株式会社 ジェイテクトのプレスリリース
株式会社ジェイテクトは、11月16日~18日にポートメッセなごやで開催される、日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2022」に出展いたします。
【出展コンセプト】
ジェイテクトは、主力製品である自動車部品、軸受、工作機械のみならず、さまざまな製品や地域に根差した事業活動を通じて、人々の幸福と豊かな社会づくりに貢献しています。本展示会では、「Life」「Environment」「Community」をキーワードに、ジェイテクトの製品や社会貢献活動を通じて、高齢化・労働人口の減少をはじめとした社会課題の解決に貢献する取り組みをご紹介します。
【主な出展製品・取り組み】
<Life 社会問題への取り組み>
◆パワーアシストスーツ「J-PAS fleairy(ジェイパス フレアリー)」
高齢化社会における介護作業の負担軽減に着目し、介護作業専用のパワーアシストスーツを開発しました。人の動きに調和し必要な時に必要な力をアシストするなど、大変使い勝手の良い仕様となっています。本製品は、「先進性・独自性」及び「ユーザー視点」が評価され、第10回ロボット大賞優秀賞(ビジネス・社会実装部門)を受賞いたしました。
ブース内にてご試着いただき、ベッド介助などの作業動作をご体験いただけます。
◆介助用車いす電動アシストユニット「軽e(かるいー)」
ジェイテクト開発の電動アシストユニットが、車いすの上り坂や長距離移動などで介助操作をアシストし、気軽な外出を促進します。在宅介護、老老介護世帯が増えていく中、軽eのアシスト機能が介助者ならびに被介助者のQOL向上に貢献します。
ブース内にて、アシスト機能による押し感の軽さなどをご体感いただけます。
<Environment 環境への取り組み>
◆地球にやさしい「水位計」
ジェイテクトの水位計は、長寿命・省電力で部品交換の必要がなく、エコで地球にやさしい仕様となっています。マンホール内での内水氾濫防止のための水位監視に使用されるなど、日本の安全安心なインフラを支えています。
◆電池界のスプリンター「リチウムイオンキャパシタ」
リチウムイオンキャパシタ(LIC)は、電池の中でも電気の出入り(放電・充電)がとても速く、出力密度に優れているという特長があります。ジェイテクトのLICは、独自技術により従来品の動作温度範囲を凌駕する-40~85℃を実現し、高い耐久性・安全性・信頼性を担保します。
自動車の補助電源や無人搬送車の駆動電源のみならず、風力発電など再生可能エネルギーの電力安定化にも寄与することが期待できます。
◆「食用コオロギ」の自動飼育と加工
世界的な人口増加により、近い将来のタンパク質不足が懸念されています。そうした中、ジェイテクトでは良質なタンパク質を有する食用コオロギの自動飼育と加工の実用化を研究しています。コオロギは家畜に比べて飼育時に必要な餌や水の量が少ないということに加え、排出する温室効果ガスも大きく抑制できます。ジェイテクトの自動化・IOE技術や品質管理技術を食用コオロギに生かすことで、効率的かつサステナブルなタンパク源創出に貢献します。
◆省エネに寄与する断熱材「スーパーモルダサーム®」
ジェイテクトのグループ会社である株式会社ジェイテクトサーモシステム(本社:奈良県天理市、社長:竹岡伸高)が断熱材を新開発しました。工業用熱処理時のエネルギーロスを改善し、CO2排出量の低減に貢献します。
<Community 地域への貢献>
◆地域と調和し「環境保全」に貢献
ジェイテクトは、生物多様性及び生態系の保護を目的に、「1工場1活動」として全国14の工場・事業所にて環境保全活動を行っており、ブース内ではその活動をパネルで紹介します。
その一例として、愛知県高浜市にある田戸岬工場のコアジサシの営巣地保全活動を紹介します。田戸岬工場では、2017年より西三河野鳥の会のご指導のもと、環境省レッドリスト絶滅危惧種二種に登録されている、渡り鳥であるコアジサシの営巣地保全活動を実施しています。
◆「スポーツ」を通じて社会・アスリートに貢献
ジェイテクトは、スポーツを通じて地域社会の振興支援や世界を目指すアスリートの応援を行っています。ブース内では、バレーボール、バドミントン、レスリングをはじめ、スポーツ振興と地域社会貢献の取り組みをパネルで紹介します。
◆「鬼ベアリング」がロードバイクユーザーの快適な走りに貢献
ジェイテクトは、ロードバイク用高性能セラミックボール軸受「ONI BEARINGTM(鬼ベアリング)」を開発しました。国内屈指のロードバイクレーシングチームMATRIX POWERTAG(マトリックスパワータグ)のレース車両にも採用され、選手からは「桁違いに軽い。特にコーナーの立ち上がりに軽快さがある」など好評を博しています。漕ぎ出しの軽さとホイール速度維持を実現し、趣味として楽しむロードバイクユーザーに嬉しさを提供します。
【小間番号】1D-102
【ご参考】
10月12日付プレスリリース「介護用パワーアシストスーツ J-PAS fleairy (ジェイパス フレアリー)が第10回ロボット大賞優秀賞(ビジネス・社会実装部門)を受賞」:
https://www.jtekt.co.jp/news/2022/221012.html
株式会社ジェイテクトサーモシステム Webサイト:
https://thermos.jtekt.co.jp/index.html
8月10日付プレスリリース「自転車用高性能軸受「鬼ベアリング」発売」:
https://www.jtekt.co.jp/news/2022/220810.html
2.1 2030年までに、飢餓を撲滅し、全ての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする。
2.2 5歳未満の子供の発育阻害や消耗性疾患について国際的に合意されたターゲットを2025年までに達成するなど、2030年までにあらゆる形態の栄養不良を解消し、若年女子、妊婦・授乳婦及び高齢者の栄養ニーズへの対処を行う。
3.8 全ての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保健サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を達成する。
4.7 2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。
6.5 2030年までに、国境を越えた適切な協力を含む、あらゆるレベルでの統合水資源管理を実施する。
7.2 2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。
7.3 2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。
13.3 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。
15.5 自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護し、また絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる。