pdf

以上

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